ミラファ・ミラ 大好きな君へ
ムックマーク!!評価!!PV!!
わたし、ミラファっ!!
ねこみみ獣人の、誰かのために生きるのが大好きなちっぽけな一人!
わたしっ!!特別な力があるの!!
だから、みんなよりもいっぱい人助けしたいし、みんなの気持ちに寄り添ってあげたい!
ーーーー固有能力《反転》
反転。
すべてを変えることができる。現実から一番離れた場所へ。使用者の思うがままに。
物質の力のエネルギーだけでなく、人々の心までも反転させる。
所有者の意向によらず、自身の魂、心までも反転させる。
所有者は常に周囲から疎まれ、悪魔と恐れられることになる。
ーーーーー
他人なんて。
心底どうだっていい。
自分も。
生まれてきた意味だって。
どうだっていい。
死にたい。
生まれてきた意味を感じない。
ありふれた暮らしが鬱陶しい。
そんな時だった。
あたしに力が発現したのは。
反転。なんて便利なんだろう。
今まであたしをいじめてきたやつらが、地べたにはいつくばってあたしに怯えてる。
そうだ。
この国を滅ぼしてやる。こんな国。あたしが。
そう思いながら、人気のないつい最近まで戦場だった場所、がれきの山から景色を眺める。
いい景色だ。あたしもこんな景色を作れるだろうか。
死体がそこら中に引きちぎられて捨てられている。
そんな世界を。
そんな時。
がれきの上から、
一人の男を見つけた。
『アームスガルド』。
この国の戦力だ。
数十年前に、仲間とともにやってきた、強き人。
あいつを、あたしの下にできたら。
この世界はあたしのものだ。
あたしのものにしてやる。
そう思って、近づいって言った。
「あたしのものにしてやる。」
意外。彼はこう言った。
「殺してくれ。」
あたしのものにならないなら、死ね!!
そんな気持ちだった。
あたしの気持ちなんて全部わかってる。そんな目が無性に気に食わなかった。
ーーー固有能力《反転》
生を、死に!!
「自動発動。魔導【反射】。起動。」
魔導で固有能力は防げない。この世の摂理だ。
だが、
その魔導はあたしの固有能力と互角だった。
辺りが突然、真っ暗になった。
ーーーーーその日、あたしは生まれ変わった。
全部、今までの考え方のどこがダメだったのかわかる。
あたし、死んだのか。
ーーーふっと。
辺りが明るくなって。
周りを見渡す。
隣には、かっこいい男の人が一人。
「ありがとう。助けてくれて。生きる理由をくれて。」
「うんっ!」
誰かに認められるのって、こんなにうれしい事だったんだ。
もっと。
もっともっと。
生きてみたい。
誰かのために。
この世界には、その価値がある気がした。
反転が当たって、
いままでの人格、記憶が都合のいいように改変された。ということです。
なので二人の記憶は、少しですが繋がっています。
アームスガルドが自殺して、それをミラファが反転で生き返らせたという記憶に上書きされています。




