第145話~閉ざされた通信手段
タロット占い師は言葉を失った。そして自分のマイクの電源を切るしかなかった。
オーナー「もしもし、もしもし、あれ通じないな、壊れちゃたみたい、捨てちゃお」
実はセンターフィールドがワンやニャーなどを言ってるときに、さすがに気づいて、センターフィールドのつけていたヘッドフォンと胸元に隠していたマイクを無理矢理とりあげていた。そしてヘッドフォンを耳につけたところ、タロット占い師の声が聞こえてきたわけである。
オーナー「おっとこのまま捨てちゃうのはエコじゃないですね、リデュース、リサイクル、リユースと」
するとオーナーは、ヘッドフォンとマイクとその周辺機器を器用に、プラスチック、ビニール、金属などに分類できるくらいに細かく分解した。
プレゼンター(女子1)「すごい〜オーナーさん器用ですね〜そして地球に優しい〜」
オーナー「そうかい?ありがとっ」
女子2とセンターフィールドは茫然とそのやりとりを見るしかなかった。。
茫然としてるのはもう一人。
タロット占い師。
タロット占い師は、なにもできない自分が腹立たしかった。
そしてそのイライラを沈めるために水をのみほし、そのタイミングで、牛丼屋の店員が、牛丼を運んできた。
牛丼屋の店員「お待たせして申し訳ございません、牛丼大盛一丁〜」
元気よく発したあと、足早に戻っていった。が、タロット占い師が注文したサラダは、まだ運ばれてきていなかった。
タロット占い師「サラダくらい、ま、いいか、よくないのはあの子たちね、、どうしよう、、、、」
タロット占い師はため息をつき、そして、ひとまず牛丼を食べ始めた。
〜つづく〜




