第52話~勝利の先に
厨房係「最初はグーをやめることがポイント、でもそれだけでは勝率は単なる33%、で、いきなりジャンケンポンで出すのはパー、それにより50%近い勝率になる」
レジ係の店員「だ、か、ら、なんで?なんで?」
厨房係「いまこの電話で説明すると長くなるので~」
レジ係の店員「もう、わかったわ、でも、終わったらちゃんと解説してよっ!」
厨房係「はい、は~い」
二人は同じタイミングで受話器をおいた。
レジ係の店員は次の会計を待ってるお客様に遅くななったお詫びをした後、ジャンケンをはじめた。
レジ係の店員「それではお客様、もう時間もなくなってきましたので、最初はグーとかやめていきなりジャンケンしましょ~、ジャンっケンっポンっ」
厨房係(MC.Chubo)「さあ再開しましたジャンケン大会、実況は私厨房係がおとどけします。時間短縮のため、最初はグーをやめましたが、公明正大なジャンケンのルールにかわりはありません。ただいまの結果、レジ係はパー、お客様はグー、ということで、レジ係の勝利です~ お客様またのお越しをお待ちしてます」
その後、レジ係の店員とお客様のジャンケンは、確かに厨房係のいうように秘策2を施した後は5勝4敗になって、残るお客様は2名、センターフィールドとタロット占い師だった。
レジ係の店員は厨房係の言う通りになってよろこび、後2名とジャンケンしようと思ったが、てっきり並んでいると思った2名はいなかった。かといって席にもいなかった。
レジ係の店員はいやな予感がして、センターフィールドの床下をみたが、床下は元のとおり浮かんでいなかった。
ただひとついえることは、センターフィールドとタロット占い師がいないことだった。
~つづく~




