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第115話~4文字のメール
女子2 はいまの状況こそ「どうしようもない」と思って街中を歩いていた。楽しそうに笑い声をあげている高校生、なかむつまじく手をつなぎ 歩く家族、不動産屋に貼ってある貸し出し中アパートの張り紙をみているカップル、すべてのことが、自分より幸せに見えて、やりきれない気持ちになっていた。
歩みを進めているうちに、ふと気になり出した。心配になりだした。女子1.とは、意見があわないこともあったし、つい先ほどのよに解散をいわれたし、通常であればこれ以上かかわらなくても良さそうだが、女子2は女子1の活発さによって、学んだこともたくさんあったし、自分の引き出しを開けてくれたことを感謝もしていた。
女子2は、もう一度電話してみようと、鞄から電話をとりだした。
メールの着信の表示が1件あった。
女子1からだった。
女子2はあわててそのメールをみた。
メールの中身をみて、
手が震えた。
心拍数が上がった。
メールにはたったの4 文字書いてあるだけだった。
【たすけて】
と。
~つづく~




