↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
珠巡り  作者: 桜咲 雫紅
二章 記憶
PR
56/108

もっとオブラートに包みましょうか

まだまだ暑い日が続きますね・・・。暑さを吹き飛ばすほどではありませんが、これを読んで少しでも楽しいと感じてくだされば幸いです。

「連れてきました」


生徒会室に入ると校長がソファーに座って待っていた。校長は恭哉と桜に「ありがとうございます。授業に戻っていいですよ」と労い、恭哉が一礼して二人とも退室すると貴之達に視線を移す。


「さて、どうでしたか?異能者組織の動きは」


校長は柔らかい口調で問い掛ける。彼の新雪のように白い髪はきちんと後ろに流されており、かぎりなく橙色に近い黄色の瞳は穏やかに細められていた。


「どうもこうもないです。――――“隻眼の堕天使(ワンイヤー・フォールン・エンジェル)”・“血染めの十字路(ブラッド・ステインド・クロスロード)”、この二つは“空の珠”“海の珠”“地の珠”を狙ってます。この二つで組織されている“珠狩”は言わずもがな。それから、詳しい事はわかりませんでしたが、“死神の鎌(デス・サイズ)”という無能力者の集団も三つの珠を狙ってるらしいです。目的は不明。“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”は三つの珠には興味がないみたいですね。代わりに、桜ちゃんを狙ってる」


最後の一言に南絃が弾かれたように顔を上げ、食い入るように貴之を見つめる。天空家本家のことになると南絃は過剰(かじょう)なまでに反応する。命を狙われてるとなると尚更(なおさら)だ。


「三つ目の異能の事が洩(も)れましたか」


「そうみたいですね。“蒼天の天馬(ブルースカイ・ペガサス)”はこっちにつくと言っていました。嘘ではないはずですよ。彼らは天空家に・・・いや、大斗さんと夕美さんに大恩がありますから」


数十枚に及ぶ調査資料を校長に渡す。そこには上から下までびっしりと彼の筆跡であろう綺麗な文字が綴られていた。


「それからもう一つ。“隻眼の堕天使(ワンイヤー・フォールン・エンジェル)”・“血染めの十字路(ブラッド・ステインド・クロスロード)”・“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”・“死神の鎌(デス・サイズ)”の四つがこの学園に幹部を数名潜り込ませているらしいから気をつけてください。“蒼天の天馬(ブルースカイ・ペガサス)”もですけど・・・こちらは心配ないと思います。援軍でしょうからね」


「そうですか。よく調べてくれましたね、貴之君」


ニッコリと柔らかい微笑みを浮かべ、礼を言う校長。笑うと目が線になるんだな、と頭の片隅で思いながら貴之は笑い返す。


「お礼は休暇でいいですよ」


ひらひらと手を振りつつソファーに座る貴之。そこでようやく驚愕(きょうがく)の淵(ふち)から這い上がってきた南絃が貴之に詰め寄り、語気を荒げて問う。


「桜が狙われてるとはどういう意味だ!?」


「おい、南絃」


関ヶ原は校長を横目に見つつ南絃を諌(いさ)める。しかし南絃は止まらず、口調も荒くまくし立てる。


「答えろ!何故桜が狙われなければならないんだ!!」


「いったん座りなさい、南絃君」


校長の静かながら不思議と沁みこむような語気に南絃は冷水を浴びせられたような顔をして力なくソファーに崩れ落ちる。彼の横に関ヶ原も座り、いつものポーカーフェイスをかなぐり捨て、らしくもなく取り乱した南絃を意外そうな眼差しで盗み見る。


仕事中、感情が欠落(けつらく)してるんじゃないかと疑いたくなるぐらい無機質な仮面(かお)なのに、天空家本家の事になるとこんなにも容易く動揺(どうよう)する。素の南絃はこうなのか。


校長は四人分の紅茶を出すとおもむろに話し出す。


「話は十年前に遡(さかのぼ)ります」




その日、一隻の船の船底が爆破された。乗員・乗客合わせて3000人弱乗っていた大型船の船底が、だ。やったのは“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”という異能者のみで構成されている組織だったと言われている。


平たく言えば、殺戮集団である。


死者75名。重軽傷者2000人以上という大惨事となった。だが、千を越える人数が“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”に襲われて死者が百人に登らなかったのはこれが始めての事だった。


