第72章 ― 灰からの帰還
三つの人影が、三日目の夕暮れに空き地に現れた。
俺は門のところにいた。彼女たちが出発してからほとんどずっと、そこにいた。見張りではない――ただの……待機だ。シルフィの翼の音を、見る前から認識できるようになっていた。鳥の不規則な飛び方とは違う、規則的で一定の羽ばたき。翼あるシルエットが沈みゆく陽を背に現れ、二つの人影がすぐ後ろを歩いてくるのを見たとき、内側の何かがほどけるのを感じた。そんなものが固く結ばれていたことさえ、自分で気づいていなかった。
「着いたぞ」俺が告げると、塔全体が目覚めたようだった。
シルフィが最初に着地した。翼は旅の努力で輝いていた。その背後で、リサンドラとレナが小道から姿を現した。埃と灰にまみれていたが、無事だった。リサンドラはわずかに足を引きずっていた――脚の切り傷で、深くはない――レナは袖が裂けていたが、黄色い目は生気にあふれて警戒を怠っていなかった。二人は小さな布の包みを持ち帰り、リサンドラはそれを聖なる品でもあるかのように胸に抱えていた。
「やったわ」レナが前置きなく言った。声は疲労でしゃがれていたが、満足げだった。「鍵はここに」
「お前たちは?」俺はすでに傷を調べながら訊いた。アルテアが俺の隣に現れ、診断の杖を手に、緑の目はすでにあらゆる擦り傷を評価していた。
「生きてる」とリサンドラが答え、その声には俺が長いこと聞いていなかった何かがあった。平和。かもしれない。あるいはそれに近いもの。
「入れ。二人とも。今すぐ」
アルテアはもう二人を中へ引っ張っていた。セラは湯を用意しようと走った。双子が好奇心いっぱいに現れたが、ヴェラスが引き止めた。「戦士たちに息をつかせてやれ」と彼はつぶやき、少女たちはここ数週間で初めて素直に従った。
厨房で、アルテアがリサンドラの脚の切り傷を洗っているあいだ、エルフが話し始めた。声は普段より低かったが、しっかりしていた。
「城塞は……まだ立っていた。一部がね。塔は倒れていたけれど、地下の広間は無事だった。ライラが描写していたルーンの封印を見つけた。私は……古いルーンをどう読むか思い出さなければならなかった。とても長いあいだ読んでいなかった」
「でも読んだのね」と、音もなく入ってきていたライラが言った。青い目が輝いていた。
「読んだ。封印は一つの記憶を求めた。真実の記憶を。私が大切にしている何かを。私はシンに初めて会った日の記憶をそれに与えた」
厨房は静まり返った。温かい何かが胸をせり上がってくるのを感じたが、俺は何も言わなかった。リサンドラは遠くの一点に目を据えたまま続けた。
「手品ではなかった。封印は本当に私から記憶を奪った。でも代わりに鍵を露わにした。そして私は気づいた。より大きなものを得るために大切なものを差し出すのは喪失ではないと。交換だと。自発的な犠牲だと。エリオンがやったように。ただ、より小さな規模で」
「今、俺のことを覚えているか?」俺は自分の望むよりも声を詰まらせて訊いた。
彼女は俺を見た。銀色の目が普段より輝いていた。
「最初の出会いは覚えていない。どんな言葉を正確に交わしたかも覚えていない。でも、感じたことは覚えている。感情は残った。そしてそれで十分」
隣に座っていたレナが小さく鼻を鳴らした。
「儀式のあと、あいつはもっとおしゃべりになった。道中、ずっと口を閉じなかった」
「大袈裟に言うな」リサンドラが言い返したが、唇にはほぼ微笑みがあった。二人は互いに目を交わし、そのあいだに何かが通った――道中と城塞で鍛えられた、無言の理解が。
「鍵を」と俺が求めると、リサンドラが布を開いた。
それは結晶の球だった。他のものと同じだが、これは青ではなく銀色の光を放っていた。内部では、星屑のような小さな粒子が舞っていた。それに触れたとき、俺はこだまを感じた――遠い、古エルフ語で歌う女性の声。
「歌ってる」俺はつぶやいた。
「ずっと歌っていた」とリサンドラが言った。「私の民の喪の歌だ。去った神々への」
「でも喪だけじゃない」レナが付け加え、俺を驚かせた。「希望でもある。道中で彼女が説明してくれた」
俺はリサンドラを見た。彼女は頷いた。
「鍵は力だけを守っているのではない。記憶を守っている。目的を。城塞のものは、エルフの喪の記憶を守っていた。しかし同時に希望の記憶も。だからこそ収束は止められる。力だけでなく。記憶で。意味で」
隅で静かにしていたシルフィが、わずかに翼を開いた。羽根が輝いた。
「それは美しいわ」と彼女は、ただそれだけ言った。
「美しいな」俺は同意した。
その夜の夕食はいつもより静かだったが、悲しい静けさではなかった。戦いのあとの静けさだった。リサンドラはわずかしか食べなかったが、それでも食べた。レナは三人分食べた。シルフィは疲れすぎてまともに食器を持てず、アルテアは結局、双子が病気のときにやるように彼女の口に粥を運んでやった。
あとで、俺は四階に上がった。ヴァエリスがそこにいた。予想どおりだ。彼女は輝く低木に触れていた。それは前よりさらに大きくなっていた。枝に小さな蕾がつき始めていた。
「もうすぐ」と彼女は言った。
「いつ?」
「明日かもしれない。明後日かもしれない。でもすぐ」
「彼女たちは戻った」
「知ってる。リサンドラが鍵を手渡した瞬間を感じた。塔が震えた」彼女は俺に向き直った。青い目が輝いていた。「三つの鍵。残りは二つ」
「二つだな」俺は確認した。「それと俺たちのもの」
「俺たちのは待てる」彼女は微笑んだ。「まずは他。それから、円を閉じる」
俺はそこにもう少し留まり、蕾を見つめ、塔の鼓動を感じていた。明日、次の遠征を計画するだろう。東海岸の水没した文書館か。あるいは北方の忘れられた聖域か。まだすべき仕事があった。
しかし今夜、全員が家にいた。そしてそれで十分だった。




