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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第85話:パーティー登録①

 現在、俺達は冒険者ギルドに向かっている。


 冒険者ギルドに向かっているメンバーは俺、ティアーナ、セレーネ、オリヴィア、ロゼだ。


 スライムは宿屋で留守番をしている。


 俺とロゼが前を歩いてティアーナ、セレーネ、オリヴィアは俺とロゼの二~三歩後ろを歩いている。


 現在は朝な事もあり人通りが夜よりでは無いが、多いい。


 それによって俺達を見てくる人達が、かなりの人数居る。



 そのせいで、ロゼが少し怖がっていると思う。何故なら俺とロゼは手を繋いで冒険者ギルドに向かっているのだが、ロゼがギュッと強く俺の手を握っているからだ。


 ロゼ以外は大して気にして居ない。


 まだ、朝食を食べていないのでお腹が減っているので、腹ごなしに近くにあった屋台で串肉を人数分買って腹ごなしをする。


 串肉を手に持ち歩きながら串肉を食べる。すると、やはりと言うべきか。ガラの悪い数人の男が近ずいて来るのが見えてしまった。だが、そのガラの悪い数人の男の服は周りに居る人達よりもかなり良い服を着ている。


 はぁー。また絡まれるのか。


 そう思ってしまう。そして、ため息が自然と出てしまった。


「はぁー」


 俺がため息をしたことに気がついたオリヴィアが話しかけて来る。


「どうかしたのか? 主よ」


「また面倒な事になりそうだなと思ってな」


 俺がそう言い近ずいて来るガラの悪い数人の男の方を向く。


 すると、オリヴィアも気が付いたようで納得した顔になる。勿論、ティアーナとセレーネもだ。


 ロゼは分かっていないのか俺に顔を向けて首を傾げている。


 俺は首を傾げているロゼを見て可愛いと思い自然とロゼの頭を優しく撫でていた。


 すると、近ずいて来ていたガラの悪い数人の男が声をかけてくる。


「なぁ、そこのお前ら」


 ティアーナ達は無視をするようで、何も答えない。


「おい! 聞いているのか!」


 ティアーナ達はやはり何も答えない。


 すると、声を掛けてきた男とは別の男が口を開く。


「おい! アニキを無視してんじゃ、ねぇー!」


 ティアーナが面倒くさそうに口を開く。


「私達のことですか?」


 ティアーナがそう言うとアニキと言われた男が口を開く。


「そうだ」


 男がそう言うとティアーナが口を開く。


「何か御用ですか?」


「俺達に着いてこい」


「お断りさせて頂きます」


 ティアーナはそう言いつい見惚れてしまう程綺麗なお辞儀をする。


 男達は一瞬だ見惚れていた。勿論、周りに居る人達もだ。


 アニキと言われた男が、ティアーナに見惚れた後、すぐに口を開く。


「ふざけるなよ? 俺がついて来いって言ってるんだから、着いてくるのが当たり前なんだよ!」


 男が言い終わるとすぐにティアーナが口を開く。


「それでも、お断りさせて頂きます」


 ティアーナはそう言いまたもや、つい見惚れてしまう程綺麗なお辞儀をする。


 やはり、男達は見惚れてしまうが、それは一瞬だけだった。


 アニキと言われた男がティアーナに見惚れた後、顔を真っ赤にさせて怒鳴り散らすように言う。


