第133話~漆黒の闇の中で
タロット占い師は、牛丼屋の店員が持ってきたお茶をすすりながら、カフェの中に入ってく二人を見守った。
女子2「あの、すいません、無理やりついてきていただいて」
センターフィールド「いえ、大丈夫、です」
女子2「あの方、強引ですよね、すいません」
センターフィールド「いえ、もうここまできたら、ちゃちゃっとやって、ちゃちゃっと帰りましょう」
女子2「ありがとうございます」
女子2はカフェの扉を開けた。
カフェはまだ停電しているみたいで、漆黒の闇が目の前にひろがっていた。
センターフィールド「ちょっと待ってください」
センターフィールドは鞄から、懐中電灯をとりだした。
カフェの中に一筋の光が走った。
さっきまで座っていた席を照らしたが、特に異常はなかった。
女子2「ひとまず音楽室いきますか?」
センターフィールド「うん、そうですね」
ヘッドフォン越しにノイズが交りながら、 声がきこえてきた。
タロット占い師「ちょっと待って待って」
センターフィールドは胸のポケットにこっそりつけたマイクにこっそり向かってささやいた。
センターフィールド「どうしたんです?」
タロット占い師「あんた、いまカフェんなか入った?
どこへいこうとしてる?」
センターフィールド「こちらの方が音楽室にいこうとしてます」
タロット占い師「(ヘッドフォン)あんた、バカ?そんなんもしほんとに行って罠に引っかかったら、カモがネギしょってくみたいなもんよっ!」
センターフィールド「はぁ」
タロット占い師「まずは、私達がみつけた排水溝にいきなさい、そこで作戦ねりましょう」
センターフィールド「あの床下に?」
タロット占い師「はやくはやく、店内カメラにうつらないうちに」
センターフィールド「あの、こっちきてください」
センターフィールドは女子2に問いかけた。
女子2「はい、でも暗くてみえないです。。」
センターフィールドは照れながらも、手を差しだし、女子2の手を握り、自分が座っていた席へ向かった。
〜つづく〜




