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CRIMINAL=9  作者: 下野 枯葉
6章 約束を刻む童
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九十三話 約束

 それは約束だった。

 たった一つの口約束。

 暁啓が交わした生涯守り続けた約束。



「ねぇ……暁啓」

 柔らかな女性の声が耳に届く。

「ん?」

 ゆっくりと瞳を開いた暁啓は、目の前のベッドに仰向けになっている女性の手を握る。

 ベッド横の椅子に腰を下ろす。

「私達は人じゃないことになっているけど……そんなことはどうでもいいんだよ」

「……でも」

「この村でみんなで暮らしている。それだけで十分」

「ごめん」

「夢を見るのは自由だよ。でもね現実はやっぱり時に残酷なんだよね。【みんなが幸せ】……見てみたかったなぁ」

「……ごめん」

「暁啓は謝らなくていいんだよ? どうして暁啓の責任になるのさ? それこそC2がどうにかしなければならない事でしょ?」

「……」

「だからいいの。【理想郷】なんてモノは人間は手に入れられない。偽りの理想郷の裏側で私達が生きている…………それを暁啓が知ってくれているだけで十分」



「村のみんなと暁啓と……この子が幸せならそれで…………私も幸せだよ」


「……」



「だから恨んじゃダメ。それと……この子みたいな子供たちを救って」

「あぁ……」

「暁啓の手の届く範囲でいいから……約束だよ?」


「――あぁ……………………約束だ」


こんにちは、

下野枯葉です。


約束。

暁啓の約束は果たせるのでしょうか?

救いとは?

幸せとは?

誰か教えてください。


私自身も約束の果てに何かを得たことはありますが

救いと幸せについては模索中です。


では、

今回はこの辺で。






最後に、

金髪幼女は最強です。


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