「その事件やったらよう知っとりますわ。一時期テロ攻撃や神の軌跡やって騒がれておったさかい、まだ頭ん中に残っとります」


関ヶ原は記憶を掘り返しながら頷く。どの新聞でも大きく一面を飾っていたので否応なく記憶に焼きついている。


「神の奇跡ではないのですよ。沈没しなかった事も、犠牲者が100を超えなかった事も、すべてあそこに乗り合わせていたある方のおかげなんです」


「それが、大斗さんやと・・・」


「察しがいいですね、芯君。そうです、その船に乗っていたのは天空 大斗君と龍護君。それに、桜さんです」


反応が一瞬遅れた。南絃は聞き間違えた、と思った。いや、思いたかった。だが、耳に入ってきた言葉は確かに自身のよく知る人物の名前だった。


「桜と龍護さんも・・・乗っていた・・・」


動揺からか、わずかに掠れた声が南絃の口からこぼれた。普段の南絃からは考えられない声音に隣の関ヶ原が珍しいと言いたげに目を丸くする。


「ええ。大斗君と桜さん、龍護君の三人が乗っていたのです。螢斗君と夕美さんはいらっしゃらなかったようですが」


「それと桜が狙われることとどう関係があるんだ?」


せっつくように訊ねる南絃。その顔には焦りの色が垣間(かいま)見えた。これも普段の南絃らしからぬ言動だ。校長は嫌な顔一つせず紅茶を一口飲むと話を続ける。


「これは大斗君から聞いた話ですが、爆破された船底を大斗君が『再生と死滅』の異能で出来る限り元に戻し、爆破により生(しょう)じた炎を龍護君と桜さんが鎮火したそうです。船を消し去るはずだった “漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”にとっては想定外もいいところの出来事でしたでしょうね。船は船底を損傷しながらも乗員乗客全員が逃げるまでの間、沈みませんでした」


「それで、目を付けられたというわけか」


「私はそう考えています」


静かに肯定(こうてい)の言葉を紡(つむ)ぐ校長。南絃は募(つの)った疑問をそのままぶつける。これも普段の南絃からすれば珍しいことだ。


「それだけで狙われるものなのか?」


「六歳の子供が大型船一隻を沈めるほどの爆発により生じた炎を操り、消し去ったんですよ。さらに、その子供の親と思しき男は大穴の開いた船底を再生した。目を付けられても仕方がないかと」


「あの面白い性格は大斗さん譲りなんですね」


貴之がクスッ、と口元を隠しながら呟く。父親が父親なら子供も子供だな。


関ヶ原は数十回しかあったことのない天空 大斗を思い浮かべてみる。


確か・・・裏表がなくて大雑把でめんどくさがり屋で毎度騒ぎの中心におって喧嘩っ早い性格で、不思議な求心力みたいなもんを備えとった。彼の周りには不思議と人が集まっていくんや。 大斗さんには人を惹きつけるなんかがあった。ほんで夕美さんをめっちゃ大切にしとった。


頭の中で並べていると、不意に浮かび上がってくる記憶(もの)があった。彼を初めて目にした日の記憶――――



――――異能に目覚めてまだ間もなく、扱い方もわからず途方にくれていた時、三珠から声が掛かった。関ヶ原が彼と出会ったのは、それから一週間も経たないうちの事だった。


「彼ならきっと、わかりやすく異能のコントロールの仕方を教えてくれますよ」


そう言われてやってきた天空家本家。大きな屋敷が塀の上から覗いていて、塀の向こうから楽しげな笑い声が聞こえてきていた。そして、怒りの感情が感じられないクラッカーのような怒鳴り声も。


「よぉ、壱(いち)。久しぶりだな」


呼び鈴を押し、少しすると大きな門が開いた。そこから出てきたのはあっちこっちへ跳ねている薄黒髪を鬱陶(うっとう)しげに払い、切れ長の桜色の瞳を細めてよっと片手を上げているラフな格好の青年。


「この頃忙しくてな。彼が一般人(ゼロ)から異能者に目覚めた者だ」


気さくな挨拶に笑みを返し、ここまで案内してくれた彼、九条 壱は手のひらを関ヶ原に向ける。男は一つ目を瞬いて上から下まで関ヶ原を眺め回し、一言。


「へぇ。一般人(ゼロ)から異能者になった奴は初めて見るが、意外と普通なんだな。もっとこう・・・頭のネジが飛んだおかしな奴が来るかと思ってた」


「大斗・・・。どうしてお前はいつもそう直球(ストレート)なんだ。もっとオブラートに包み込め」


いったい何を想像していたのかと問い質したくなるセリフを本人を前にして堂々と口走り、男は屈託(くったく)なく笑う。まるで陽だまりのように温かい笑みに思わず視線が釘付けになった事を今でも覚えている。


