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第116話~4文字の返信
女子2は、さっきまで怒っていた女子2からのメールが届いたことに驚いた。
そして、その中身にさらに驚いた。
女子2「たすけて、って、いったい?」
女子2は、自分を落ちつかせるため、言葉を発してみたが、携帯をもつ手は震えていた。
なにか返信しないといけないと思いながら、メールがよいのか、一刻を争うなら電話がよいのか、とかをいろいろ考えすぎて、行動に移せなかった。
それは普段の女子2の行動そのままだった。考えているうちに、事柄が終わってしまうことしばしばで、周囲から決断力のなさを指摘されることが多かった。
それでも、いまこの事態となっては、なにかをしないといけなかった。
そこで、せめてもと、携帯に打ち込んだ4 文字
は【1019】だった。
~つづく~




