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神ディウス現る

3日あけての投稿

文書にかなりてこずったので・・・

もっと文章力をつけたいですね。

前回より読みやすくなるように心がけましたがどうでしょか。

 しばらくするとスライムはビニールの上いっぱいに広がった。薄い青色がいかにも気持ちよさそうだ。

亮太は自分を抑えきれず、スライムとビニールの間に手を差し込んでゆっくり持ち上げた。ああ、うん、この感触、この重さ、確かにアレだ、子供の時に遊んだスライムだ。

『やっと信じていただけましたか。では、そうですね。まずお互い自己紹介するとしましょうか。』


 それにしても、なぜこいつはこんなにムカつく口調なんだ?水をかけてやったときから調子にのりやがって。

『では自己紹介を始めまし・・・おっとこれは失礼。では自己紹介をするぜ!』

 急に口調が変わったが、気にしないでおこう。亮太は思った。

『まず、おれの名前はスライムだ!・・・ん?種族がスライムなのか?てか、名前(仮)以外思い出せん。俺は何をしていたんだ・・・?』

 はあ?思わず出てきた声がとてもでかく自分でも焦ったがそのまま口が勝手に動く。

「お前は何を言ってるんだ?」頭で考えるよりも早く言葉が出てきた。

(ちょっときつい言い方してもーたな。) 亮太はそう思ったが微妙に空いた間を埋める言葉を見つけれなかった。

『・・・・・・・』

「・・・・・・・」

(うー、相手がスライムといえども少しキツイな、この沈黙・・・)

 さてどうしたものか、と亮太がうつむいた時――――


 〈やっぱりこうなったかー。お困りのところ、たすけよう〉


  亮太の頭に声が聞こえた。と、パチンとはじけたような音がしてあたりが輝きだした。


               *****


 光が消えると、目の前に――――目の前の机の上に――――仙人のように真っ白な長い髭をはやした奇妙な爺さんが立っていた。おそらく先ほどの頭の中に聞こえた声はこの奇妙な爺さんが原因であろう。

テレパシーなど簡単に使いそうである。

(なんだこの奇妙な爺さんは。どこから来たんだ・・・とりあえず悪意はなさそうだな、丁寧な対応をしよう。)と亮太は思ったが・・・

「誰だよ!」思いもせぬ言葉が口から出てきた。

「儂か。儂はのう・・・奇妙な爺さんじゃ。」

そういうとその奇妙な爺さんはカッカッカッと笑いながら机の上からピョイと飛び降りた。そして、腹をかかえさらに大笑いし、苦しそうに息をしていた。

亮太には何が爺さんのつぼに入ったのかわからなかったがしばらく見守ることにした。


 しばらくすると、その奇妙な爺さんの笑いも落ち着いた。

 爺さんは、ふーと息を吐くと真面目な顔になり、話し始めた。

「儂はのう・・・神じゃ。名前はディウスじゃ。」

いきなりだったが、亮太は受け入れることができた。その奇妙な爺さん、否その神ディウスから発せられる空気が神ということを物語っていた。


「儂が先ほどの悩みを解決しよう。そうじゃの、まずこ奴じゃが魔物である。なぜこ奴が其方と出会ったのは、儂にもわからんが・・・

こ奴は儂が創った魔物でのう、其方に惹かれるところがあったのじゃろう。

ああ、ちなみにわしは泥の神じゃ。泥をつかさどっておっての、天界の泥に儂の力を注いで創ったのじゃ。」

そう一気に言うとこっちを見た。

(何が言いたいのかまったくわからんぞ。)亮太が混乱した頭を整理しようとしていると―――

「すまんが水をくれんかの」ディウスが言った。

またそれかと思いつつも、亮太は水を汲みに行く。


 「ありがとう」ディウスはそう言うと、水を一息に飲んだ。

そして、どこからかか一枚の白いカードを取り出した。

そのカードは真っ白で、光沢があり頑丈そうだった。

「これは、天界のホワイトマーブルという物質を磨いて作られたものじゃ。もった者に関する情報を表示するのじゃ。

ステータスがわかるカードじゃな。さっきの説明では分からぬ様じゃからこれを使ってゆっくりと説明するとしようのう。」

 そう言うとディウスはカードに手のひらを押しあてた。するとカードは赤く輝き、薄く金色をまとった。

ディウスが手をどけると、カードには文字が記入されていた。


+++++

 

