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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第20話:宝箱と?

 銀の宝箱を開けて入っていた物は、短剣が一本、剣が一本、槍が一本が入っている。


 白夜は、一つ一つ鑑定する。


 ――――――――――――――――――――――――


 武器:銀の短剣

 レア度:希少級

 特殊効果

【斬れ味上昇小】


 説明

 ダンジョンによって生み出された銀製の剣。

 斬れ味が少し上がる。


 ――――――――――――――――――――――――



 え! これだけか、あまりいい武器じゃあないな、次は期待するか。



 ――――――――――――――――――――――――


 武器:オリハルコンの剣

 レア度:秘宝級

 特殊効果

【斬れ味が上昇中】【重量軽減】


 説明

 ダンジョンによって生み出されたオリハルコン製の剣。

 斬れ味が上がる。

 重量を軽減する。


 ――――――――――――――――――――――――


 お、結構いいな! こっちの槍もこの剣と同じオリハルコン製の槍だと思うから期待できそうだな。


 ――――――――――――――――――――――――


 武器:オリハルコンの槍

 レア度:秘宝級

 特殊効果

【斬れ味上昇中】【重量軽減】


 説明

 ダンジョンによって生み出されたオリハルコン製の槍。

 斬れ味が上がる。

 重量を軽減する。


 ――――――――――――――――――――――――



 やっぱ、オリハルコン製の槍だったか。ちょうど剣と槍だからティアーナとセレーネの新しい武器にちょうどいいな。


「ティアーナ、セレーネこの剣と槍を使ってみてくれ一応両方ともオリハルコン製の武器みたいだから」


「「え!!」」


「白夜様、この武器オリハルコン製の武器なんですか!」


「うん、そうだけど」


「白夜様、オリハルコンの武器は、武器屋で買うとかなり高いらしいですよ」


「へぇー、そうなのかま、今回は、ラッキーだったな」


「「ラッキー?」」


「あ、いや、なんでもない気にしないでくれ」


 その後、ティアーナとセレーネの元々の武器を腕輪にしまい今回、銀の宝箱から出てきたオリハルコン製の武器をティアーナとセレーネのメイン武器にする。


 ティアーナとセレーネがオリハルコン製の武器を軽く素振りした後、11階層に向かう。


 11階層からは、1階層から10階層までと違い2倍近く道が広くなっていた。11階層に到達して最初にオークが襲撃して、きたのでまず、鑑定する。



 ――――――――――――――――――――――――


 種族:オーク

 年齢:0

 性別:雄

 適性:無

 スキル

【棒術】【身体能力上昇小】


 称号

【ダンジョンの魔物】


 ――――――――――――――――――――――――


 スキル

【棒術】:棒を操りやすくなる。



 鑑定をした後、二つとも持っていたスキルなのでティアーナが、すぐにオークを倒す。


 次に襲ってきたのは、ダークウルフだった。俺は、すぐに鑑定する。



 ――――――――――――――――――――――――


 種族:ダークウルフ

 年齢:0

 性別:雄(雌)

 適性:無

 スキル

【俊敏上昇小】【嗅覚上昇小】


 称号

【ダンジョンの魔物】


 ――――――――――――――――――――――――



 スキル

【俊敏上昇】:足が速くなる。


【嗅覚上昇】:嗅覚が上がる。



 鑑定をした後、俺が持っていないスキルがあったので風属性魔法の風刃で1匹だけ倒した。


 〈固有スキル【強奪】によって、スキル【俊敏上昇小】【嗅覚上昇小】を獲得しました〉


 その後、何回かオークとダークウルフが襲撃してくる。


 オークは、ティアーナとセレーネのどちらか1人で3匹ぐらいまでなら倒せると思う。オークのランクを聞いたところオークのランクは、Dランクらしい。


 ダークウルフは、一体一体は、ゴブリンより強いがオークよりも全然弱かった。だが、頭が良くかなり素早くかなり連携が取れていて正直、ティアーナとセレーネが戦っているのを見ていてオークより厄介そうだと思う。


 オークとダークウルフは、死体ごと腕輪にしまった。何でも、オークの肉は、ランクにしては、美味しいから高く売れるらしい、ダークウルフは、毛皮が高く売れるらしい。


 オークやダークウルフが何回も襲撃して来たがティアーナとセレーネが倒していた。11階層は、かなり広く10階層の倍近くかけてやっと12階層に到達した。


 12階層は、11階層と変わらずオークとダークウルフが襲撃して来た。稀に他の冒険者を見たりすれ違ったりした。一回だけだが魔物と戦っている音が聞こえて来たりもした。すれ違った冒険者達は、いつも通りティアーナとセレーネにいやらしい視線を向けてくる。


