第26話:クズ6人組
俺は、6人組の冒険者を見た後、ティアーナとセレーネと会話をしながら宿に帰るため道を歩いていた。
俺が、ティアーナとセレーネと会話をしながら、歩いていると6人組の冒険者のリーダーだと思われる、大剣を背中に装備している人がティアーナとセレーネに話しかけて来た。
「なあなあ、そこのお二人さん、俺の女にしてやるぜ
、どうだ!」
ティアーナとセレーネは、自分達が話し掛けられている事に、気づいていないようだ。
俺は、ティアーナとセレーネに、話しかけていることは、わかっていたが、ティアーナとセレーネが気付いてなさそうだったので無視をする。
男は、無視された事にムカついたのか。
「おい! ちょっと待てよ!」
と、男は、俺達の前を塞ぐようにして話し掛けてくる。
今になってようやくティアーナとセレーネは、自分達が話しかけられていた事に気付いたようだ。
「私達に話しかけていますか?」
ティアーナが言う。
「ああ、そうだ」
「では、要件は何ですか?」
「俺の女になれ」
ティアーナとセレーネが嫌な顔をして声を合わせて言う。
「「お断りします!! 私は、白夜様(ご主人様)の所有物ですので!!」」
白夜は、え、所有物? ドユコト? などと、頭が混乱しする。
「なっ!」
話しかけて来た男は、まさか断られるとは、思っても見なかったようでポカーンとしている。
周りにいた人達が騒がしくなって来てた。
俺は、頭が混乱しつつも話が終わったと、思い歩きだす。
俺が歩き出したのとによりティアーナとセレーネは、俺の後ろをついて歩きだす。
「おい、ふざけてんじゃあねぇーよ! お前らそいつらを囲め!」
そういうと、取り巻きだと思われる男達が俺、ティアーナ、セレーネを囲む。
俺は、ティアーナとセレーネが、いった言葉について宿でゆっくり考えたかったので、ティアーナとセレーネが、言おうとする前に言う。
「はぁー、なんのようですか?」
俺は、めんどくさそうにいう。
そのせいで、男は苛立たしげに言う。
「お前は、黙っていろ!」
「え、いやですけど」
俺は、少しムカついたので男を挑発する事にする。
周りの人達は、「やばいんじゃあ、ねぇーか、あいつ」「あいつ、Bランク冒険者を敵に回しやがったぞ!」「ざまあみろ」など、と聞こえてくる。
俺は、それを聞いて、へぇー、こいつ、俺と同じ、Bランク冒険者なのか、それより、俺って恨まれてるのかな? などと思っていると。
ティアーナとセレーネは、まさか、白夜が、男を挑発するとは、思っても見なかったのか、ビックリしている。
そして、白夜に向けて「ざまあみろ」と、いっていた人に、向かって殺気込めて睨んでいる。
ティアーナとセレーネに、睨まれた人は、ガクガクと震えその周りに居た人達も少し震えだした。
俺に挑発された男が怒ったようで。
「ふざけんなよ! 殺してやる!」
そう言いながら、男が殴りかかってくる。
周りの人達の数人は、俺が殴られると思い女性の何人かが悲鳴を上げる。
俺は、男の拳を普通にかわす。
「なっ!」
男は、かわされると思っても見なかったようで驚いている。
周りの人達もまさか、白夜が、かわすとは、思っていなかったようで、ビックリしていた。
「この程度ですか? 弱いですねー、ぷっぷっぷっ」
俺は、とことん挑発する事にしてみる。
そうすると男は、顔を真っ赤にして叫ぶようにいって来た。
「ふ、ふざけんなよ! 俺は、Bランク冒険者なんだぞ!」
男の取り巻き? だと思われる冒険者達は、男が怒ったのがわかると少しずつ離れていき今では、周りの人達に混ざってこちらを見ていた。
「へぇー、おまえ、Bランクなのか、Dランクの間違えじゃぁなくて?」
俺は、途中から男を挑発することが面白くなって来たのでもう少し挑発しようと思う。
周りの人達が、いつの間にか、かなり騒がしくなっている。
男は、白夜の言葉を聞きさらに怒ったようで。
「殺してやる!!」
と、言いながら背中にある大剣を抜く。
俺は、あ、少しやり過ぎたかなぁー、と、少し反省をしていると。
男は、大剣を抜き俺に斬りかかってくる。
「殺してやる!!」
俺は、上段から斬りかかって来たので俺は、横に体をずらし大剣を避け。
男は、それから、何度も斬りかかって来たが、俺は、その全てを避けていた。
男は、叫びながら大剣を振るう。
「当たれ当たれ当たれ!! 何故当たらない!!」
俺は、誰にも聞こえない小声で。
「はぁー、そろそろ飽きたな」
と、俺がいつもより低い声でいった瞬間、俺は男に一瞬で近づきお腹を殴った。
俺によって、お腹を殴られた、男は、口から泡を吹き白目を向いて気絶してしまう。
男の顔は、そこそこ整っていたので、凄いことになっている。
俺は、気絶した男を見て、案外強かったな、今のティアーナとセレーネと、同じくらいの強さだなぁー、と、思うと同時にティアーナとセレーネは、Bランクくらいの実力があるのだと確信して少し嬉しかった。
そして、俺は、今の俺ってどれくらい強いんだ? と、疑問に思ってしまう。
その後、俺は、気絶した男の取り巻き? だと思われる、冒険者達に少し殺気を飛ばした、殺気を飛ばされた、気絶した男の取り巻き? だと思われる、冒険者達は、顔色が、かなり悪くなり、身体が震え出し立っていられなくなり尻餅をついていた。
その後、ティアーナとセレーネに向き直り。
「宿に戻ろっか」
「「はい、ご主人様!!」」
俺は、ティアーナ、セレーネは、その後、宿に帰る道を歩きだす。
俺は、宿に帰る道を歩きながら俺は、これから数日間何して過ごすか考えていた。
俺が、そんな事を考えているといつの間にか、宿についたようだ。
宿に入るとかなり騒がしかった。俺は、従業員を呼び帰って来た事を伝え数日分の宿代を払い3人部屋に、向かう。
俺が、宿代を払う際に、俺は、1人部屋と2人部屋を借りようとしたのだが、俺が伝える前にティアーナとセレーネが、3人部屋を借りてしまった。
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