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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第47話:緊急依頼⑬

「主、これからどうしますか?」


 どうするかな。あの地竜にどうやったら勝てるんだ? 1回受止めただけで手足の骨が折れかけてかなり痛かったしな。


 ティアーナ達が地竜の攻撃を一撃でも喰らったら多分だが、即死か運が良くてかろうじて生きているかだろうか。少なくともティアーナとセレーネは地竜と戦わせる訳にはいかないな。オリヴィアも出来れば戦って欲しくないけどオリヴィアなら何とか地竜と戦えると思う。でも地竜の攻撃を一撃でも喰らったら即死する可能性がかなり高いから出来るだけ回避に専念してもらうか。


「そうだな。さっき受け止めた感じからするとティアーナ達が一度でもまともに攻撃を喰らえば即死の可能性が非常に高いと思う。出来れば後ろから魔法で攻撃をして欲しい」


「主! 私は前衛で戦います!」


「白夜様! 私も前衛で戦いたいです!」


「ご主人様! 私も前衛がいいです!」


 てっきり、少しぐらい間が空いてから言ってくると思ってたけどすぐに、言ってくるとは思わなかったのでビックリしてしまった。


 どうしたものかな。流石に地竜と戦わせる訳にはいかない。うん? ちょっと待てよ。そう言えばティアーナとセレーネが俺の眷属になった時に俺と同じ【再生】スキルを獲得していたな。と言うことは地竜と戦っても大丈夫なのか? でもオリヴィアは俺の眷属にしていないから【再生】スキルを持っていないからな。どうしたものか。オリヴィアには回避を優先して貰えば大丈夫か。


「はぁー、分かった。たが、回避を優先すること怪我をしたら無理せずに下がること俺の言う事を絶対に聞くことを守ってくれ。これは、絶対にだ!」


「分かりました! 白夜様」


「はい! ご主人様!」


「承知した!」


 ティアーナ達が自分の武器を地竜に向けて構える。俺も腕輪から鞘に収まっている二振りの刀を出し左右の腰に付ける。


 そして、俺は地竜に向けて走り出す。ティアーナ達も俺に続き地竜に向けて走り出す。


 走り出し地竜に近ずきアニメや漫画で良くある抜刀の構えをして一瞬で鞘から黒色の刀を抜き左前脚に向けて抜刀をする。


 黒色の刀が左前脚に深い切り傷をつけることに成功した。左前脚からかなりの血液が溢れ出てくる。だが、地竜からすると少し深い切り傷でしか無い傷だ。


 地竜が咆哮を上げる。


「GYUAAAAAaaa!!」


 地竜が俺に鋭い視線を向けて口を開ける。そして、地竜がブレスを吐く。


 俺はてっきり前足で攻撃をして来ると思っていたせいで少し回避が遅れてしまう。ティアーナ達はいつでも回避を出来るようにしていたお陰で回避に成功している。


 俺の背中にブレスが直撃した。


 あれ? 全然暑くないぞ? あ、そうかこのローブって神器だから多分だが、ブレスが効かなかったのか。でも衝撃は伝わって来て少しだけ吹き飛ばされてしまう。


 吹き飛ばされたが、すぐに立ち上がる。


 ティアーナ達は心配そうにこちらを見てくる。


 暑くは無いが痛かったな。


 俺は立ち上がってすぐに火槍を5本作り出し地竜に向けて放つ。


 白夜の火槍は普通の魔法使いが作り出す火槍よりも魔力が数倍は込められているのでそのぶん威力がかなり上がっている。その火槍が地竜に向けて飛んでいく。


 地竜は予想をしていなかったのか火槍を避ける事が出来なかった。


 放たれた火槍は地竜の顔に直撃し地竜が咆哮を上げる。


「GYUAAAAAaaa!!」


 ティアーナ達は俺が無事な事が分かるとすぐに、地竜に向けて攻撃をし始めるのだが、いつもと3人共違う気がする。


 ティアーナはレイピアで地竜の足に向けて連続で突き刺す。だが、ティアーナの攻撃は鱗に傷を付けるだけだ。ティアーナのレイピアは普通のレイピアよりも少し良いだけでしか無いので地竜の鱗を貫通させることは出来ない。


