表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

189/323

また歳を重ねていく

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 4月1日。また歳を重ねていく。まあ、それも良いんだけど、今は内戦の真っ最中。どんどんと占領地を増やしていかないといけない。今で18の領地を落としたぞ。交渉相手も結構居るんだ。皆手伝ってくれているから助かっているけど、これが手伝いませんと言われたら、滅ぼさないといけないからな。手伝ってくれない貴族家は反乱分子になる可能性があるんだよ。だから、今の内から処分をしておかないといけない。そんな事をしていいのかって話にもなるんだけど、良いんです。1枚岩にならないよりはマシだからな。


「とは言いつつも、内政が追いつかない訳で。どう考えても内政が追いつかない。占領地を増やし過ぎるのも良いんだけど、内政をどうにかこうにかしないと難しいんだよな。まだ男爵家を潰している段階だから良いものの、これで伯爵家を潰し始めたら内政が回らないって事くらいは平気で起こるだろう。その時にどうするのかだよなあ。攻めるだけなら簡単なんだけど」


「どうしようもないのさ。そもそもそういう役割をしているのさ。誰かに認めて貰うなんて事は考えない方が良いのさ。悪役でしかないのさー」


「結果的に国の為になるのでしょうが、血が流れる事には代わりがありませんしね。仕方が無いでしょう。攻めるだけでも大したものなのです。そろそろ敵対認定される様な気もしていますが。情報共有が遅い世界でも、流石にそろそろ敵として認識されるでしょう。今後はこうも簡単に終わらない可能性があります。……もっとも、対策を建てたところで、対策の意味を成すとは思わないのですけどね。そもそもの戦力が違いますから」


「戦力差が大きいですからな。滅ぼすのは簡単でしょう。国を落とせと言われても出来るでしょうなあ。ですが、その後の管理が大変になります。決して油断はしてはいけません。管理というものは、どうしても人手がかかるのですから。疎かにしては、内政派閥の意義が無くなりますからな」


 そうなんだよなあ。落とすのは簡単なんだよ。攻めるだけなら簡単なんだよな。今からでも全滅させることは出来ると思う。辺境伯家でさえも、可能であると考えている。……内政をする人が居なくなるのが問題なんだよな。内政不全に陥ると、スタンピードが起きる危険性があるんだ。その危険性を排除できなくて、どうしろと言うんだよ。


 国内を安定させるためには、時間がかかる。速攻で落としてどうのこうのとやるにしては、ちょっとハードルが高いんだよな。なんとかしてホムンクルスを増産増産して、国境を守れるくらいにならないといけないんだよ。国境が動く事態になる可能性があるからな。隣国は6つある。友好協定や通商協定を結んでいる国が5つあるとはいえ、今後も同じような事になるとは限らない。今後の付き合い方が変わる国だってあると思う訳だ。リッテル王国だけが敵ではないのだよ。潜在的な敵国は、全てである。国王同士の仲が悪くなったらそれでお終いだからな。


 でも、今後はもっと加速して落としていけると思う。同派閥の貴族家が結構居るからな。その周辺を一気に落としてしまえば、領地は拡大していくんだ。内政が遅れるのは仕方がない。どうしようもないんだよ。そもそも領地を奪わないと、そこの内政が終わらないんだから仕方がないだろう? 派閥が違えば、内政を重要視するかどうかが決まってくるんだから。普通は内政をしないといけないのに、貧乏なままで放置している貴族家が多いんだよ。何をやっているんだとは思う訳なんだけど、それが現実なんだよな。


「とりあえず、進攻速度については、今後の見直しもあるだろうとは思う。結構落としてきたけど、まだいけるからな。領地も広がって来たし、ここは1つ、もっともっと拡大路線を取る方が良いとは思う。具体的には、クリエミルツ辺境伯家の領地までは落としても構わない。そこまで落としてしまえばこっちのものだからな。辺境伯家と隣接しようが、関係なくなるんだよ。仲間なんだからな」


「それはそうですが、他方面を疎かには出来ませんよ? 平等にとは言いませんが、同時進行的に進めていかなければなりません。そのくらいの戦力はあるのですから、しっかりと役目を全うしましょう。そろそろ子爵家とも隣接します。そちらの方面もしっかりと落としていかなければなりませんからね? 出来る限りの事をやらなければ、クリエミルツ辺境伯家の負担が大きくなるのですから」


「ですな。辺境伯家には、そこまでの負担をかけられないでしょう。出来る限りこちらで勝負を決めてしまわなければなりません。特に北東方面は辺境伯家以外を落としてしまわないといけないでしょう。リッテル王国の脅威もありますが、それはホムンクルスでなんとかすればいい話なのですし、しっかりと落とすことを考えませんと。目標はホムンクルスが完成したら、直ぐにでも辺境伯家が動けるようにしておくことです。そのためにはこちらも大きく動きませんと」


「解っている。今からでも加速度的に領地を増やしていくさ。どうせ内政をしないといけないのは変わりないんだから。どうあがいても、内政をしないといけない事には代わりがないんだよなあ。それは他の貴族家に任せて、俺たちはどんどんと落としてしまわないといけない。出来る事なら辺境伯家以外の北東方面は俺たちで落とすくらいの事をやってのけないといけないのは解っている。まあ、なんとかなるとは思うけどな。内戦の隙を狙ってくるような国が無ければ、もっとスムーズに事は進むんだけど、そんな簡単にはいかないだろうからな」


 簡単に終われればどれだけ楽か。今は苦しい戦いを強いられている訳なんだよ。俺たちで内政が完結するなら良かったんだろうけど、完結しないからな。どうしても他家の力を借りないといけない。そこまで大きな家では無かったから、内政を任せられる人材が殆どいないんだよなあ。なんとかして人材の確保もしないといけないんだろうが、それはまた後の話でしかない。今度で良いんだよ。今はただ、領地を落とすことだけを考えていれば良いんだ。それで幾らか問題は解決するんだから。辺境伯家が頑張ってくれるさ。


 でも、一気に落としてしまっても構わないとは思うんだけど、回りの貴族家が付いてこられるかなんだよなあ。一気に状況が変わり過ぎると、色々と不都合が起きる可能性もある。なんとかしてしまわないといけないとは思うんだけど、なんとかできるんだろうか。それが心配だな。こっちとしては、何とでもなるというのが本音なんだけど。戦闘に関しては、任せてくれても全く問題無い訳で。内政の方を頑張って貰わないと付いてこれない貴族家の領地が出てくるだろうからな。……伊達に内政を疎かにしていないんだよ。領地がもう滅茶苦茶な場所もあるんだよな。


 しっかりと内政を建て直し、国をいい方向に持っていくのに、何年かかるのか。それが心配でならない。マジでどうなるんだろうな。国がいい方向に纏まってくれるのが一番いいんだけど、結局は200年から300年もすれば、派閥で分かれてしまうんだろうなあ。何で方針が途中で変わるんだよって思うかもしれない。けど、人間なんてそんなものだからな。3人居れば、派閥が出来るんだよ。人間だもの。仕方がないよね。1枚岩になっておくべきなのはそうなんだけど、それで安心していたら駄目なんだよなあ。どうせ最後には派閥が出来上がる。……俺が死ぬまでに何度こういう戦争をしないといけないんだろうな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