第12話~Preparation for Customer
タロット占い師は、店長が店員に呼びかけているシルエットが次第に小さくなっていくのをずっとみもっていた。
それと同時に、青春の淡い記憶が呼び起こされたことに、とまどいとそして少しの嬉しい気持ちをかんじていた。
そしてタロット占い師は席にもどり、オレンジ色に染まったタロットカードをみながら、つぶやいた。
タロット占い師「私もいろんな色にそまりすぎちゃったかな。。」
タロット占い師が物思いにふけっていた頃、、レジ係の店員は、まずは厨房のスタッフにオレンジペコと本日のケーキのセットを大至急用意するように伝えた。
レジ係の店員「。で、わかった?店長命令なんだから、早く用意して」
厨房係「うん、わかったけどさ、本日のケーキそんなに残ってなくて」
レジ係の店員「あんた、厨房係なんだから、なんとかしなさいよ!」
厨房係とレジ係の店員は、入店したのが同じ時期だったので、同期であるがゆえ、すごく仲良いときもあれば、時々喧嘩っぽくなったりもした。
レジ係の店員「私、スタジオにいかないといけないから、とにかく早くね、お願いね、ほらなにぼ~っとしてんの、早く早く」
レジ係の店員は、足早に厨房を後にして、スタジオへ向かった。
厨房係「スタジオ。。?」
厨房係は勢いに圧倒され、立ちつくしていた。そして本日のケーキをどうすればいいか頭を悩ませていた。
~つづく~




