第10話 文化祭といえば?
第10話です
由美「おい伊織。」
伊織「何ゆっちゃん?」
由美「この間のメール、アレ捏造してあるだろ?」
真琴「何で朝からこんなに妙な雰囲気何ですか?」
由美「あぁ真琴ちゃんは知らないんだったな。ほらこのメール流石にこれは捏造だろ?」
真琴「私にはよくわかりかねます。申し訳ありません。」
由美・伊織「凄い大人な対応された!?」
由美「で、伊織?正直に白状した方が情緒酌量の余地があると言うものだ。私はお前とこんな雰囲気になった記憶はない。」
伊織「ゆっちゃんそりゃ酷いよ~…。実際僕が軽ーくふざけたら口説かれかけたんだもん。風邪の時なんて皆そんなだよ。」
由美「うーん…そう言われると何だか説得力があるな。」
伊織「ささ文化祭の事も考えなきゃいけないし白井先生から同好会でなんかやれって圧かけられてるんだから。」
真琴「そうなんですか?」
伊織「そうなんだよね~…白井先生曰く『空き教室と型落ちパソコンのレンタル料として文化祭でなんかやれよ、後輩のためにもな。』らしくてさ。」
真琴「3人で出来る事…パッと出てくるのは演劇でしょうか?」
伊織「それこそ『君は立派な怪盗だ…僕の心をその美しい宝石なような瞳で奪っていったのだから…』とか?」
由美「その身長でよく言ったなお前」
真琴「え…あわわ…こういうのってあの…わからないです!」
透「あらあら最近騒がしいと思えば…なにしてるの?」
伊織「ん~と誰?」
由美「直球過ぎるだろうが!すいませんうちのバカが。」
透「仕方ないよ選択授業もちがうからね…私は須藤透。また会う時までね~。」
伊織「行っちゃった…って!文化祭何すんの!?」
白井「山吹熱意は認める。だがホームルームだ。」
~昼休み~
真琴「いおりんお弁当食べてからずっと寝てますが大丈夫ですか?まさかまた家で…」
由美「それかゲームのやり過ぎか…何だ?このノート?」
真琴「凄い…こんなに文化祭で出来そうなことを諸経費まで考えて纏めてあるなんて…私も経済学を少しかじってますがここまでは…」
由美「伊織がここまで本気なんだったらこっちも本気でいくしかないな。」
伊織「…会長…同好会維持費でなんとか…部費上げますんで…zzZ」
由美「寝ながらでも抗議してやがる…。」
真琴「昼休みも後10分ですね。」
伊織「私今寝てた!?」
由美「あぁぐっすりおやすみだったぞ。」
伊織「なんてこった!生徒会長に抗議しに行かなきゃいけなかったのに!」
真琴(体力さえあればいおりん生徒会長できそうだなぁ…。)
由美「で?何がしたかったんだ?」
伊織「1つ思ってたのは色んなパンフレット。可愛い雑貨屋さんの場所や目印書いたやつとか模型屋さんの場所や店長へのインタビューとか載せたやつを売るの。だから印刷代がかかるから生徒会長に許可とろうと思って。」
真琴「それ良いと思います!お金というものは回す為にあるので!」
由美「私も概ね賛成だ。それで新しい趣味を持つもこれまでのを深めるのも素晴らしいことだと思うぞ。」
―放課後―
伊織「よし、いざ行かんは生徒会室!」
由実「無駄にものものしく言うな、ただ生徒会室に行って要件伝えるだけだろう。」
真琴「来たみたいです。残念ですがそちらを優先しましょう…。」
由美「わかってる!伊織は行けるか?」
伊織「行くしかないじゃん!生徒会長は朝でもいるし!」
アングリー・モンスター「重いし給料低いしもう辞めたい!」
アングリーガー「久方ぶりですな、ジュエリーラの姫方。生憎こちらもあまり手加減はできなくて。」
由美「そんなの知ってる!行くぞみんな!」
3人「チェンジ!」
由美「ルビー!」
真琴「サファイア!」
伊織「トパーズ!」
シャイニートパーズ「Are you ready?」
アクアサファイア『サファイア!ウォーター!ガン!』
アングリー・モンスター「そっち!」
アクアサファイア「えぇ!?魔法を無効化されちゃいましたよ!?」
