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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第35話:緊急依頼①

 暇だったので、俺は、武器、防御をかなりの時間見て回っているとオリヴィアが、防具が入っていると思われる木箱を手に持って近ずいてくる。


「主、防具が決まりました」


「どんなのを選んだんだ」


「こういうのです」


 オリヴィアは、手に持っている木箱を開け中身を見せて来る。


 木箱の中には、騎士甲冑? が入っていた。


 ん? てっきり全身鎧みたいなのかと思ってたけど、必要最低限の防具に近い感じだ。


「どうでしょう?」


 何故か心配そうに聞いてくる。


「うん、いいと思うよ」


 俺がそう言うとオリヴィアが、満面の笑みになる。


「武器は、どうした?」


「武器については、ティアーナが、いい細剣を見つけたらティアーナが使っている剣を使おうかと」


「そうか」


 ドバンさんに、防具の値段を聞いてみることにする。


「ドバンさん、この防具の値段っていくらですか?」


「そうだな、大金貨1枚と金貨5枚だな」


 俺は、大金貨1枚と金貨5枚を出しドバンさんに渡す。


「丁度だな」


「そういえば、ドバンさん、騒がしいようですが何かあったのですか?」


 ドバンさんは、驚いているようだ。


「白夜、知らんのか! ダンジョンの13階層で、地竜が目撃されたらしいぞ、それで、緊急依頼が、出たらしい、それだけじゃなくDランク冒険者も今回の緊急依頼に強制参加らしいぞ」


 へぇー、地竜は、どんなのだろ。


「そうなんですか」


 ん? 緊急依頼って確かDランク以上の冒険者は、強制的に参加させられるやつか、まじかよ! めんとくせ。


「そういえば、白夜は、何ランクなんだ?」


「Bランクです」


「今すぐギルドにむかえ!」


 ドバンさんが、叫ぶようにして言う。


 俺は、すぐに、ティアーナとセレーネがいるところに向かう。


 ティアーナとセレーネは、武器を見ているところだ。


「ティアーナ、セレーネ」


「どうしました、白夜様」


「ギルドで緊急依頼が、出たらしいから、今すぐギルドに向かうぞ」


「「はい!!」」


「だが、その前になんかいい武器あったか?」


「私は、ありました、この細剣です」


 ティアーナは、嬉しそうに言ってくる。


「私は、残念ながらありませんでした」


 セレーネは、かなり残念そうにひている。


 ティアーナは、手に持っていた細剣を俺に渡してくる。


「これです!」


 綺麗な装飾がされた細剣だった。


 俺の後ろからついてきていたドバンさんに、値段を聞いてみることにする。


「ドバンさん、この、細剣っていくらですか?」


「金貨8枚だな」


 思いのほか安いな、もっと高いと思っていたが。


 俺は、金貨8枚をドバンさんに渡した。


「ティアーナ、オリヴィアに剣渡してくれその剣は、オリヴィアが、使いたいみたいだ」


「わかりました。はい、オリヴィア」


 ティアーナは、腰に下げている剣をオリヴィアに渡す。


「ありがとう、ティアーナ」


 オリヴィアは、ティアーナから剣を受け取る。


 俺は、そんなやり取りを見ながら、緊急依頼のことを思い出しオリヴィアに防具をつけているように言う。


「オリヴィア、今すぐ防具を着てこい」


「はっ!」


 オリヴィアは、防具を着るために奥にある部屋に向かった。


 俺は、椅子に座ってオリヴィアを待ちながら考えていた。


 さてと、どうするかな? 緊急依頼はっきり言ってめんどくさいし、ティアーナ、セレーネ、オリヴィアに何かあるかも知れないと思うとかなり心配になる。


 そんな事を考えているとティアーナが、話しかけてくる。


「白夜様、緊急依頼の内容はどのような内容なのですか?」


「ドバンさん、から聞いたんだけど何でも、ダンジョンの13階層で地竜が居たらしい」


「「え!!」」


 ティアーナとセレーネが、かなり驚いている。


「白夜様、確か地竜は、竜種の中で弱い方になりますが、Aランクの魔物ですよ! それに、竜種には、個体差がかなり有りますので、もしかすれば、Aランクの上位という可能性もあります」


