王国より愛をこめて3
あらすじを改変しました!
時系列がずれてて読みにくいっていうより、
そもそも前書きがなかったですね☆
あのあと、俺は城の中を案内され、寝室っぽいところに来ていた。
ギドラが俺に向き直る。
「今日からここが、お主の家じゃ。」
おぉ。なんていうか……。
「安心するぅ~。」
部屋はとても暖かな雰囲気だ。
ほんのりオレンジのような照明。
茶色がかった、白の壁。
木の椅子。
木のたんす。
あと……。
「もふもふベットぉおおあ!」
気持ちいい。
なんか家って感じがする。
「ハハハッ!気に入ったなら何よりだ!努力の甲斐あったというものよ。」
あいかわらずギドラは笑うの豪快だなぁ。
「貴様の昔の部屋を持って来たのだ。こう、担いでな。」
ひょいと持ち上げる仕草をするギドラ。
それにしても。
泣いちゃった。
恥ずかしい。
王様も泣いてたよな。
でも。
なんかうれしいな。
誰かが、僕のことを覚えてくれてるんだ。
うん。
役に、立ちたいな。
自然と、笑みがこぼれる。
いつの間にか、ギドラと大声で笑っていた。
そんな時だった。平穏が一瞬で崩れた。いい意味だけど。
コンコン。 扉の音。
ギドラが目を向けてくる
「入れ。」
「しつれいしま~す!私、ミラファっていいます!よろしくお願いします!」
えっ……。
笑顔……。
まぶしいっ。
ギドラがため息をつきながら紹介してくれる。
「まったく……。先に名乗るなと何度も言っているであろう。それにお前が専属になると決まったわけではないわ。 ……しょうがないのぉ。
うむ。こやつはミラファ。昔からお前の専属メイドになりたいと言っておったものだ。」
えー。ショタイメンだぞ。だめだろー。
「いーよぉ。かわいいしー。」
あ。逆だ。やべ。
てかなんで?専属メイドってどういうこと?
「やったぁあ!ありがとうございます!いっぱいがんばりますね!」
笑顔怖い。
後戻りさせて。後戻りしたい。
ちょ。ちょ。
「初対面だがいいのか?」
ぎどらぁあああ!
「よくないよくない!ほんとよくない笑顔こわいまって!」
ギドラが困った顔でこちらを見てくる。
「もう……。無駄みたいだぞ。」
「えっ。」
あれ?
なんか手とられて。
なんか書類。
サイン書かされてるぅうううあっ!
まずい止めなきゃ。
あでもこんな細い手絶対折れるし。痛い思いはさせたくな……ってああああああああ!
契約魔法陣!おわった。
「ああああああ!終わりだぁ!うわあああ!」
契約魔法陣が
すっ。
と消えて。
ミラファがにっこりわらった。
もうこいつのことにっこりって呼ぶ。決めた。
にっこりさん怖い。近寄らないで!
ぼふっ。
なんか抱き着かれた。
「それじゃあ、これからよろしくお願いしますね?旦那様?」
「へ?」
魔法陣が再び光って書類を吐き出す。
『婚姻証明書』
だまされた。
もうおわりだ。
ギドラが紙を拾って告げる。
「では。陛下に報告せねば。」
「ちょっとまったぁあ!」
今日も今日とて設定を吐き出していくマシーンとかします。
ミスリル銀。
ミスリルと古代の銀の合金。
物体を同一の場所に生成することができなければ、生成する事はまず不可能であり、固有能力『地殻変動』、およびその他の固有以上の能力が必要になる。
古銀、ミスリルは鍛冶師によって加工することができる。
魔素を含んでいる為にミスリルは溶けないが、鍛冶師の能力でミスリルを溶かす事自体は可能。
量が多いほど硬度が増す。
これは、周りの魔素を蓄えるミスリルと含まれている魔素の量によって魔素の影響を与えられやすくなる古銀の特性が合金になることにより量が多いほど含まれる魔素で自身の密度を上げる鉱物(生物)という分類になっているためである。
古銀、ミスリルは鍛冶師によって加工することができる。
小さなミスリル銀はとても柔らかく加工しやすい。が、大きさが人の身長程にもなると加工が不可能になる。
この鉱物を使った物として、 聖教の聖杯、アムスガルデの巨壁、ユーファニオンの鬼人の里の刀、王国の王冠、帝国の国宝『神器』「死なない世界」などが該当する。
――生成方法。
ミスリルと古銀を同一の形状に加工、その後固有以上の能力で空間を捻じ曲げミスリル銀という鉱物にするという解釈が正しい。
古代の存在しない王国では〘存在しない金属〙と呼ばれていた。
この時代の最も武を体現した者がこの金属で作られた武器を使っていたからである。
彼は存在した。しかし同時に、存在できなかった。真の意味で《武器を使う》事によって自然法則によって作られた物体である彼の《肉体》はミスリル銀で作られた武器を使うことを自然から許されなかった為である。
彼の記録があまり残っていないのは、ちょうど存在のゆらぎが『存在する』ほうに傾いた時にのみ王国に出没したからである。




