新たな出会い
今回は、建国してから1年。そして新たな出会いが待っていたが思いもよらない事態が。
あれから半年。そしてソレイユ王国を建国して1年。
王国全体でお祝いムード一色で賑やかだった。王国では皆たくさんの笑顔で溢れていた。特に王城は、忙しい日々が続いた。1周年のお祝いとソレイユ王国女王アイリス・ティナ・ソレイユの16歳の誕生日の夜会が行われた。数ヶ月前から準備してきた。前もって準備してきたとは言えやることが多すぎて大変だった。皆と協力しあって乗り越えたのだ。王城でも少しずつ新入りの使用人が増えてきた。
新入りのメイドが指導してもらっていた。教えているのはリリアンだった。
「皆頑張っているわね。」
声がして振り返る。新入りのメイド達は、その声の主を見てさわぐ。
「じょ、じょ、 女王陛下様。」
そこに現れたのは、アイリスだった。仕事の合間に新入り達の様子を見に来たのだ。メイド達は、少し緊張しておどおどしていると
「アイリス様。いらしてたのですか。」
「リリアンも先輩としてしっかり板についてきたわね。」
「まだまだです。これからどんどん頑張ります。」
少し話をしてそれから仕事に戻った。皆の成長を楽しみにしていた。
それから数日後。執務室で仕事をしていると通信が入った。水晶に手をかざす。
「はい。こちら執務室のアイリス。」
「女王陛下。こちらカルバーノ側の国境門です。」
「どうかしましたか。」
「実は、国境門の近くで人が倒れていたのです。」
話を聞くと妖精達が国境を越えカルバーノの方へ向かうのを目撃。待機していた門番が様子を見に行くと倒れている人を発見。その人を心配するように周りに妖精がいたのだ。倒れているのは2人。約15歳くらいの男の子。約6歳くらいの女の子だった。しかも2人ともかなりの高熱だったので門番の休憩所に運び込んだとの事だった。
アイリスは、すぐに国境門の近くの治療所に連絡。治療士達は、要請を受けすぐに向かった。2人は、高熱だったがすぐに薬を飲ませ少しずつ安定してきた。話し合いの結果王城で様子を見る事になったので2人を搬送。
保護してから2日後に王城に到着。王都の治療士に引き継ぎ一生懸命看病した。アイリスも仕事の合間に2人の様子を見に行く。
そして保護して5日が過ぎた。
アイリスがいつものように仕事をしていると慌ててリリアンがやって来た。
「アイリス様。」
「どうしたのですか。そんなに慌てて。」
「2人共意識を取り戻したした。」
そして慌てて執務室を出ていく。別室では
「ここはどこですか。」
「ソレイユ王国の王城です。」
男の子がメイドに質問していた。辺りを見渡しぼっーーとしていた時
「そうだ。妹、マリアナは、」
どこにっと言おうとした時扉が開き
「女王陛下。」
アイリスが入ってきて男の子に
「大丈夫ですか。」
「はい。あのマリアナは、どこに。」
首をかしげて少し考え込み
「あの女の子マリアナって言うのね。心配しないで別室で休んでいるわ。意識が戻ったからもう安心よ。」
男の子は、ほっとしたのかまた眠ってしまった。後の事はメイドに任せ別室へ移動。また女の子も眠ってしまった。そちらもメイドに任せた。その日から仕事の合間に様子を見に行くようになった。2人共に少しずつ回復していった。
「そう言えばあなたの名前まだ聞いていなかったのだけど。」
「僕は、リオン。リオン・カルバーノと言います。妹は、マリアナ・カルバーノです。」
アイリスは首をかしげる。カルバーノとついているので
「カルバーノって事はリオンとマリアナは、隣国の王族。」
リオンは、困った表情で
「はい。少しいろいろありまして。あの質問なのですけど。」
「何かしら。」
「あなたが女王陛下みたいですけど何歳なんですか?。僕とあまり変わらないように見えます。」
「あら。リオンは何歳なの?。」
「僕は、16歳です。マリアナは、6歳です。」
アイリスは、自分も16歳だと教えた。そしてお互いに驚いた。まさか同い年だと思いもよらなかった。
「ねぇ。聞くけどカルバーノ王国の王子ならどうしてあんな場所に倒れていたの。王都からかなり離れているけど?。」
その質問に対してリオンの表情は、暗かった。
少し考え込み話し始めた。
「全てを話します。僕達が倒れていた理由を。」
理由を話し始めたリオン。しかし思いもよらない理由だったのだ。
次回リオン過去が明らかに。