ブレイズルビー「だったら物理で!」
アングリー・モンスター「モニター!オン!」
ブレイズルビー「と…父さん!…いやもう父さんは…いない。でも目の前に…。」
シャイニートパーズ「退いてルビー!私が!…私が病気を発症した頃…?やめて叩かないで…良い子にするから…お願い…。」
アングリー・モンスター「そぉれ!」
アクアサファイア「大丈夫ですか!?う…アレは私がいじめられてた時の映像…やめて!…もう…。」
アングリーガー「これでわかったでしょう…。人間とは哀しい生き物なのです…。」
シャイニートパーズ「…確かに…そうかもね。でも私は…知ったんだ…。どれだけ悲しいことがあっても楽しいことが待ってるって。その廃品回収のおじさんも同じだと思う。だから私は決めたの!誰かのため笑顔の為に戦うって!」
アングリーガー「とは言えども魔法バリアを持つこのモンスターをどう倒すと?」
―シャイニートパーズは身の丈程もあるビーム砲を召還する―
シャイニートパーズ「光粒子高圧縮砲スタンバイ…。」
アングリーガー「諦めの悪い人ですね…まぁこの魔法バリアの威力ご覧みせてあげましょう。」
シャイニートパーズ「光粒子高圧縮砲チャージ完了。ビーム照射開始。」
―シャイニートパーズが肩に担ぐビーム砲から発射されたビームがアングリー・モンスターに届くまでそう時間はかからなかった。それどころかモンスターのトラウマを映すテレビ、魔法バリアの電力ダウンを起こした上での僅か10秒だけの照射でモンスターを100メートル程軽々と吹き飛ばしたのである―
アングリーガー「な、なんたる威力…!あの少女にそれほど力があるとは…!」
ブレイズルビー「何があったんだ…?」
アクアサファイア「わかりません…。ただ浄化のチャンスは今ですね。」
シャイニートパーズ「パパッとやっちゃてよ!説明は後でするから。」
アクアサファイア「わかりました!『サファイア!ヒーリング!ウォーター!』
アングリーガー「何か対策…思い付かない…。あぁ!なんと情けない姿か!」
~帰り道~
由美「伊織あの時お前何したんだ?」
真琴「それですよ!なんだか急に魔法が通るようになって…。」
伊織「簡単だよ。バリアがあるならそれを超えるだけの出力の魔法を撃ち込めば良いだけ。」
由美「そんなことは普通簡単とは言わん…。」
―次の日の朝―
由美「おはよう真琴ちゃん。ところで伊織は?」
真琴「生徒会室に1人で…」
由美「どこまで馬鹿したら気が済むんだアイツは…。」
真琴「いいえ、それは違うと思います。」
由美「ん?何で?」
真琴「私たちが魔法少女になったことも同好会ができたのも全部自分が原因だと思っているからその恩返しがしたいんじゃないかなって。」
由美「全く…面白いやつだな伊織って。」
真琴「そうですね…人の為にと色々な方から聞きましたがあんなにまっすぐな方は初めてお会いしました。」
伊織「おはよー!許可下りたからこれから皆頑張ろうね!」
由美「もちろん!」
真琴「パソコン関係はいおりんがいれば百人力ですよ!」
~敵のアジト~
???「外の世界とはどんなものなのだ。アングリーガー?」
アングリーガー「…確かに魅力的な物は多くございます。しかし到底人間とは思えぬ魔力を持つ者もおり大変危険です。???様どうかご乱心なさらずに…。」
???(いや行く気は無いんだけどなぁ…サフェーリーが読んでた雑誌にあったラーメンってのが気になるから聞いただけなんだけどま、いっか)「下がって良いぞ、アングリーガー。」
アングリーガー「承知しました、???様。」
???(そういやラーメンって配達してくれるって聞いたことあるな…でもここまでは無理かぁ…。)
―次回予告―
真琴「失礼します真琴です。秋ってなんだか寂しいような楽しいような不思議な季節ですね。次回『秋風が吹く頃』あなたも私も輝く未来へ!さてとお庭の掃除しなくちゃ…」
読んでいただきありがとうございます!




