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第135話~紅白
センターフィールド「さて、タロット占い師さんに連絡しますか」
女子2「ですよね、でもカフェの下にこんな空間があったんですね」
センターフィールド「うん、ただの排水溝ではないね」
センターフィールドは胸のポケットに隠したワイヤレスマイクに向かって話はじめた。
センターフィールド「タロット占い師さん、タロット占い師さん」
センターフィールドはわりと大きな声で問いかけた。
タロット占い師「(ヘッドフォンから聞こえる声)あんた、そんなおっきな声じゃなくても聞こえるわよ、それに排水溝んなかでそんな声だしたら、響くし、誰かにきかれちゃうわよ」
センターフィールド「すいません、、」
タロット占い師「で、様子はどう?」
センターフィールド「とくに、さっきと変わらないです」
女子2「センターフィールドさん、センターフィールドさんっ」
センターフィールド「え?」
女子2「あそこから、白い煙と赤い煙が」
女子2の指した指先の方向、排水溝の上部あらゆるところから、白い煙と赤、赤というよりは深紅の煙が、放出されはじめていた。
センターフィールド「まずいっ」
〜つづく〜




