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第138話~ブキミナエミ
女子2「ちょっと、あなた、なんで、、」
女子2は気持ちの整理などつくはずなかった。
それは女子1からのメールに「助けて」と書いてあったから、このカフェまで、なりふりかまわず走ってきたし、「助けて」と書いてあったから、その直前まで電話越しに恫喝されていたけれど、込み上げる怒りを抑えてきたのに。
店内放送の声「さて、プレゼンターは二つ封筒を持っておりますので、どちらかお好きな方を選んでお取りください。なかになにが入ってるか楽しみにしてくださいねぇ」
女子1は何の言葉を発することなく、ただただ満面の笑みで、二つ封筒を片方は右手、片方は左手で持って、女子2の選択を待った。
女子2「あの、助けてって何だったのっ?」
女子1はその問いかけには全く答えなかった。
ただただ、満面の笑みを続けるだけだった。
女子2はそれをかなり不気味に感じてた。
〜つづく〜




