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第五話 隔醒かくせい覚世

ぶっ飛ばすぶっ飛ばすぶっ飛ばす


打たれても

撃たれても

討たれても

世良は引かない


何も言わない世良

学校の地下へと続く扉


何十にも何十にも重く軋めく扉を

破壊してすすむ


ヒカルは世良の体が大きくみえる

同じ位の身長

同じ位の筋肉量

なにが違うんだ


走りながら世良がいう

「認識がちげーんだ」

世良は読んでいる

位置

心 


人知を越えた領域を読んでいる

ヒカルにはそう見えた


ー5.6.7体

ヒカルがスパークする

戦闘に105

ヒカルがギアを入れる

スピードに80


浮く

飛ぶ

駆ける

撃つ

それぞれの動きが雷光を上回る

世良も続く

殴る

屠る

破壊する

お互いがお互いを高め合うように

世良はヒカルのサポートにも徹する

「わかってきたじゃねーか…」



ヒュン


世良になにか一閃が刺さる

瞬間

ヒカルがなにかの先を閃光する



「今のは読まなかったのか?」

ヒカルは問う


「いや…ノイズだ…

 もうすぐ1つ目が見つかる」



管理システムが複数みえる

その先に


「カプ…セル?」


ヒカルはスピードを乗せたまま突っ込む

世良は吠える!


「おいクソ女!聞こえてるんだろ!」


ノイズが走る!


「灯を迎えに行くんだろ!」


獣の遠吠えの様な咆哮に

管理システムすら怯む

ーー今だ

ヒカルがスパークする

閃光になる

雷撃として猛る

屠っていく



Errorー

Errorー

Unknownー


世良が笑う

「俺はお前が見せるぜ

 うるせーくらいな」



カプセルの中から聞こえる

「遅いんだよ、クソヤンキー」


ダウンロード32%

強制解除

覚醒 覚醒ー

コード千夜

解放ー



チヤが目を開けた直後、

ヒカルを見て一瞬だけ首を傾げる。


「……誰?」



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