 白夜は、それに少しイラッとした。


 ティアーナとセレーネが少し疲れて来たので俺が戦うことにした。


 白夜は、魔物を見つけた瞬間に火属性魔法か風属性魔法を使い練習ついでに魔物を倒している。


 魔物が出ては、魔法の練習ついでに倒してを繰り返していると少し広い場所を見つけたのでそこで少し休むことにする。


「ティアーナ、セレーネここで休憩するよ」


「わかりました、白夜様」


「わかりました、ご主人様」


 ティアーナとセレーネが武器の手入れをしていると6人組の冒険者パーティーがやってくる。


 下っ端ぽい奴が。


「おいおい、まじかよ。こんな所で無茶苦茶可愛い子がいるぜ!」


 リーダーだと思う男がティアーナとセレーネに近づいてきた。


「おい! そこの2人俺のパーティーに入れ!」


 めんどくさい奴が出てきたな。


 俺は、立ち上がりティアーナとセレーネの前に立ち。


「すみません、この2人は、俺のパーティーメンバーなのでそれは、出来ません」


「お前は、黙ってろ! そこを退け!」


「どくとでも?」


「俺を舐めているのか!」


 男が腰に下げていた剣を抜いた。それと、同時に他の冒険者達もそれぞれ、武器を抜き。


「今、後ろの女を渡せば許してやる」


 白夜は、面倒くさそうに。


「はぁー、さっきから断ってるじゃないですか」


「お前ら! 後ろの女は、傷つけるなよ」


 リーダーの男がそう言ったと同時に、周りにいた5人の冒険者の内2人が剣で斬りかかっり1人は、槍で刺してくるが。


 白夜は、一瞬で腕輪から鞘から抜かれた状態の黒色の刀と白色の刀を出し右手に握る黒色の刀で剣を受け流し、左手に握る白色の刀で槍を受け流す。


「「「な!!」」」


 受け流された冒険者や武器を抜いているが攻撃したこなかった冒険者達は、ビックリしている。


「じゃあ、次は、こっちから行くぞ」


「ちょ、ちょっと待ってくれ!」


 リーダーの男が言ってくる。


「なんだ?」


「すまなかった、許してくれ!」


 頭を下げて謝ってきたので、ビックしたげど、嘘をついているようには、見えないしなぁー、ま、いいか。


「わかった」


「「白夜様(ご主人様)!!」」


 まさか、あっさり許すと思っていなかったのかティアーナとセレーネがビックリしていた。


「どうした、ティアーナ、セレーネ」


「い、いえなんでもありません」


「わ、私もです」


 ま、驚くのも無理ないか。


「ほ、本当に許してくれるのか?」


 リーダーの男が話しかけてきた。


「ああ、だから、とっとと、どっかいけ」


 冒険者達は、急いでこの場から離れていった。


「ティアーナ、セレーネもう少し休憩したら探索を開始するぞ」


「「わかりました、白夜様(ご主人様)」」


 少し休憩をした後、探索を開始し。


 少しして、オークが襲撃てきたのだが、オークが20匹近くいて少しずつ俺たちに近づいて来ているのがわかる。


「ご主人様、どうしますか?」


「そうだね、今回は、俺も戦うから無理は、しないように。」


「「わかりました、白夜様(ご主人様)!!」」


「じゃあ、行こうか」


 俺は、腕輪から黒色の刀と白色の刀を出して近づいてくるオークに火属性魔法を使い俺の周りに炎の槍を出しオークに向かって放って、オークの何匹かを倒しす。


「「「「「ブヒィィィィィィィッッッ」」」」」


 オークの叫びとともに俺は、オークに向かって突っ込み次々とオークを倒していった。ティアーナとセレーネは、俺の近くでオークを倒していく。


 ティアーナとセレーネを見ると少し疲れているようだったので2人に休むようにいって、俺は、オークの死体を腕輪に入れる。


 すべてのオークの死体を腕輪に入れ終えてから、探索を開始すると。


 しばらくして、オークやダークウルフが襲撃してきたが、オークが、せいぜい3匹ぐらいで、ダークウルフが7匹ぐらいだった。


 そして、俺達は、13階層に到達した。




 白夜が13階層に到達した頃、とある冒険者達は、今13階層にいた。

 ――――――――――――――――――――――――



「クソ、クソ、クソ、クソ、クソ、クソ!!」


「リーダー、落ち着いてください」


「そうですよ、あんなの気にしなくていいですよ」


「たまたま、ですよあんなの」


「落ち着いてられるか! あの、クソガキ絶対に許さねえ!」


「みんな、少しいった曲がり角から魔物がくる」


 仲間の1人がそう言うとさっきまでの雰囲気とは、違い緊張した雰囲気になり、武器を抜いて魔物が来るのを待ち構える。


 そして、曲がり角から魔物が現れた。その魔物は、圧倒的な威圧放ちながら現れそして、それを見た冒険者達は、顔を青くしガクガク震えその場から1歩たりとも動くことが出来ないでいる。


 その魔物が冒険者達を見た瞬間魔物は、咆哮を放つ。


「GEEEYAAAAaaaaa!!」


 冒険者達は、魔物の咆哮を聞き尻餅をつきそして、魔物によって冒険者達は、殺されるのだった。



 ――――――――――――――――――――――――



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけると嬉しいです。

アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。

この作品に良さそな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれません。

これからもよろしくお願いします。


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― 新着の感想 ―
[一言] そもそも貴族や冒険者やっってるなら奴隷買えばいいのにね(笑)必ず強奪してくるチンピラは貧乏人なんだろうね(笑)
2019/11/19 17:56 退会済み
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