龍滅
ブックマークと!、!評価と!!あなたの気持ちがッ!!
わたしは欲しい!!くれ!!!
突然ですが親ばれしそうです。ひろせかで検索できるようにします。泣きそうッ。なんでッ。
心の何処かでわかってたんだ。
分からないふりをして。
心のどこかに蓋をして。
心が壊れた先から《反転》する。
自然と、アームスガルドとは意見があった。
何か運命で繋がってるような気がして。
少しばかりの死にたさを抱いて、
わたしとあなたで旅をする。
この国の中で。
それが日常で
わたしの幸せ。
ちょうど、呪いが撒かれたような、そんな時代だった。
アームスガルド、つよいつよい、この国の守護者。
それだけに感染していく、死の祝福。
あなたの名前は龍滅。
少しも怖くない、優しくて大きな心の人。
そっとわたしを抱きしめてくれる、良い人。
でも、国の外には、たくさんの魔獣がいた。
この国に、アームスガルドはあなた一人。
誰も、助けになってくれなかったんだろう。
あなたのいる場所から、離れた場所で、どんどん人が死んでいく。
ーわたし、この人の戦いに寄り添ってあげたい。
そう思った。
今度は、心じゃなくて肉体。
反転を掛ける。
これは賭けだ。
あなたに寄り添えるかどうかの。
またあったら、そのときは、
その時は。
一緒に生きれたらいいな。
ーーふっと。
身体が浮いて。
浮いたような気がして。
長い長い。
眠りについた。
あなたと繋がっているような気がして、
時々目を覚ました。
真っ暗な世界だった。
寂しさは、あんまりなかった。
どこかで繋がっているって知っていたから。
あまり変わらない見た目と、
変わらない力。
生まれ変わった。
新しい人生だ。
新しい国に。
生まれた。
はじめ、誰も気づいてくれなかったけれど。
ここがどこかも、わからなかったけれど。
あなたをみつけた。
声をかけるには、あまりにも身分が違いすぎて。
そこからは、あなたの隣に立てるように、
まわりの皆の、役に立てるようにって。
ちょっとずつ。
ちょっとずつ。
この国が出来て、
人生のことが
分かり始めた頃に、
あなたはまた。
いなくなった。
きっと。
国王様のもとに帰ってくるはずだと思って、
城で働くことにした。
まわりから向けられた軽蔑の視線も、反転させて。
五年間。
必死に働き続けた。
この城で、ずっとあなたを待てるようになるまで。
やっと。
やっとやっとやっと。
帰ってきてくれた。
とてつもなく嬉しくて。
見た目も、声も変わっていたけれど。
その背中は同じ景色で。
思わず、声を出して束縛したくなった。
一生ずっといっしょ!
えがおが止まらない。
あなたの前では。もう悲しい顔なんて見せないから。
期待しててね。
ずっと守ってみせるから。
龍滅の武士。
わたしの最愛の人。
わたしの。
お父さんの仇。
じっと。見つめてみる。
あ、慌てたな。
「まぁ。そういうわけで、俺たちは運命な訳なんだが。」
膝の上に乗るミラファ。もとい猫耳を撫でながら、ギドラに言ってやる。
「なぁ〜?」
「うんっ!」
ため息。
「蜜月なのは良いが、公衆の前では控えてくれ。」
「王!どうしたんだ?」
そんなため息ついてたら寿命縮むぞ。
「どうしたもこうしたも無いだろう。
……それにしても、その猫耳。私に全く敬意がないと思ったら。そういうわけだったか。
アームスガルド。お前も女を誑かすのは控えておけよ。」
目が細いなぁ。
「てか誑かして無いし。運命ですぅ~!」
「わしを無視しないで欲しいんじゃが……。」
可哀想な目をするギドラ。
「アームスガルドが記憶を取り戻したのも……、そこの猫耳を城に入れたのも……、全部わしなのにぃ゙……っ!
ぅ゙っ…。」
「こればっかりはしょうがないよ。」
「しょうがないよねっ!」
「さて、記憶も取り戻した事だし。行ってもらいたい場所がある。」
「わしの事はぁ……」
ーーー王が、地図を床に地図を広げる。
取り出した時に、ん?取り出した?
今詠唱してなかったよな?魔法か?
魔法何て使えるのは…
「ここだ。」
一息ついて王が話し出す。
「遥か東にある帝国で、聖女が誕生したようだ。詮索魔導士から知らせが入った。」
なるほど。
「用は、その聖女とやらと一緒にそこにいけば良いんだな?」
「いや。ちがう。聖女はまだ子供で、そんな事は出来ない。」
「それじゃ、この島はどっちにある?」
そうだよな。ギドラ。
まじで何のための聖女だよ。
「聖女は、いずれエルフの国へ行く。その時に私達が案内できるようにする。」
「は?」
どういう事だよ。
「聖女が誕生した帝国は、あまりにも強い。これから世界の覇権を握るだろう。その時、得になると思わないか?」
「それは分かる。だか、問題はそっちじゃない。」
「何だ?」
「この地図。縮尺は?」
ーーーーー。
沈黙。
地図。
おそらく予言系の魔導士が魔導で書き出したであろうそれは、国の国境どころか、山や建築物さえ書かれていなかった。
長く続く海岸線。
湖のような中に、ぽつりと浮かぶ一つの島。
私がまだアームスガルドの一族の中で育った子供の時の。
昔話で聞く。
遥か北のエルフの島。世界樹の生える唯一の魔法の原産地。
遥か北だ。
「何年かかる?エルフの国に着くまでに。」
「ここから帝国までの、5倍ほど……だそうだ。」
「帝国の場所は?」
「東。とても東だと言っていた。」
東か。……俺の来た方向だ。
もっと東には高い山脈があった。むかし気になって、魔導で向こうを見れなかったから、帝国があるとしてもそこだ。
「俺は。
ここに来るまでに300年ほどかかっている。直線ではなく蛇行や定住、逆走、湖から海の端までくまなく探してこの国の前身となる国を見つけている。それが何を意味するか、分かるか?」
王が何かに気づいたように顔を暗くする。
「つまり、遠いと。果てしなく。」
「そうだ。」
俺はまじめな話をしている。
にっこりさんを撫でながらでも話はきちんと。
にっこりさんかわいい。
「その状態で言われても説得力がな」
いわないでくれ
だめーじが。
「そんな距離を渡れる船。移動手段。食料。この国にはない。」
当たり前だ。できたばかりの国だ。
五年といっても、俺からすればアリと同類。いつでもつぶせる。
俺とギドラは顔を見合わせる。
「不可能だな。」
意訳(面倒くさそうだからわしは行かん)
「そうだな。」
意訳(俺もイヤ、もうこの話終わらせよう)
「お前らの先祖の墓掘り起こして国葬するぞ」
意訳(行かないならミラファぶち殺すぞ)
うん。
たしかにフツウナラムリダ!
だが、ここには俺ガイル。
「俺とギドラ、ミラファだけで行くなら行けるぞ。」
そう。魔導【収納】は所有者の体内最大魔力量によって決定される。
億越えなんで( ´∀` )
食料とか物資とかも余裕よ。
黙っといてくださんせ。
「それに、わざわざ歩かなくていいように浮遊できるしな。」
「「「は?」」」
ぼく我慢できない悪い子なのでネタバレします。
ミラファはアームスガルドが殺したドラゴンの子どもです。
なので固有能力があります。
凡人にあるわけないです。