人を惹きつけるような、見ているだけで心が温かくなるような、そんな不思議な魅力のある微笑み。


身も蓋もない彼の物言いに呆れ半分苦笑い半分の九条は片手を腰にあて、空いた手で黒髪をかき回す。鮮やかな紅梅色の瞳は片方瞼に隠されていた。


九条の言葉に大斗は親に叱られた子供のようにふて腐れた表情になり、唇を尖らせる。


「いちいちうっせーよ、壱。お前は俺の親かっての。小言はあの三人のだけで十分だ」


「はいはい。本題に戻ろうな」


突っかかってくる大斗を軽くあしらう。年齢的にはそう離れていないように見えるが、今のやり取りを見る限り壱が大斗の親のような気さえしてくる。


「ちっ。後で覚えとけよ。ようこそ天空家本家へ。俺は天空 大斗。大斗と呼んでくれ。君の名前は?」


当たり前のように差し出された彼の手のひらは彼の笑み同様温かそうで、考える前に関ヶ原は彼の手を握っていた。


「関ヶ原・・・。関ヶ原 芯や。芯でええ」


思っていた通り彼の手はとても温かかった。


「そうか。よろしくな、芯君」


わずかに高い位置にある桜色の瞳が嬉しそうに笑い、真っ直ぐに関ヶ原を映した。




「狙われた理由はもう一つあります」


校長の言葉に関ヶ原は記憶を辿るのを一時中断した。時間がやるときにぼちぼちやろう。


「桜さんの異能は『終焉の劫火』と『再生と死滅』だけではないんです。もう一つ、彼女も知らない異能があるんです。大斗君がもしものために私に用意した手紙に全て書いてありました」


校長がそこでいったん言葉を区切り、窓の外に目をやる。つられて三人も外に目をやる。そこにいたのは、移動教室から帰ってきたらしい桜達だった。今話している本人、桜は美優と渚と楽しそうに何かを話している。そこへ恭哉が割り込み、桜とじゃれあいを展開している。


「桜さんのもう一つの異能。この異能は桜さんの命を蝕(むしば)むレベル10に相当する最悪の異能です。大斗君が全力で封じましたが、桜さん(かのじょ)の心を大きく揺さぶる出来事が起こると・・・・目覚めてしまうかもしれません。我々三珠と三家の力で厳重にセーフティーをかけていますが、彼女自身が望めばその一つは容易く解かれてしまう」


ごくりと関ヶ原は固唾(かたず)を飲み込む。無意識に握り締めていた拳に手汗が滲んでいた。関ヶ原とは違い、表面上はいつも通りに戻った南絃が抑えた語気で問いをなす。


「もう一つの異能・・・・。それはいったいな」ガチャ「失礼します」


南絃のセリフをぶった切ってノックもせず入室してきたのは左目から左頬にかけての傷のある――――九条 愁だった。刑事が仕事サボってこんなとこに来ていいのだろうか。


「俺に頼みたいことってなんですか?出来るだけ手短にお願いします。このあと仕事があるんで」


いつも通りの仏頂面で髪をかき上げる。紅梅(こうばい)色の瞳が不機嫌そうに細められている。目尻の隈と頬の傷で凄みが加わり、凶悪犯もたじたじの極悪人相になっていた。


「忙しいのにすまないね、九条君」


校長は穏やかな微笑と共に座るように促す。愁は壁時計を一瞥(いちべつ)して「十分だけですよ」と念を押してからソファーに腰を下ろす。


「中等部にいる洸哉君、高等部の龍護君、螢斗君、春君、戒さん、真夜さんと協力して高等部に潜り込んだ鼠を捕まえてください。殺してはいけませんが、それ以外なら何をしても構いません。青葉さんや千秋さん達にも頼んでありますので彼女達とも協力してください」


関ヶ原と貴之は顔を見合わせる。とてもじゃないが笑顔でのたまうセリフじゃない。怖さ倍増だ。室内の気温が一気に下がった気さえする。


普段は温和で少し厳しいが、生徒・教師問わず人気がある校長。怒るとこなどまったく見たことが無い。声を荒げることも皆無。だが、キレたら関わってはいけない人、キレさせてはいけない人として五指に入る人でもある。校長(かれ)が本気でキレるとこを見てしまった哀れな人達は口々にこう言ったという。「校長(あいつ)を本気でキレさせてはいけない」と。


