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第48話~秘策
厨房係はレジ係の店員の負けっぷりをモニターごしにみて、ほくそ笑みながらも、ちょっとだけ気の毒にも思い再びレジ係の店員に電話した。
レジ係の店員はまた電話がなり、しつこいとおもいながら、なりっぱなしの電話にでないのもお客様の耳障りになってしまいやむを得ず電話にでた。
厨房係「ハローご機嫌うるわしゅう?」
ちょっとでも励まそうと思ったが逆効果だった。
レジ係の店員「なに?」
厨房係「いやいや、ちょっと負けすぎじゃないかなと思ってさ」
厨房係はここで屈しては負けと思い強い口調と姿勢で応じた。
レジ係の店員「別に」素っ気なくこたえた。
厨房係「だって1000円の商品券を8人に配ってるからもう8000円だよっ、まだ何人かお客様残ってるから、お前のお財布大丈夫かと思って」
レジ係の店員「(少し沈黙をおき)別に。」
厨房係「秘策があるんだよ、最初はグーやめてごらん、だまされたと思って。そしてお前はパーをだして」
レジ係の店員「なにそれ」すこしだけ反応を返した。
厨房係「いいから、いいから、なっ!試して試して」
レジ係の店員「ふんっ」レジ係の店員はそういいはなって電話をきったが、背に腹はかえれないので、次のお客様から最初はグーをやめ、ジャンケンではパーを出してみることを試してみた。
~つづく~




