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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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やろうと思えばできるらしい

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「なるほどなるほど。統治の人材は得られましたか。それは朗報ですな。最大の懸念事項が1つ消えたことになりますな。守り手とは、武力だけに在らず。土地を維持管理するにも守り手は必要となります。ですが、それらが必要でないとなると、随分と楽な条件になりますな」


「いや、だが、守り手が10億人くらいは欲しいんだぞ? 召喚獣が無いのが前提だけどな。召喚獣もソウルメイトも引き入れていいのであれば、1億人でって言っていたが、それにしても人口が増えるのを待ってばかりも居られないだろう? 早急に戦力が必要になる。戦力を準備しなければならないのであれば、食料も必要になってくる。それを全て確保できるとは思えないんだが」


「では、諦めますかな? それならそれでも良いでしょう。諦めるというのも1つの選択肢ではあります。無論、それらは、今のままを維持すると言う事になりますが。それを諦められるのかが問題でしょうな。出来ないのであれば、模索をするしかないと言う事ですな」


「そうですね。人口を増やさず、守り手を増やす方法を模索すれば良いかと思われます。簡単にはいかないでしょうが、出来るか出来ないかで考えるのであれば、出来るでしょうから。発想次第です。全ての可能性を考えるべきですね。わたくしが思うに、決して無理な条件では無いと思いますよ。確かに、領地の守り手である統治者を得るには、かなりの難易度があるとは思いましたが、戦力だけで考えれば、それ程難しく考えなくても用意できるかと。まあ、それなりに時間も労力も資金もかかりますが、現実的な所として用意できるかどうかになると、出来ますね。後は発想力次第となります」


 出来る、か。だが、どうやったらいいんだ? 発想力とは言うが、それだけの戦力をかき集めないといけないんだ。それだけでも難しい。10億人って、今の俺の領地の総人口の100倍くらいになるんだぞ? それだけの人口を何処から集めてくるって言うんだ? 発想力次第とは言うが、逆転の発想なんて言っても、10億人も集めなくていいとでも? それは無いだろう。それだけの数は必要だ。人間換算で、だけどな。召喚獣も含めてならその限りではないが……。


「無限召喚で出すといっても限度があるだろう? いや、召喚数自体は確かに無限だ。だけど、そいつらの食料は有限だ。幾ら無限召喚した奴らだと言っても、空腹で放置して良い訳では無い。空腹で離反されても問題だからな。そうなってくると、伊邪那美命の黄泉軍なら食料は必要ない。時間がかかるが、10億程度なら召喚できるだろう。だが、守りの戦闘には向かないぞ? あれらは攻めるのは得意だが、守るのは苦手だ。そもそも複雑な動きは出来ない。だから黄泉軍が回答なら、それは無理だと言わざるを得ないな。それでもないのだとすれば、何がある?」


「どうですか? 瑠璃殿は回答をお持ちのようですが、残念ながら己は回答を持ち合わせておりません。まことに申し訳ないですが、こうなれば瑠璃殿が頼りになりますな」


「とはいっても、かなり特殊な事をやりますからね。発想力と言っても、知っていることを総合的に繋げれば、なんとか回答を導き出せる、程度のものですよ。わたくしの案が最良だとも思いませんので。わたくしの案であれば、最低でも、そうですね。30年はかかるでしょう。そのくらいの時間が必要になります。それをするための物が最短で集まってその期間です。集まらなければもっと時間がかかるでしょうし、何よりもその過程が難しい。ですが、全ての鍵は命様が握っておられます。わたくしの案は、今までの命様の行動を聞き、それならばなんとかなるだろうという結論に至っただけですので。ただ、それ以上の案があるのであれば、そちらを採用した方が良いでしょうね。これはあくまでもわたくしの案ですので。命様が考え付くかどうかは解りませんね。もっといい案に辿り着くかもしれませんし。時間の短縮になれば、それはそれで良いのではないですか?」


「なるほど。30年程度でと考えましたが、それだとクリエミルツ辺境伯が死んでいる可能性がありますか。そうなると約束が反故になる可能性がありますね。統治者を出してくれるというのは現クリエミルツ辺境伯ですから。次代の方が出してくれるかどうかは解らないと言う所でしょうか」


「そうですね。人格者であれば、なんとかなるだろうとは思いますが、わたくしの案であれば、統治者としての守り手を選ぶという行為が必要になりますので。それでは今回の交渉は意味がなくなるでしょう? ですからあえてわたくしの案は出さないでおこうかと。クリエミルツ辺境伯が交代しない間、そうですね。10年程で何とかしなければならないのではないでしょうか? それでも中々に時間はある方だろうとは思いますが。最悪の場合はわたくしの案で行くとしても、当然ですがリスクが付きまとうので、出来れば避けたいとは思います。場所の選定やら特定の行動やらをしなければならない関係上、かなりのリスクがありますので」


 30年か。それは確かに時間がかかり過ぎる。次代のクリエミルツ辺境伯様が快くOKを出してくれるとは考えにくい、って事はないんだが、でもなんだか現クリエミルツ辺境伯様の期待を無視することにもなるからな。出来れば早い内にケリを付けたい。それに、リスクか。リスクは少ない方が良い。出来れば無い方が良い。そんな案があるのかは解らないが。


「リスクがある、ですか。では……、ああ、なるほど。あり得ない事では無いのは解りました。ですが、それをやるのであれば、再度貰い直す必要があるのではありませんかな?」


「そうですね。それがリスクの1つになります。今更貰えるのか。これに尽きますね。遥か昔ならばともかく、1度壊してしまったものをもう1度貰えるのか。それが鍵になります。貰えるのであればノーリスクですが、貰えなければ恒久的にリスクを背負う事になります」


「確かに。それと、壊す場所もかなり重要ですな。下手をすると飛び地にも無い可能性がありますな。無ければ、この案は無駄になると。確かに、案としては話さないのが正解でしょう。ですが、それだと何通りかの選択肢があれば、なんとかなりますな。正解は1つだけではないのでしょう?」


「ですね。最低でも3通りはあります。わたくしの知る限りでは、ですが」


「なるほど。己の思い付いたのは2通りです。ですが、そうなるともう1つはその系統ですか。親和性は高そうですか?」


「恐らくは大丈夫だろうとは思いますね。ですが、どちらにしても30年程度はかかるでしょう?」


「本当に最短で30年ですな。場合によっては100年経っても揃わない可能性がありますが、その間のリスクは計り知れないものになるでしょうなあ」


「でしょう。なので、出来れば言いたくはありません。それは解って貰えたと思います」


「確かに黙っていた方が無難でしょうな。もう1度貰える保証など何処にもありません。そもそも己どもでは交渉の余地もありませんな」


「そうなのです。なので、出来れば別の案でお願いしたくて。生憎、この程度しか思い付かなかったのです」


「いえいえ、思い付いただけでも素晴らしいかと。ですが、下手をすれば世界中が危機になりますな。そのくらい危険な事だと承知しておりますか?」


「勿論ですよ」


 ……なんか2人して解ったかのように会話をしているが、俺は解らん。もう一度貰うって何をだよって感じだ。だけど、下手すれば100年もかかるんだろう? それは却下だな。

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