「わかりました。んじゃ中等部に出入りする許可をください。よっぽどのことがないかぎり中等部(あっち)にはいけないんで。伝もないし」


「もう許可はとっておきました。あちらも快く了承してくださいましたよ」


今のこの人に正面から頼まれて真っ向から拒否できる人がいるなら是非とも見てみたい。関ヶ原は心の中でそうぼやいた。


「そうですか。んじゃ失礼します」


表情も声音もまったくいつもと同じの愁は、もうこれ以上話はないと判断したのか立ち上がると一礼して去っていった。ドアの閉まる音と共に関ヶ原は我に返り、南弦と貴之の手を摑むと有無を言わさずドアに向かい愁に続いて退室する。もう一分一秒たりともここに居たくなかった。


「私の学園(ほこり)を穢(けが)したんです。それ相応の報いを受けてもらいますよ、鼠共」


校長の穏やかながら静かな殺気が込められたこの言葉を第三者が聞いたら卒倒してしまっていただろう。












南絃達が廊下に出ると、先に退室していた愁が壁に背中を預けて立っていた。関ヶ原は訝(いぶか)しげな表情(かお)で彼に近寄る。


「なんでここにおるんや?仕事あったんとちゃ「お前らに、言っておくことがある」


うんか、と続けようとした関ヶ原の言葉を遮って三人を見据える愁。いつになく険しい彼の顔を見た途端、貴之は眉を曇らせた。


「聞いていたのか」


「ああ。校長はお前らに大分気ィ使って説明してたようだが、話をはしょりすぎだ。あの人は肝心なとこで甘いな」


ふっと嘲(あざけ)るような笑みが口端を過ぎり、鋭い目が彼らを睨むように射抜く。紅梅色の瞳の奥に浮かんでは消える、痛みの色。


「俺はあの日、その船に乗っていた」


関ヶ原は軽く瞠目(どうもく)し、息を呑む。南絃は水面のように凪(な)いだ視線を愁にあてる。貴之は悲しげに瞼を伏(ふ)せ、深く俯(うつむ)く。諜報(ちょうほう)能力に長けてる彼のことだ、細部まで知っていることだろう。


「あの日は異能犯罪者取締り及び異能保持者保護機関の定例報告会、通称三珠の総会があった。数年に一度、世界中に点在している三珠のどれかに属している、または三珠と同盟を結んでいる組織の幹部が集まり、報告し合う場だ。場所は飛行機や列車、ビルの中、野球場等あげればきりがないが、その年は大型船だった。総会は一週間に渡って行われる予定だったが、六日目」


そこまで一気に話した愁の語尾がわずかに震えた。彼の目に力が込められ、表情に悲痛なものが混じる。当時まだ子供だった彼にとって、辛い記憶なのだろう。


「どこからか情報が漏洩(ろうえい)し、大型船を“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”が襲撃してきた。大型船は一瞬で戦場と化した。“漆黒の番犬(ジェット・ブラック・ケルベロス)”は女子供だろうが情け容赦(ようしゃ)なく殺していき、それを俺よりもさらに幼かった桜が見てた。いや、見ちまった」

桜咲 「えっと・・・今回のプロフィールは戒さんなのですが・・・」


戒 「モグモグ。(チョコを口一杯に頬張っている)」


桜咲 「戒さん。そろそろ食べるのを止めてプロフィールをお願いします」


戒 「ん~。プロフィール?え~と、覚えてる限りだと・・・大路 戒。17。それぐらい」


桜咲 「えぇ!?そんだけですか!?他にも何かあるでしょう!?好きなこと(もの)とか・・・何かっ」


戒 「いや。別に」


桜咲 「いや。別にって・・・。(このまま情報がないといろいろとマズイ。なんとかしなくては)。・・・しっ身長は170cmぐらい、体重は五十kg前後・・・かな。血液型は間違いなくBでしょう。ねっ」


戒 「じゃあそれでいい。モグモグ」


桜咲 「いいって言われても・・・(汗)。んじゃ最後に一言何でもいいから何かください」


戒 「・・・好きなこと(もの)はチョコとトランプ。嫌いなこと(もの)は口煩い人とチョコを盗られること」


桜咲 「は・・・はぁ。というかそれプロフィールですよね。覚えてるんじゃないですか」


戒 「そっか・・・。ごめん。・・・気をつける」


桜咲 「(そんなあっさり謝られても・・・。)で、では最後に・・・」


戒 「モグモグ。で、何を気をつけるんだっけ?」


桜咲 「ええ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。