「ふざけるなよ! 俺は貴族だぞ! 俺がついて来いと言ったら着いてくるんだよ! お前らそいつらを捕まえろ!」


 そう言うと数人の男がティアーナ達を捕まえるべく動き出す。


 うわぁー、やっばり、面倒くさそうになったな。さてどうするかな。


 どうするか考えているとオリヴィアが俺とロゼの数歩前に出る。


 すると、男がやっと分かったかと言う表情になり口を開く。


「ふっ、ついてくる気になったか。いい心掛けだ。後でたっぷりと可愛がってやる」


 男はそう言いオリヴィアに手を伸ばす。


 だが、オリヴィアは身体をずらし男の手を避ける。


 男はオリヴィアが避けた事によって手を引っ込め、オリヴィアを睨む。


 すると、男は怒鳴るようにして言う。


「何の真似だ!」


 オリヴィアは男を汚い物でも見るような目で見て口を開く。


「貴様なんかに触られたくなかったものでな。つい避けてしまった」


「ふ、ふざけるなよ!」


 男がそう叫ぶように言った後、周りに居た男の取り巻きだと思われる男達を見る。


 すると、男の取り巻きだと思われる男達は軽く頷きオリヴィアに少しずつ近ずいて行く。


 オリヴィアは男達が近ずいてくるのを見た後に俺を見てくる。多分だが、オリヴィアは男達を倒していいのか? という意思を込めているのだと思い。俺はいいぞという意志を込めて首を縦に降る。


 どうやらあっていたようで、オリヴィアは少しずつ近ずいてくる男達を睨みつける。すると、男達は一歩だが、後ろに後ずさってしまったが、すぐにオリヴィアに向かっていく。


 オリヴィアは向かって来る男達に全く動揺せずに居る。


 オリヴィアってこう言うの慣れているのかな?


 そんな事を思った時だった。オリヴィアが一瞬で男達に近ずき一人の男の腹を蹴る。


 だが、男は数歩後ずさっただけで耐えて見せた。


 マジか! オリヴィアの攻撃を耐えたって事はなかなかやるなあの男。何せオリヴィアの靴と言うかブーツ? だと思うが、まぁ、騎士がつけてる鉄で出来たブーツ見ないなやつだ。


 膝まであるブーツ? は鉄だと思う素材出てきている。だから、オリヴィアの蹴りは鉄で殴られているようなものだと俺は思うからだ。


 オリヴィアが男を蹴った瞬間に他の男達が、一斉にオリヴィアに殴り掛かる。オリヴィアも男達も流石に腰に下げている剣は抜かないようだ。


 オリヴィアは殴り掛かってくる男達を上手くさばいているが、攻撃は出来ていないようだ。


 不味いな。オリヴィアがおされている。一体一ならオリヴィアなら余裕まではいかないものの倒せると思うが、四人を相手にするのは流石にキツよいよだ。


 すると、ティアーナとセレーネがオリヴィアの加勢に向かう。


 ティアーナとセレーネが加勢した事によってオリヴィアが反撃に出る。


 すると、瞬く間に男達を倒して行く。


 そして、最後の一人を倒し終わるとティアーナ、セレーネ、オリヴィアは元いた位置に戻って来る。


 残ったのは貴族だとほざいていた男とその男をアニキと言っていた男だ。


 まさかとは思うが、あの二人は兄弟なのか? まぁ、いいか。さてと、どうするかな。今問題を起こすと面倒くさいからな。あっ、でももう既に問題を起こしているか。でも、こいつは貴族みたいだからな。もう一人の方も貴族の可能性が高いしな。オークションが終わった後だったら気絶はさせたんだがな。


