第14話 葉が散る
第14話です。
~翠宅~
翠「新しい友達ができたんだ…少しずつでも素直になれてるのかな?」
葉子「友達?そんなことより勉強してより良い人生を歩みなさい。なんでこういつも言ってるのにわからないの!?」
翠「うん…勉強頑張ってくる…いってきます…。」
葉子「まったく誰に似たのかしら。」
~通学路~
伊織「おはよー柳川さん!…っていうテンションでもないみたいだね。」
翠「…あぁ!そんなことないから!大丈夫だからね!」
伊織「そんなしょうもない嘘つかなくて良いと思うよ?親の言うことなんて自分の人生全てな訳じゃないし。じゃお先に学校で!」
翠(親が言うことが人生の全てではないか…。)
~学校~
翠「ねぇ透?親の発言ってどこまで聞くものなの?」
透「ん?それは確かに聞かなきゃいけない部分もあるけど違う所はそれで良いんじゃない?」
女子生徒「須藤さん。次の授業の準備手伝ってくれない?」
透「ごめん!翠。呼ばれちゃった!ちょっと行ってくる。」
翠(ほどほどに…か…。)
~昼休み~
伊織「そういや須藤さんたちさ。」
翠「何?」
透「面倒事はもうやめてほしいかな…?」
伊織「いや、うちの同好会入ってくれない?」
由美「目を離したと思えば勧誘するな!」
真琴「そうですよ!お二人の意思も大切ですよ!」
翠「…興味あるかも…。」
由美「何…?だいたいうちの同好会なんてお茶飲んでお菓子食べて喋って終わりが大半だぞ?たまにパソコン触るけど…。」
透「私そういうの求めてたのよ!是非入部させて!今すぐでもいいから!」
翠「透がいるからって訳じゃないけど私も興味あるわ。2人で体験しに行っていいかしら?」
由美「わかった、じゃあ先生に許可とってくる。」
真琴「ゆっちゃん…もうお昼休み終わりますよ?」
由美「なんてこった…伊織と同じミスをするだなんて…。」
伊織「ちょっ!?ゆっちゃんにとって私の存在!?」
~放課後~
白井「お前らの同好会に客が来るなんて明日は嵐か?」
真琴「そんなことは無いと…思いたいです…。」
透「あ、お菓子見っけ。それにお茶用具も。」
白井「お菓子?どこで手に入れたお前ら。」
伊織「部費からですよ?大丈夫ですよパソコンの補修部品も買ってますから。」
白井「お前らは…。まあ部費はそっちの勝手だ、どうにでもしてくれ。」
伊織「ありがとうございます、先生。今度安い中古屋さん紹介しますね。」
白井「期待しておくぞ…山吹…。」
伊織「勿論ですよ!」
翠「透、このチリナースってなに?」
透「知らないなぁ…紅谷さん知ってる?」
由美「そ…それは飲まない方が身のためだぞ…」
真琴「飲まない方が良いですよ…私はもう二度飲みません。」
透「…?山吹さんこれなに?」
伊織「ああそれ?私が好きな飲み物。ゆっちゃんも真琴ちゃんも嫌いだけど。」
翠「そこまでって…どんな味なのよ…。」
由美「フルーティーな香りに騙されたが最後だ。炭酸と胡椒で舌がビリビリしてなんとか飲み込めば後味のフルーティーさと胡椒の風味にやられるぞ。」
伊織「馴れれば甘さに気づけるようになるって。」
由美「ならない。」
伊織「そんなぁ…由緒正しき100年のドリンクがぁ…。」
透「誰かいる?」
由美「見学中ごめん。みんな行くぞ。」
~商店街~
クーライ「なるほど…これは楽だわ。アングリーガーも教えてくれないなんて律儀な奴ねぇ…。」
伊織「あ、この間1人で切符買えなかった上に自動改札機も通れなかった人だ。」
由美「もうお前が悲しみの元凶じゃないか?」
クーライ「その通りだよ…何で的確に痛いトコを突っつくのさ。まぁいいさ、今回はアングリーガーの倍以上は蒔いた。戦いは数で決まるのさ。」
翠「変身しないと…。」
5人「チェンジ!」
由美「ルビー!」
真琴「サファイア!」
伊織「トパーズ!」
翠「エメラルド!」
透「ダイヤモンド!」
ブレイズルビー「さてこの数…やるしかないのか?疲れるから回避したいところだが『クラスアップ!プリンセス!』このルビーヘビーソードなら!」
アクアサファイア「私もあまり気はすすみませんが…『クラスアップ!プリンセス!』とりあえず飛びます!」
ミラーダイヤ「へぇー皆何かしら強化形態あるんだ。ではこちらも『鏡面移動!』」
シャイニートパーズ「32ビット射出!」
ウィンディエメラルド「ちょっとトパーズ何よあのドラム缶みたいなの?」
プリンセスアクアサファイア『サファイア!ウォーター!ガン!』
シャイニートパーズ「へぇエメラルドって3本同時に射てたんだ。こっちも全ビット解放!」
ウィンディエメラルド「ちょっ!?馬鹿なの!?何あの量!?」
プリンセスブレイズルビー「前に1度見たが馴れないな…」
シャイニートパーズ「全弾命中!行け!」
プリンセスアクアサファイア「あの低空をあの速度で…私には無理です…。」
クーライ「アッと言う間に全滅しちまったじゃないか…これじゃあ始末書行きじゃない…。」
~学校への道~
翠「伊織少し質問良い?」
伊織「はいよー。何でも良いよ翠さん。」
翠「あの翼ってどういう原理なの?」
伊織「ああアレはね飛ぶ時に必要なエネルギー変換をする時にしきれなかった時に出る余った魔力を敢えて放出したまで。今回は2回目だったから翼状にしただけだよ。」
翠「ということはもしかして…」
伊織「勿論普段は全部変換してから飛ぶよ?」
翠「だよね、安心した。」
真琴「ただ速すぎてついていけない時もあるので柳川さんも安心はまだできないかもしれません…。」
翠「嘘!?」
~学校~
白井「おーす。下校時間ギリギリだから柳川と須藤の分の入部届渡してお開きにするぞ。」
5人「はい!」
~翠宅~
葉子「部活をしたい?何言ってるのあなたは勉強をしてより良い生活を…」
翠「お母さん…私確かにお母さんの言う未来の良い生活も大事だと思う。だけど私にとっては今友達といて楽しいも大事だと思うの!」
葉子「翠…現実はそんなに甘くないわ。お母さんも部活と勉強両方一生懸命したけど勉強一本にしとけばって今後悔してるもの…。」
翠「それはお母さんの人生だよ…私には私の人生があるからそこは強制されたくない。」
葉子「わかったわ。ただ後で後悔しても知らないわよ。」
翠「私は後悔っていう言葉は使わないようにしようと思ってるから大丈夫。反省と後悔は違うから…。」
~敵のアジト~
???「アングリーガーがようやく前線復帰できそうなのだが…クーライどうした?」
クーライ「いえ、何もありません。」
???「わしの前で隠し事をするつもりか?」
クーライ「実は自分よりも悲しみの元凶になりえる者を見つけ途方に暮れているだけです。」
???「大丈夫だ。わしらがどうとする。」
―次回予告―
由美「チリナース…伊織もあんなものよく飲むよ…。でもアイツお菓子作り上手いからなぁ…。とりあえず!次回『新学期』あなたも私も輝く未来へ!…アイツに習いに行くかな…。」
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