 竜種って個体差が、あるのか。


 ティアーナとセレーネも冒険者だが、ランクは今、Dランクまで上がっている。


「私は、ご主人様について行きます!」


「私も白夜様について行きます!」


「今回は、何でもDランクの冒険者も地竜討伐に強制的に参加させられるらしいぞ」


「そうなのですね、良かったです、置いていかれると思っていましたから」


「私もです、ご主人様に置いていかれると思っていました」


 ティアーナとセレーネは、何故か安心しているようだ。


 何故安心してるんだ? 死ぬかもしれないんだぞ、まったくわからん。


 その後、すぐにオリヴィアが、騎士甲冑? を着て近ずいてくる。


 本当に騎士甲冑なのか? 騎士甲冑って全身鎧を付けているような防具の気がするんだが、オリヴィアが来ている防具は、肩、手、胸、腰、足に防具を付けている。簡単に言えば、アニメなどで見る女騎士が着ている防具みたいだ。


 あれ? じゃあ、騎士甲冑で合ってるのか。


 ちなみに色は、銀色だ。オリヴィアは、赤色が良かったみたいだが、無かったようだ。


 オリヴィアが、近ずいてきて。


「主、どうでしょうか?」


 オリヴィアが、頬を赤らめながら言ってくる。


「うん、似合っているよ」


 オリヴィアは、後ろを向き顔が真っ赤になっている。


 ん? なんで後ろをむくんだ? ま、いいか、早くギルドに行くか。


「よし、ギルドに行くぞ」


「「わかりました!!」」


 オリヴィアは、何事も無かったかのように言う。


「はっ!」



 俺は、武器屋を出て冒険者ギルドに向かって居るのだが、武器屋に行っている時よりも騒がしくなっている。


 いつもなら、白夜、ティアーナ、セレーネ、オリヴィアに見惚れる人がほとんどだったが今は、7割くらいの人が見惚れているようだ。


 冒険者ギルドに、向かっている途中で、テントと食料を数日分買った。


 テントを買う時に、3人用のテントを買おうとしたのだが、その時にティアーナ、セレーネ、オリヴィアが、4人用のテントを買うように言ってきて、仕方なく4人用のテントを買った。


 テントと食料を買った後、しばらくして、冒険者ギルドに、到着した。


 俺は、冒険者ギルドに入るとギルドの中は、ほとんど人が居ない。


 ん? どうしてだ? ま、いっか取り敢えずカウンターに行ってみるか。


「あの、緊急依頼のことを聞いたんですけど」


 受付嬢さんは、何故か顔が赤くなっている。


「え、あ、緊急依頼の事ですね、ギルドカードを、提出してください」


 俺、ティアーナ、セレーネは、ギルドカードを受付嬢さんに渡す。


「あの、そちらのギルドカードもお願いします」


「私は、冒険者では無い」


「え、すみません」


 受付嬢さんは、オリヴィアに謝っている。


「では、今回の緊急依頼について、説明します」


 今回の緊急依頼について、簡単に説明すると。


 ダンジョンの13階層で、地竜が発見された。


 地竜がダンジョンの13階層で発見された事によりギルドは、緊急依頼をだした。


 今回の緊急依頼は、Dランクの冒険者も強制参加。


 今回の緊急依頼の終了条件は、ダンジョン前で、発表されるそうだ。


 という事だった。


「今回、参加される冒険者は、ダンジョン前に集合だそうですなので、準備が出来次第ダンジョン前に向かってください」


「わかりました、準備は、出来ているのでダンジョン前に向かいます」


 受付嬢さんが。


「ご武運を」


 と言ってきた。


 俺は、冒険者ギルドを出てダンジョン前に向かった。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。

アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。

この作品に良さそな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんよろしくお願いします。

これからもこの作品をよろしくお願いします。


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