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魔宝少女ジュエリーラ!  作者: 八野重蔵
17/28

第13話 ジュエリーラの秘密

第13話です

トパー「いつ伝えるべきやろか?わからんもんやなぁ…」

伊織「トパーちんどしたの?そんなに頭抱えて。」

トパー「いやなんでもあらん。ちょいと他の妖精らとこ行ってくるわ。」

伊織「はいよー。あんまり遅くなっちゃ駄目だぞー。」

―プルルルル―

伊織「ん?ゆっちゃんから電話?」

由美「お、伊織か?」

伊織「どしたの?」

由美「いや真琴ちゃんも私も妖精がいないんだが…。」

伊織「僕のとこもだよ。何かありそうだね。」

由美「あまり嫌なことじゃなければ良いが…。おっとこんな時間にすまないこれだけだ。」

伊織「じゃねー。」

~喜の王国~

トパー「どないとしたもんや、ワイはこれ以上あの純粋な子らを騙せへん!」

ルービ「そうは言っても戦ってくれてる事には変わりはない、それに伝える事によって傷つくかもしれないぞ。」

エメラール「真実を知るか、虚構を見るかという奴かな。」

サファイー「こんな時までカッコつけなくていいでしょう!」

トパー「にしてもダイヤードはこんな時にまで寝るんか!ワイが起こしたる!」

ダイヤード「ごめん…何?」

ルービ「さて結論を出そう。彼女達に真実を告げるのか?」

トパー「ワイはもう罪悪感に耐えられへん!この任を解されても伝えるで!」

サファイー「確かに私たちの任務はここを守る事。だけど一方的にお願いするだけでは不公平よね…わかった私も伝える。」

ルービ「お前ら本気か!?最悪契約破棄されるかもしれないんだぞ!?それだけじゃない俺たちもどうなるか…」

ダイヤード「ルービ…破棄されたらその時考えれば良いし降格しちゃったら這い上がろう…。でも…僕たちは彼女たちに真実を教えてあげなきゃ。」

~伊織宅~

伊織「お、トパーちん帰ってきた。」

トパー「伊織…近々集まる予定はあるか?」

伊織「一番近いのだと今後の作戦会議かな。」

トパー「ならええんやとりあえずワイは疲れた。そっとしておいてくれや。」

伊織(やけに浮かない顔してたなぁ…トパーちん。なんかやらかしたっけ?)

―数日後―

~真琴宅~

由美「さて今後の作戦会議だが…ルービから何かあるそうだ。」

真琴「奇遇ですね…うちの子もです。」

伊織「ちょっ!?トパーちんせっかち過ぎだよ!スカート伸びるじゃん!」

翠「エメラール!?ちょっとどこへ!?」

透「ダイヤードも…」

ルービ「皆には申し訳ないと思う。僕達は君たちを騙していたんだ。」

翠「ふーん、それで?内容によってはこちらもそれ相応のことしなきゃね。」

ルービ「僕達は哀の王国と戦争してるんだ…だけど…だけど…自国民の犠牲を増やしたくないがばかりに何も知らない君たちを『魔法少女』の名目で兵士に仕立て上げたんだ…。」

伊織「でもそれは向こうも同じことじゃない?」

ルービ「それは言い訳に過ぎないよ…さあ君たちの判断で戦うのか決めてくれ…」

透「私はまだ死にたくないから戦う。やるべきことがまだまだあるからね!」

翠「自分で1度決めたことくらい最後までやりきってみせるわよ!」

由美「私は戦う。理由はわからないけど…だけどここで終わっちゃいけない気がする。」

伊織「僕はこれ以上苦しむ人をつくりたくない。」

真琴「出来ることをしなくて後悔するより、出来ることはしっかりしてから後悔するつもりです。」

ルービ「良いのかい…?君たちはただ体よく使われてるだけだぞ?」

由美「良いんだよ。哀しみ一色の世界なんて嫌だから。」

翠「何だろう?誰かいるの?」

伊織「さっそく来たみたいだね。行こう。」

―公園―

アングリー・モンスター「あいつさえいなければ俺はもっともっと!」

伊織「あちゃー…健人何してんの?」

由美「知り合いか?」

伊織「知り合いも何も弟だよ!」

由美「お、おう…」

伊織「行くよ!みんな!」

5人「チェンジ!」

由美「ルビー!」

真琴「サファイア!」

伊織「トパーズ!」

翠「エメラルド!」

透「ダイヤモンド!」

シャイニートパーズ「Are you Ready?」

ブレイズルビー『ルビー!スラッシュウェーブ!』

アングリー・モンスター「普通に生きたかったそれだけなのに!親父が金欲しさに!」

シャイニートパーズ「えらく嫌われてるようだけどこっちは!」

アクアサファイア『サファイア!ウォーター!ガン!』

シャイニートパーズ「こんなに暴れられると手の施しようがないね…ビット射出!檻を作って!」

ウィンディエメラルド「みんな退いて!『エメラルド!ウィンディ!シュート!』」

アングリーガー「弟を使えば等と邪な考えを持った私が悪かったのだ…。」

伊織「健人、健人ってば起きなよ。」

健人「…ん。なんだよクソ姉貴。」

伊織「もうやめようよ…お姉ちゃんの心はどうしようもないんだし。」

健人「俺はそのせいで病気の奴の弟だってからかわれ続けてるんだぜ!?お前に何が解るんだよ!金だけ貰いやがって!」

伊織「お姉ちゃんが病気になった時は今の健人よりもう少し小さかったかな…すごく怖かったしいじめられもした。でも今は胸を張って生きてる何でだと思う?」

健人「そ…そんなもん知るかよ親父とお袋に支えて貰って逃げたんだろ!」

伊織「簡単だよ。自分を信じてくれる友達といながら自分を赦すことだけ。健人もきっとそんな人が見つかるよ。ちなみにお父さんお母さんからは嫌われてるよ。」

健人「俺を赦す…?まだわからないけど忠告程度には聞いておく。先帰るからな。」

伊織「まったく…素直じゃないんだから。」

由美「そうは言っても嬉しそうじゃねえか。」

伊織「ええ!?みんないたの!?恥ずかしいとこ見られちゃったなぁ…。」

真琴「いおりんってすごく弟想いなのですね。」

透「なるほど…伊織さんって…」

伊織「違う違う!絶対に須藤さんが考えてるような事とは違う!」

透「いや素直な人だなぁって。」

翠「紅谷さんこれから私たちこのマイペースな3人のツッコミしないといけないんですか?」

由美「もともと私1人で2人みてたんだ…今さら1人増えたって…。あとタメ口で良いよ。」

~敵のアジト~

???「アングリーガーが寝込んでるだけど…」

サフェーリー「悪に徹しきれない悲しい男だからね。きっと非道な作戦して罪悪感でああなってんだろ。」

???「やっぱこういう時ってお粥?それとも…あぁわからん!」

クーライ「どうかなさいましたか!?」

???「いやなんでもないぞ。だが次の出撃はクーライお前になりそうだ。」

~次回予告~

透「どうも透だよ。ジュエリーラの皆と仲良くできそうでなにより。次回『葉が散る。』あなたも私も輝く未来へ!さてと伊織ちゃんに電話して少しからかってみようかな。」

読んでいただきありがとうございます!!

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