 ティアーナが何度かレイピアで攻撃をして攻撃が効かないことが分かると少し下がり光属性魔法で光の玉を作り出し地竜に向けて放っている。


 セレーネは剣で地竜の足を攻撃をしているようだ。セレーネの剣はかなりいい剣なだけあり地竜の鱗を切り裂く事に成功している。だが、剣が一撃毎に刃こぼれをしている。


 オリヴィアは剣で足を攻撃をしていたりジャンプして身体を攻撃をしているようだ。それに、上手く攻撃をしているようで剣が少ししか刃こぼれをしていないようだ。だが、一撃毎に少しだが刃こぼれをしている。稀にだが、火属性魔法を使い火玉を作り出し放っている。


 ティアーナ達を見た後、俺は鞘から刀を抜き鞘を腕輪にしまい地竜に近付き刀で攻撃をする。流石に神器だけの事はあり地竜に傷を付けている。


 しばらくの間攻撃を繰り返した頃にギルドマスターから下がるように言われたので地竜と戦って居た冒険者達が地竜から離れて行くので俺やティアーナ達も地竜から離れる。


 地竜から皆、ある程度の離れてからギルドマスターが魔法使い達に指示を出し魔法使い達が一斉に魔法を放つ。


 放たれた魔法の殆どが地竜に直撃すると思われたが、地竜に向けて放たれた魔法に向かってブレスを放つそれによって魔法はブレスによって魔法の殆どが相殺される。だが、魔法の殆どをブレスによって相殺されたが魔法の数個は地竜に直撃したが少ししかダメージが無いように見える。


 再度冒険者達が地竜に攻撃を仕掛けだしたので俺達も地竜に攻撃を始めた。


 地竜と戦っていて分かったのだが、殆どの冒険者の攻撃が鱗に守られて効いていない。Aランク冒険者だと思われる人達の攻撃かBランク冒険者数人の攻撃ぐらいしか地竜には効いていないと思われる。何せ他の冒険者達の攻撃は鱗に防がれて地竜には効いていないと思われる。


 だが、魔法は効いているように思える。特に火属性魔法の攻撃が1番効いている。実際にオリヴィアは剣を止めて少し後ろに下がり火属性魔法を使い攻撃をしている。


 俺は刀で攻撃をしながら偶に火槍や火玉で攻撃をしている。俺の予想では有るがもしゲーム見たいにHPが有るならば4分の1ぐらいしか削れていない気がする。それに、少しずつ地竜の傷が治っていっている。


 俺は一度下がりこれからどうするか考える。一度下がったが火槍と火玉を作り出し地竜に向けて放っている。


 この地竜どうするかな? このままだと倒せそうにないにこのままだと全滅も有り得る。マジで地竜強いな。どうやったら倒せるんだ? ま、一つだけ地竜を倒せる可能性が有るのが有るんだけど出来ればやりたく無い。あ、また1人冒険者が地竜に吹き飛ばされた。そろそろ俺も前に出て戦うか。


 俺は火槍を数本作り出し地竜向けて放った後、火槍を追い掛けるようにして地竜に向かって走り出す。


 地竜に俺が放った火槍が直撃したが余り攻撃が効いていないようだ。


 俺は地竜に近ずき前足に向けて刀で攻撃をする。地竜には刀で付いた傷が残るが地竜からすれば少し深い傷でしか無い。


 その後も何度も地竜に刀を振るい攻撃をするのだが、少し深い切り傷は出来るのだが、致命傷にはならない。俺は少し深い切り傷をいくつも作ることにより少しでも多く地竜にダメージを与えていくのだが、少しずつだが、傷が治っていっている。


 このままだと全滅するな。こうしている間にも冒険者が怪我を負い後ろに下がっていっている。魔法使い達の半分以上が魔力切れでダウンしている。


 これからどうするかな? このままだと地竜を倒す前に魔法使い達が皆、魔力切れでダウンしそうだな。もしこれがダンジョン内ではなく森の中で地竜では無く翼がある竜種ならば今以上にヤバいことになっていたと思う。そう思うと竜種は次元が違うな。それに、龍種はこれ以上強いのか竜種でも化け物なのに龍種はそれ以上か。


 俺はあれを使うか考える。そして、覚悟を決めた。


 はぁー、仕方が無いかあれはやりたく無かったんだけどな。かなり恥ずかしいからなあれ。ま、やった事なかったんだけど。命がかかっているんだから仕方が無いやるしかない。


 俺はそう思い腕輪から鞘を出し二振りの刀を鞘に収めて腕輪に入れる。


 俺は深呼吸をして頭の中で浮かんで来る魔法の詠唱を始める。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。

アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。

この作品に良さそな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんよろしくお願いします。

これからもこの作品をよろしくお願いします。

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