第11話 秋風が吹く頃
第11話です。
伊織「いよいよ文化祭だぁ!」
由美「あぁ文化祭かぁ…。」
伊織「しみじみしてる場合じゃないよ。楽しまなきゃ。」
真琴「そうですよ。楽しみましょう?」
由美「いや何もない。楽しもう!」
伊織「そう来なくちゃ!」
由美(パンフレット売れるか心配だが…どうにかなるだろ。)
―軽音楽部によるオープニングセレモニーが行われ生徒会長の挨拶など滞りなく終わった。―
真琴「先程の書道部の皆さん…力強くも華やかで美しかったです。」
由美「次は…えーと、昼食か。」
伊織「その後忙しくなってくれれば文句無しなんだけどなぁ…あそこ無名だから。」
白井「お前らさっさと飯食って売ってこいよ。特に山吹お前には期待してるぞ。」
伊織「蒼村さんに期待してくださいよ~…」
白井「冗談だよ。だがみんなであれだけの物が作れたんだ。蒼村の配置のセンス、紅谷のデザインセンスに山吹の値付けのセンスそれら全てがあってこそのものだ。それに空き教室とは言えど部活棟何だから誰かしら来るだろ。」
真琴「そうだと良いのですが…。」
由美「そう言ってる暇も無いみたいだ、お弁当食べに引き上げるぞ。」
伊織「はいよー。」
~自由時間~
白井「うぃーす。意外と繁盛してるじゃないか。」
由美「そんな場合じゃないですって先生!新入生3人だけじゃ回らないですよ!」
真琴「ゆっちゃん…今は手を動かさないと。」
由美「伊織だけやけに場馴れしてるのが羨ましい…。」
白井「しゃーない。手伝ってやるよその代わり山吹。今回の売上の一部はいただいていくぞ。」
伊織「私は構いませんよ。先生には無理を言って同好会の設立やら顧問していただいてる訳ですし。」
由美「すいません雑貨屋コーナーは売り切れです。
他のブースを見ていただけると幸いです。」
女子生徒「そっかぁ…。あ、でもあっちにプリクラの多いゲームセンターとか言うのがそっち行こう。」
~自由時間終了~
由美「な…なんだったあの人だかり。下手な戦闘より疲れたぞ…。」
真琴「もしかして来年もですか…?」
伊織「わかんない!」
由美「疲れてさえなければ…伊織言わんでもわかるな。」
伊織「まあまあ今を楽しも?」
―その後文化祭は滞りなく進み、後片付けの足音が聞こえてくるのであった。―
由美「よし何とか回復した。後片付けこれはまた大仕事だぞ。できるか?真琴ちゃん?」
真琴「もちろんです!」
由実「伊織は…大丈夫そうだな…。」
伊織「ぬおっ…!?まぁ大丈夫だけど予知されるとなぁ…。」
真琴「祭は準備してる時が一番楽しいとは言い得て妙ですね。…なんだか…こう片付けていると終わったっていう実感が…。」
伊織「成り行きとはいえ初めての文化祭で誰も教えてくれない中でここまでできたんだもん…!私たち頑張ったよ!」
白井「お前達差し入れにジュース買って来たぞ。まったくここまでやるとは思ってなかったよ。」
由美「ありがとうございます、先生。」
真琴「ありがとうございます、先生。私達なんてまだまだですよ…」
伊織「ありがとうございます、せんせ…ってコレ!
