幸せな結婚式
今回は、いよいよアイリスとリオンの結婚式。
月日が流れあれから3年経った。
ソレイユ王国は、建国4周年を向かえた。人々は、助け合いながら楽しく賑やかに暮らしていた。しかし今王国は、全体的に忙しくしていた。
それは、ソレイユ王国の女王アイリスとライオネット公爵家のリオンの結婚式が1ヶ月後に迫っていた。リカルドとリリアン中心となって準備をしていた。式の内容や流れ。お祝いの夜会。アイリスが手伝いをしようとしてもリリアンに主役ですからと止められたのだ。アイリスとリオンは、いつも通りの仕事をする。その間に準備を進める。
「本当に手伝わなくてもいいの?。」
「大丈夫です。アイリス様は、主役ですから。それにいつも頑張っているアイリス様に恩返しです。」
「本当にありがとう。」
リリアンは、さらに気合いを入れる。料理人達と夜会で出すメニューなどの打ち合わせ。他のメイド達と会場の準備や飾り付け。リカルドは、公爵と招待客などの確認。シンディーは、騎士団達と警備の確認。そして日々の訓練。
忙しい日々があっという間に過ぎて行き結婚式まで後1週間となった。
今日はリハーサルを兼ねてアイリスとリオンにいろいろと確認をするのだ。最初に教会で式の流れをおさらい。そして王城の大広間移動する。会場の飾り付けの確認そして料理のメニューの確認。そして招待客の確認。リハーサルだけでも大忙しだ。そして最後に当日の流れの最終確認。朝早くからメイドに準備を手伝ってもらい教会で式を挙げる。その後少し町をパレード。それから王城に戻って夜会の準備。そして夜から夜会。しっかりと隅々まで確認していく。
少し時間が出来たのでアイリスは、自室で休憩。リリアンが用意したお茶を飲んで一息入れる。
「いよいよ1週間後ですね。」
「そうね。あっという間だったわ。」
「当日は、気合いを入れて準備しますよ。」
リリアンの気合いに少し笑ってしまった。リオンと婚約して3年もたっていたなんて。月日が流れるのは早いものだ。いよいよ結婚式だと思うとまだ実感が湧かない。でも楽しみだ。1週間は、あっという間過ぎて
そして結婚式当日。
朝早くから慌ただしかった。厨房では、料理の仕込み。騎士達は、警備の最終確認。そしてメイド達は、会場の確認。そしてアイリスの準備。お風呂に入り髪のセットやメイク。ドレスの準備。
会場の教会には多くの参列者が続々と集まっていた。貴族に精霊のリーダー達や関係者達。そして結婚式は、スムーズに進み。そして
「おめでとうございます。」
「女王陛下。リオン殿下。おめでとうございます。」
教会は、たくさんの祝福で溢れていた。妖精達が花びらを飛ばす。それは美しく光景だった。それから移動して馬車に乗る。町をパレードする。沿道には多くの国民達が押し掛けていた。馬車がそこに差し掛かった時、
「女王陛下。」
「おめでとうございます。」
「お幸せに。」
アイリスとリオンは、手を振りながら笑顔で応える。あちこちが賑やかだった。パレードが終え王城へと戻ってきた。少しの間だけ自室で休憩。
「アイリス様お疲れさまです。」
「ありがとうリリアン。でもまだまだよ。夜から夜会なのよ。」
「そうですね。今のうちにゆっくり休んでください。もう少ししたら夜会用のドレスの準備もありますから。」
夜会まで時間は、あるが早めに準備に入るため休憩が短いのだ。今がゆっくり出来る時間なのだ。
「アイリス様のウェディングドレス姿美しかったです。」
「ありがとうリリアン。」
メイド達と少し会話をしてのんびりしていたら支度の時間になった。夜会用のドレスに着替えて髪をメイクも直す。しばらく待っているとメイドがやって来たので移動する。控え室にリオンがすでに到着していた。
「お疲れさまですアイリス様。」
「お疲れさまリオン。」
アイリスは少し疑問を持った。
「様じゃなくてアイリスで呼んでって言ったのだけど?。」
リオンは、慌てて
「すみません。僕は、呼び捨てで呼べませんよ。」
アイリスは、クスクス笑いながら
「まったく。別にいいけど。」
その頃に大広間では、招待された貴族達がぞくぞくと会場に入ってくる。精霊のリーダー達も参加。皆がワクワクしていた。全員が揃ったのを確認してからいよいよ主役である2人だけだ。
そしてアイリスとリオンが入場。挨拶をしてから夜会スタート。最初にアイリスとリオンがファーストダンスを踊る。その後ダンスを楽しむ者。少し会話を楽しむ者。そしてアイリスとリオンに挨拶をする者。
「皆楽しそうで良かったわ。」
「こんなに祝福しれくれて嬉しいね。」
こんなに幸せになるとは思いもよらなかった。婚約破棄され家族と絶縁と追放。しかし精霊達と出会い王国を復活させ今は、こんなにも明るくいっぱいの笑顔で溢れている。皆と楽しくて平和な王国にするのが夢。しかしまだまだこれから頑張らなくてはいけない。
「まだまだ女王として頑張らなくてはいけないわ。」
「これから2人で頑張りましょう。」
夢を実現させるためにさらに意気込む。未来のために。
次回さらに月日が流れた王国で次の後継者の物語