  名前:泥の神ディウス

  種族:神

  能力:神通力

  称号:泥の神 奇妙な爺さん 千人の仙人を育てしもの スライムの長


+++++


 「とまあ、こういうわけじゃ。このカードに絶対表示されることは名前と称号じゃ。他は人によって違う。其方もやってみるか?」

そういうと、ディウスはカードを亮太にわたした。

亮太も同じように手のひらを押しあてた。するとカードがじんわり暖かくなりその後ひんやり冷たくなった。

「もういいじゃろ。」とディウスが言ったので、手を離して、カードを眺めた。


+++++


  名前:中田 亮太

  種族:ヒト

  称号:遅刻魔 成績不振の例のあいつ 鋼の精神を持つ男 スクラムハーフ

 悩み事:テストがやばい 彼女がほしい


+++++


 「フォッフォッ、彼女がいないのかね。寂しいやつじゃのう。」ディウスの第一声。余計なお世話だ。ほっといて欲しい・・・。

「称号に遅刻魔に成績不振のあいつ、か。学校の先生に嫌われてるだろ。」またも、余計な事を言う。

(それにしても、なぜ称号にスクラムハーフがあるのか不思議だ。中学のときはスクラムハーフをしていた経験はあるが、今はそもそもラグビーをしていない。)

「鋼の精神というのは・・・まあ其方もがんばったの。」ディウスは亮太の顔を見て言った。ディウスはいつになく優しい顔をしていた。

(鋼の精神か・・・懐かしいな。これは友達につけられていた名前だったな。これもラグビーがらみか。)


「カードには本人が知らないことや忘れたことも表示してくれる。時にはまったく表示されないこともあるがの・・・。では、スライムに試してみるか。」

「ほい、お前もやってみろ。」ディウスはそう言ってスライムにカードを差し出す。

『・・・・・ZZZ・・・』・・・・・・スライムは寝ていた。

「まったく呆れた奴じゃ。これ起きぬか。」

『これは、ディウス様!失礼いたしました。』スライムがあわてた声で言う。

「これをやってみろ。」ディウスがスライムにカードを渡す。

スライムは、カードを受け取るとカードの上に乗っかった。カードが薄い金色になったのでディウスとカードをのぞき込んだ。


+++++


  名前:スライム(結合時変更可能)

  種族:スライム

  能力:弱神通力 結合(一度のみ) 強制睡眠

称号:眠り魔 奇妙な物体 燃やされかけた者


+++++


 名前もスライム、種族もスライムか。亮太は妙な気がした。


 「ふむ、結合があるということは、其方はまだ何も知らぬと見える。結合は相棒ができた時のみしか行えぬからな。

ということは、其方はまだ相棒になっておらぬということだ。」ディウスは言いさらに続ける。

「これ、スライムよ。なぜ亮太を選んだのだ?」

『道で轢かれかけて一瞬気を失った時にここまで連れてこられたんです。』スライムが言う。

「なるほど、まったくの偶然か。じゃが、亮太になら・・・何より、鋼の精神という称号じゃしの。ステータスはうそをつかん。

それに、正義感もありそうじゃ。」ディウスがつぶやいた。


「亮太、少し話を聞いてくれるかの。聞けば其方は重大な決断を迫られることになるが・・・」

 亮太は少し考えてからゆっくりと頷いた。明るい話ではないことは分かったがなんとなく聞かなくてはという使命のようなものを感じたのだ。


 ディウスは重く重大な話ではあるが決して暗い話ではないと前置きをして、話し始めた。


 亮太の手に負えそうにもないスケールの大きな話を・・・・・・・。 






 

 




































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