 そんな事を思い俺は歩い出す。


 すると、ティアーナ達も俺に着いてくる。


 俺達は二人の男の横を通りすぎる。


 その後は何事も無く冒険者ギルドに着くことが出来た。


 俺達は冒険者ギルドに着くと俺とオリヴィアは依頼ボードに向かいティアーナ、セレーネ、ロゼは受付に並ぶ。


 今日は何だか忙しそうだな。とギルド職員を見て思う。


 忙しそうだなと思ったのも一瞬だけで、依頼ボードに向いたので依頼ボードにどんな依頼があるかを見る。


 今日、受ける予定の依頼は王都内で受けられる依頼を受けるつもりでいるためオリヴィアと別れて探している。


 そう言えば、オリヴィアって冒険者登録してなかったよな? もししてなかったらついでにオリヴィアの冒険者登録をするか。


 そう思った後、良さそうな依頼がないか探すのに集中する。


 ふむ、ふむ。良さそうな依頼が無いな。


 ほとんど討伐依頼か護衛依頼か採取依頼だな。王都内で出来る依頼は極僅かしかない。


 それに、極僅かしかない王都内での依頼も貴族や金持ちなどの指南役とかだ。


 まぁ、俺が見ている依頼は依頼ボードに貼られている依頼の半分くらいだからな。オリヴィアが良い依頼を見つけて来てくれるだろう。


 そうオリヴィアに期待をしていると後ろから話しかけられる。


「主! 良さそうな依頼を見つけたぞ!」


 俺が振り返るとオリヴィアが嬉しそうに依頼書を持っていた。


「良さそうな依頼ってどんな依頼だ」


「これを見てくれ!」


 オリヴィアが依頼書を渡してくるので、依頼書を受け取り依頼内容を確認する。


 なに、なに。古くなった倉庫の取り潰しか。しかも、報酬がかなり高く金貨1枚だ。だが、今日から三日以内と書かれている。


 倉庫の大きさが分からないとなんとも言えんな。まぁ、いいか。この依頼を受けることにするか。


「良くやったぞ、オリヴィア。早速、この依頼を受けに行くぞ」


 そういい俺は顔馴染みの受付嬢さんが受付をしている列に並ぶ。


「あ、そうだ。忘れる所だった。なぁ、オリヴィア」


「なんだ? 主」


「オリヴィアって冒険者登録してないよな?」


「そうだな。確かにしていないな」


「だからオリヴィア。冒険者登録する気はあるか?」


 オリヴィアは一瞬だけ考えて口を開く。


「冒険者登録はいずれしようと思っていたからな。私も冒険者登録をしよう」


「そうだったのか。ちょうど良かったな」


「あぁ、そうだな」


 それから、少しして俺達の順番が回って来た。


「次の方どうぞ!」


 受付嬢さんがそう言ったので受付の前に立つ。


「あっ! 白夜様。ちょうど良かったです。ギルドマスターから、そろそろ、パーティー登録をして欲しいと言われましたのでパーティー登録しませんか? あっ、ティアーナさんとセレーネさんには了承済みです」


 ティアーナとセレーネが了承済みならいいか。


「分かりました。パーティー登録をしますが、その前にオリヴィアを冒険者登録したいのですが」


「そちらの女性ですか?」


「はい。そうです」


「では、こちらを記入して下さい」


 受付嬢さんに書類とペンを渡されオリヴィアは俺の横で書いていく。


「では、白夜様はこちらを記入して下さい」


 俺が渡されたのはパーティー申請をする為の書類を渡されたが、俺は字が書けないので困っていると受付嬢さんが口を開く。


「白夜様は字が書けないのですか?」


「お恥ずかしながら」


「珍しくありませんよ。私が代筆をしたいのですが、パーティー申請の書類はギルド職員は代筆が出来ませんのでオリヴィアさんにお願いしましょう」


「そうですね」


 オリヴィアが書き終わるのを待つ。


 すこししてオリヴィアが書き終わり書類を受付嬢さんに渡す。


「では、少しお待ち下さい」


 受付嬢さんはそう言いオリヴィアが書いた書類を持って奥に向かった。


 少しして、ギルドカードを持った受付嬢さんが帰ってくる。


「こちらがギルドカードになります」


 そう言い受付嬢さんはギルドカードをオリヴィアに渡す。


「オリヴィアさん。説明は必要ですか?」


「大丈夫だ」


「分かりました」


「オリヴィア。俺の代わりにこれを書いてくれ」


「はっ!」


 俺はオリヴィアにパーティー申請の書類を渡す。


 オリヴィアはすぐに、書き始めたがすぐに、話しかけて来る。


「主」


「なんだ?」


「パーティー名はどうすればいい?」


 オリヴィアにそう聞かれた。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。


アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。


この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えてく貰えれば嬉しいです。

これからもこの作品をよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 冒険者登録の時にも思ったのですが、異世界言語のスキル説明だと言葉を理解し文字も書けるはずでは?
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