第49話:緊急依頼⑮
今、数匹程度の魔物が攻めてきても大丈夫だと思うけど数百匹を超える魔物が今、攻めてきたらかなりまずいことになる。もしダンジョンマスター見たいな存在がもしも居るのならば今この部屋に大量の魔物をこの部屋に集めると思う。少なくとも俺ならそうする。
俺は周りの警戒をする。今の所は近くに魔物だと思われる存在は居ない。
万が一の為にいつでも戦えるように準備をしておくか。俺はそう思い腕輪から鞘に収まっている二振りの刀を出し腰に付ける。
これからどうするかな。魔物が来るかもしれないかも知れないと言うだけだからな。ギルドマスターとかに、言ったら大騒ぎになりそうだしこのまま黙っておくか。
もし何かあった時の為にティアーナ達の近くに居ることにしたのでティアーナ達が座り込んでいる近くに行く。
「白夜様、どうかしたのですか?」
どうする。ティアーナ達に本当の事を言うかでも魔物が来るかもしれないなんて言ったらゆっくり休められそうに無いけどもし魔物が来た時にティアーナ達がパニックになったりしたら大変だから言っておくか。
「実はなもしかしたらこの部屋に大量の魔物が来るかもしれないんだ。あ、一応言っておくけどこれは、俺の予想だからな」
俺がこの部屋に大量の魔物が来るかもしれないと言った瞬間ティアーナ達の顔色が悪くなったが俺の予想ではある事を伝えるとホットしたようだ。
「白夜様、何故そう思うのですか?」
「もしダンジョンにはダンジョンを管理する者が居たとしたら今ここに居る人達はかなり油断しているし殆どの人が何かしらの怪我をしている。もし俺がダンジョンを管理していたら狙うとしたら今だと思っただけだよ」
俺の話を聞いて3人共黙り込んでしまい何か考えているようだ。
しばらくしてティアーナ達が何やらコソコソと話し始めしばらく話が纏まったのか俺に話しかけて来る。
「白夜様が言っている事は多分ですがあっていると思います。実際にダンジョンを管理している者が居る可能性がかなり高いと言われていますので白夜様が言っていたことが起こる可能性が高いと思います。それで白夜様はこれからどうするんですか?」
「ギルドマスターや冒険者達にこの事を言ったら大騒ぎになると思うんだよ。それに、もし魔物が来なかったら面倒な事になりそうだから俺達だけ大量の魔物が来ても良いように準備をしておくように。あ、でもちゃんと休んどけよ」
「はっ!」
「「分かりました!!」」
準備をすると言っても特にやる事は無いのだから。実際に、魔物が来た時の心構えぐらいしかすることが無い。
ティアーナ達は周りに意識を向けていながらも言い付け通りに休憩をしている。傍から見たら普通に、休憩をしているよに見えるがちゃんと周りに意識を向け自分の武器いつでも抜けるようにしている。
白夜はそれを見て慣れって凄いなオリヴィアなら分かるがティアーナとセレーネも周りに分からないように周りに意識を向けている。本当、慣れって怖いな。
さてと俺はどうするかな? はっきり言ってする事が無いしそれに、休憩をする必要も無い。刀をいつでも抜けるようにしているけど暇だ。また暇に、なってしまった。少し前まで地竜と戦って居たから暇じゃあ無かったけどそれに、楽しかった。あ、でも紅蓮乱舞を使う時に詠唱をするけどその時にかなり恥ずかしかった。早く無詠唱で紅蓮乱舞を使えるようになりたい。はっきり言ってまた詠唱をするのはゴメンだ。
そう言えば魔法使いって良くあの恥ずかしい詠唱出来るよな。ま、俺がこう思うのは仕方ないか。それに、この世界の人はあれが当たり前のようなものなんだし。
あれから少し経つけど魔物が来る気配が無い。それに、怪我をした冒険者達の殆どが最低限の回復が終わっており戦えないまでも歩けれる程まで回復している。もう少ししたらダンジョンを出る為に移動をし始めるようだ。実際にダンジョンを出る準備を元気な冒険者がしている。
俺達は今、食事をしているのだが、俺が腕輪からできたての食べ物を出した時に冒険者達がこちらに顔を向けて来た。それに、食べている今もこちらに、何人もの冒険者が見てくる。はっきり言って食べずらい。ティアーナ達も食べずらそうにしている。
本当は冒険者達にも分けてやりたいのだが、腕輪中には大体、40人分くらいの食べ物しか入っていない。改めて思うと40人分くらいの食べ物を腕輪に入れていたのか。
俺達は食事を終わらせ魔物達の警戒に専念する。勿論、食事をしている時も警戒はしっかりしていたのだが。
来ないな、魔物。ん? そう言えば可笑しくないかいくら地竜がここに居たからと言ってこれまでの1匹も魔物が来ていない。しかもここに、数時間は居るのだ冒険者達が魔物を倒しまくったからと言ってここまで魔物が来ないのはおかしいと思う。
まさか! 魔物を集めて一気にここを攻めるつもりなのか! 予想では地竜を倒し終わって少しして魔物の大群が来ると思っていたけど今まで1匹もしていないということは、今も魔物を何処かに集めて一気にここを攻めてくるのか。
もし俺が思っていることが事実なら予想以上の魔物が攻めてくることになる。今すぐギルドマスターに行った方がいいな!
そんな事を思ってギルドマスターの所に行こうとしていると少し離れたところに魔物の気配を感じた。それもかなりの数の魔物の気配を。
俺は内心で舌打ちをする。
それに、今も次々に魔物の数が増えて行っている。この部屋の出入り口は2箇所しかないその2箇所の出入り口から少し離れた所から魔物の気配を感じるのだはっきり言って確実に戦わないといけない。
距離から見ると大体、ここに来るまでに1時間掛かるか掛からないかぐらいなのだ。その理由は魔物の移動速度が遅いからである。何故遅いかは分からない。
ティアーナ達も魔物の存在に気がついていたようで立ち上がり万全の状態で魔物と戦うために自分の武器のチェックをしている。
ティアーナ達が武器のチェックを初めてすぐに、冒険者の何人かが魔物の気配を感じたようで周りにいる冒険者達に伝えている。
ギルドマスターも魔物の気配を感じたようで顔が悪くなりながらも周りに指示を出している。
俺達は武器のチェックをしていた。俺の刀はチェック来る必要が無いので準備運動をしていたら騎士の1人が俺たちの方に向かって走ってきた。
「白夜様、でしょうか?」
「はい、そうですけど。何か?」
「ギルドマスターがお呼びです。付いてきてください」
「分かりました。ですが3人共連れて行っていいですか?」
「構いません」
俺達は騎士について行くと周りのテントよりも数倍は大きいテントの前に連れていかれた。
「白夜様を連れて来ました」
「入れ」
俺がまず入り次にティアーナ達が俺に続きはいった。
テントに入ると騎士と冒険者が何人もいた。奥には、ギルドマスターとほかの騎士よりも装備がいい騎士が座っている。
俺達が入ると皆、一斉に視線を向けてくる。俺とオリヴィアは動じなかったが、ティアーナとセレーネはビックっとしている。
「白夜君、そこの席に座りたまえ」
「分かりました」
俺はギルドマスターに言われた席に座る。ティアーナ達は俺の後ろに立っている。
「もう知っている者もいるとは思うが。今回、皆を集めたのはもう少ししたら魔物の大群がここにやって来るからだ!」
ギルドマスターがそう言うとテント内の空気が変わったような気がする。
第50話から少し長くしてみることにします。なので次の投稿に1日~2日長くなるかも知れません。
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