チリナースじゃないですか!私は愛飲してますけど他2人大丈夫ですか…?」
白井「さぁ?私のセンスで買って来たからな。」
真琴「そう言われてみれば見たことのないパッケージですね…。」
由美「これネットでも賛否両論のやつだぞ…飲めるか…私…。」
白井「とりあえずパパっと片付けろよ。」
~放課後~
翠「紅谷さん、蒼村さんごめんなさい!」
真琴「そんな私あの時何も関係ないですし、気にしてませんよ。」
由美「過ぎたことはもう戻っては来ない。でも柳川さんが自分に正直になれたならそれで良いんじゃないかな。私はその気持ちがあるなら充分だと思うよ。」
伊織「お取り込み中悪いけど出たみたいだよ~。」
由美「行くか。文化祭明けだってのに面倒な奴らだ。」
真琴「頑張りましょう…2人とも…」
クライ・モンスター「自分の気持ちに正直になりたいだけなのに!」
クーライ「ふぅ、ジュエリーラはまだ来てないみたいだね。」
伊織「あ!この間古着屋さんでお世辞にのせられて年不相応な服買った人だ!」
由美「もうやめてやれよ…。」
クーライ「あの店のポイントカードお得なの?」
伊織「いやメルマガの方がお得かな。」
由美「呑気に話してないで変身するぞ!」
3人「チェンジ!」
由実「ルビー!」
真琴「サファイア!」
伊織「トパーズ!」
ブレイズルビー「とっととケリをつけたいところだ。『クラスアップ!プリンセス!』」
アクアサファイア「私も!『クラスアップ!プリンセス!』」
シャイニートパーズ「ビット射出!」
プリンセスアクアサファイア「サファイア!アクア!ランス!発射!」
プリンセスブレイズルビー「魔法器よ!ロングソードへ!」
翠「何なの…これ…。」
シャイニートパーズ「柳川さん!危ない!」
―シャイニートパーズの射出したメガビットは間一髪翠への攻撃を防いだ―
翠「何なの…馬鹿みたい…。自分に正直になれないからって…少しずつでも正直になれれば良いじゃない!」
エメラール「君ならできるさ。」
翠「誰かは知らないけど何かを言わないと…そういうことね…私も気をつけないと。…って!本当に誰よ!?アンタ!?」
エメラール「魔法少女に変身してくれそして僕たちの為に戦ってくれ!」
翠「そんなこと言われてそうそうと理解できる人なんていないわよ!」
エメラール「現に君も攻撃されてる!変身するだけでせめて自分だけでも身を守れる!」
翠「まったく!もうどうなっても知らない!アンタの言うことを聞くわけじゃないからね!『チェンジ!エメラルド!』」
クーライ「あぁ新顔かい…これはまた面倒なことに…」
ウィンディエメラルド「眩しい…って何この格好!?」
エメラール「とりあえず自分の使えると思う武器を想像してくれよ!話はそこからだ!」
ウインディエメラルド「弓くらいなら…っていきなり出てきた…。」
シャイニートパーズ「これはどうも期待の新人さん。あんな奴射っちゃいなよ!」
ウィンディエメラルド「えーと…?これでいいの…?」
プリンセスブレイズルビー「よし!上手くいってる!」
ウィンディエメラルド「これで決められるのかしら?『エメラルド!ウィンディ!シュート!』」
プリンセスアクアサファイア「やりました!」
ウィンディエメラルド「これが…私の力…。」
クーライ「また始末書か…何でこんな目に…。」
~帰り道~
伊織「柳川さん次からみどりんで良い?」
由美「何言ってる馴れ馴れしいにも限度があるぞ。」
翠「悪くないかも…あれ?あそこにいるの須藤さんじゃない?」
真琴「そうみたいですね。おそらくですが…」
翠「どうしたのよ透、妙に元気ないじゃん?」
透「文化祭が楽しみで眠れなかったの。翠は和解できたんだ?あの子達と。」
翠「わかんないけど『一緒にいて楽しいなら良いじゃん。』なんて言われたらね…。」
透「楽しくないの?」
翠「んな!?そんな訳ないじゃない!」
透「じゃあそれで良いじゃん。」
伊織「やっぱあの子達ってお花な関係なのかな?」
由美「人の友情に勝手なフィルターかけるな。」
~敵のアジト~
クーライ「新たな契約者が現れました、始末書を…アングリーガーはどこへ行かれたのですか。???様?」
???「少し骨休めに行くそうだ。お前もほどほどにな。」
クーライ「有り難き御言葉にございます。」
~居酒屋にて~
OL「おじさんムキムキじゃん。この後良いことしない?」
アングリーガー「いえ私には帰るべき場所があるので。呑み過ぎないようほどほどにですよ。」
OL「ふーん、釣れない人。私も出会いが欲しいなぁ…。」
―次回予告―
伊織「やほー伊織だよ。さてもうすぐ期末考査だけど私にとってはコスプレ喫茶に行くことが!
次回『テスト勉強して外見れば咲く花』あなたも私も輝く未来へ!ちなみにコスプレするなら冬が良いよ。」
読んでいただきありがとうございます!




