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魔宝少女ジュエリーラ!  作者: 八野重蔵
21/28

第17話 少しの晴れ間

第17話です

~昼休み~

由美「今日も雨か…。まったくせっかくのプール開きだったのにな…。」

透「まあまあ、夏休みに蒼村さん主催の親睦会あるじゃん。」

伊織「そうだよせっかくなんだから今できることを楽しもう?」

由美「お前次の時間優先的に狙うぞ?」

伊織「ひゃー!?そりゃ無いよゆっちゃん!?」

翠「でもまぁこんなにジメジメしてると少し気が滅入るわね…。」

真琴「ですね…。私も少し疲れたので体育をお休みしようかと…」

伊織「え…?それ本当…?」

真琴「私なりのジョークのつもりだったんですが…。すいません誤解を招いてしまって…。」

伊織「ううん、僕もそんな理由で休もうとしてたから大丈夫。」

翠「流石に授業は出なさいよ…。」

由美「大丈夫だよ柳川さん。こいつは口だけで実行はほとんどしないから。」

翠「…なら良いのかしら…?」

透「何戸惑ってるのさ。」

翠「いえ、何でもないわ。」

~放課後~

由美「お前本当に躱すのだけは上手いな。」

伊織「久しぶりに同好会始めたと思ったら意外なツッコミ。てっきり『同好会か懐かしい…って違うだろ。どれだけやってないんだ私らは。』っていうと思ったのに。」

由美「それもそうか…って自覚があるならもっとちゃんとやれよ…。」

透「にしても雨止まないね。」

翠「この期に及んで忘れたという子はいないでしょ。」

伊織「え?持ってきてないよ?」

真琴「これがフラグ?とか言われてるものですか?」

由美「あぁ、たった今私がキレるっていうフラグが建ったな。」

伊織「帰るまでには止むって。ね?」

???「すいません雨宿りをさせていただけませんか?」

由美「わかりました入って下さい。」

伊織(この雨の中だしさすがに外で闘う気無くしたんだ。)

???「ありがとうございます。」

伊織「僕達どこかで会った気がするね。ね?おじさん?」

???「いえいえ初対面にございますよ。」

伊織「ふーん?なら良いんだけど。」

???(バレているのか?いやそんな事はあるまい…。)

透「雨止んだみたいだしさっさと帰ろ?夕立来ても困るし。」

由美「そうだな帰ろう。すいませんお引き取りお願いします。」

???「まだ気付かぬとは喜の王国も落ちぶれたものだな。」

翠「どういう意味ですか?」

伊織「どうも~アングリーガーさん。」

真琴「どういう事ですか…?まさか…いおりんスパイだったんですか?」

伊織「そんな訳ないじゃん。さてどうするの?」

アングリーガー「馬鹿な!私とも有ろう者が失敗しただと!」

由美「どんな理由であろうと外で闘うつもりは無い!室内で終わらせるぞ!」

伊織「制服汚れると面倒だからね!」

翠「それはそうだわ。」

真琴「納得です。」

アングリーガー「ええい!新しい素材を探して来るから少し待っておれ!」

真琴「なんだか来ると判ってて来るのも困りものですね…。」

アングリー・モンスター「試合に敗けたのはアイツらのせいだ!俺は悪くない!」

翠「と、とりあえず変身するわよ?」

5人「チェンジ!」

由美「ルビー!」

真琴「サファイア!」

伊織「トパーズ!」

翠「エメラルド!」

透「ダイヤモンド!」

ウィンディエメラルド「あなたのその邪な考え私の風で吹き飛ばしてあげるわ!」

ミラーダイヤ「真実を映すこの鏡であなたを取り戻してみせる!」

エメラール「やっと名乗りできたか?」

ダイヤード「わーい。」

ウィンディエメラルド「勢いでしたけどそんな場合じゃ無いでしょ!?それにいくら室内といっても体育館は無いでしょ!?」

シャイニートパーズ「だね。こうも狭いとビットが使いにくいよ、これじゃぶつけちゃう。」

ミラーダイヤ「じゃあお先に『鏡面移動』発動!」

ブレイズルビー「私も前に出る!」

シャイニートパーズ「光粒子高圧縮砲…召喚!」

ウィンディエメラルド「ちょっと!?また取り回しに困る魔法器ねそれ…。」

アクアサファイア「なら私も『サファイア!アイス!ランス!』」

シャイニートパーズ「早く決めて!こっちはもう弾がもたないよ!」

ミラーダイヤ「そうは言っても相手が速くね…。」

ブレイズルビー「一体どうすれば良いんだ…?」

シャイニートパーズ「仕方ない『クラスアップ!プリンセス!』…時間よ!…さて光粒子高圧縮砲チャージ…照射!」

ブレイズルビー「あの馬鹿!またやりやがって!」

アクアサファイア「…とりあえず隙は作れました。決めてください。」

ミラーダイヤ「了解。『ダイヤモンド!トゥルース!ミラー!』」

アングリーガー「相変わらず不思議な少女だ…シャイニートパーズ…。一体何が彼女を動かすというのだ?」

伊織「さっ!晴れてるうちに帰ろ…」

バタッ…

翠「ちょっと!?伊織何してるの!?」

透「山吹さん頑張りすぎた…?」

伊織「アハハ…今ちょっと体に力入らないや…。」

真琴「外じゃなかったのはまだ運が良いのでしょうか…?」

由美「伊織大丈夫か?ゆっくりで良いからな?」

伊織「お願い由美ちゃん…私のスカートのポケットから薬取って…?」

由美「解った…それがお前を助けるんだな?」

伊織「うん…ごめんね皆、先帰って良いからね?」

翠「こんな状況の伊織置いていく訳ないじゃない…。」

透「そうだよ。それに空に雲無いのを見るにしばらく雨降らなさそうだし。」

真琴「今はゆっくり休憩しましょ?いおりん?」

伊織「アハハ…ごめん…。」

~敵のアジト~

???「またアングリーガーが寝込んでいるようだが?」

クーライ「何でも時間を止められた等と申しており少し疲れが溜まっていたのかと。」

???「ほう時間が止まるか…ありえない話だな、もしそうならばわしが察しておる。」

サフェーリー(そうだと言いきれない自分が悲しいな…。)

~次回予告~

翠「翠です。この前由美の誕生日に伊織がケーキ焼いて来てくれたの!それが美味しかったものだから…え?時間無いの?次回!『甘い一時』あなたも私も輝く未来へ!なんだかオチが弱いわね…。」

読んでいただきありがとうございます!

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