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始まりの終わりの始まりep2

カフェを出た僕らはジョイポリスに入ることにした。


アトラクション…まさに、距離を縮める最大のチャンス…入場券を買い入ると、お台場の海辺から連想できないような空間が広がっていた。


おー楽しそう…何に乗ろ…



最初に、小型ジェットコースターのようなのに乗った、彼女は非常に楽しんでいるように見えた。僕は酔った…

そう、僕は乗り物酔いしやすいのだった。


大丈夫ですか?


彼女の笑顔が今までとは違う笑顔に見えた。


お、これはチャンスだ!


僕は吐いてでもアトラクションに乗り続けることを決意した。

次に3Dの、画面でボート状の乗り物がひたすら揺れまくるアトラクションに乗ることになった。



叫んでみろぉー!大好きだー!


アトラクションでこんなことが、流れていた。


僕は小さく叫んだ。まぁ、気づかないくらい小さくね。

この時点で僕の酔いはピークに達していた。

彼女が気をきかせて椅子で休ませてくれた。


○○さん!電話からなんか聞こえますよ!


ごそごそと何か聞こえては来るのだが。確認はできない。直後風が噴射された。

呆気をとる僕に。彼女は爆笑していた。

笑顔が嬉しかった。

僕はバカで反対側の電話で再び騙された。


下にデカいハーフパイプのようなのが見えたのでそれに乗ることにした。

回る回る…点数を競いあうアトラクションなのだが、高得点をとればとるほど、ぐるぐる回るのだ。負けず嫌いな僕はひたすら高得点を目指し回りまくった。勿論酔った。

僕の酔いは極地に達していた。

もはや限界だったがいっそはいてしまえば楽になる。そう思いアトラクションに望む。


回る車のようなやつに乗るか、お化け屋敷か。

僕はお化け屋敷に入りたかったが、彼女は怖がりすぎてひきますよ?!と言う。

嫌がっていたので、車にした。大丈夫ですか?と彼女が言うなか並ぶのだが、並びがやたら長く、お化け屋敷に変更になる。

内心助かったと思った僕は情けない。


お化け屋敷の並びの最中も彼女は怖がっていた。


やっぱ怖い?


怖いです!歩けないかもしれません!


まぁじゃあ、緊急避難口あったらそこからでようか?


いよいよ順番が回ってきて僕たちの番だ。

説明を聞くと団体で入り、椅子に座って3Dサウンドで話を聞くと言うものだったが。彼女は泣いていた。

そして、出口はない。最早終わりを待つのみ…


そこのカップル怖いのはわかりますがくっつきすぎですよ


と係員がいう。彼女は泣き ながら腕にしがみついていた。動悸が始まるかと思うぐらい心臓が破裂しそうだった。

本当にドキドキした。


お化け屋敷が終わると彼女は泣いていた。


ごめんよ…


こちらこそごめんなさい!


こんな会話だったかな。



ジョイポリスを出て次に向かった先はヴィーナスフォート。まさにデートスポットといった感じのショッピングモールだ。


綺麗な噴水があった。

綺麗だね。いつもならその一言で終わる場面。僕は何故か写真撮ってあげるよと言っていた。その日の僕はどこかおかしかったのかもしれない。

携帯で写真を数枚撮り、道行く人に一緒に撮ってもらった。今までにかつてないことを僕はしていて、自分に対して驚いた。


噴水の見えるレストランで食事をしよう。

噴水からすぐのテラス席のある、レストランを指定。行った先は…奥の席…

仕方なく奥の席での食事。彼女がオムライスかオムスパゲティで迷っていたので二つ頼んだ。昼のティラミスとはうってかわって彼女は食べていた。美味しかった記憶がある。


食事も終わり僕らは観覧車に乗った。景色がきれいだった。照れ屋のせいで顔をろくに見れなかった。


このまま飲みにいきたかったが、彼女は未成年。ましてや、最初からあまりガツガツいきすぎたらよくないなと思った。


帰ろうか。


駅までの道でまだ帰りたくない気持ちが強くて駅手前の連絡通路の上で話すことにした。


あついねー


そんなどうしよもない言葉を何回も言った気がした。

雨が降ってきて、僕らは帰ることを余儀なくされた。




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