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クリスマス 3年目 《2015 年12月26 日》

ユアンス「ミーリャ。クリスマスだし、ささやかだけどケーキでも食べよっか。」


ミーリャ「はいぃ!?クリスマスはもう終わりましたよ?」


ユアンス「仕方ないじゃないか。僕らは出口の無い建物内を、さ迷っていたんだから。


ミーリャ「まぁ、そうですけど……。」


ユアンス「だから、数日遅れても仕方ないんだよ。はい、あーん。」


ミーリャ「あーんぐもく……。美味しいです!」


ユアンス「よかった。」




 ホッとし、嬉しそうな顔になるユアンス。その背後から――




浅海「あら、お熱いですわね。」


ユアンス「ひゃ!?まk……フィッスノー様、どうしてここに!?」


浅海「貴方だけは『牧田』と呼び捨てにして良いと言った筈ですよ。今では結婚し、名字も変わりましたから余計にそう呼んでいただかないと困ります。……ユアンスさん。」


ユアンス「あ……ハイ。……それで、牧田……さんは何故ここへ?」


浅海「(……まぁ、良いでしょう。)ここへ呼ばれた理由は存じませんわよ。強いて言うなら、私たちは何か繋がっていた……のかしら?」


ユアンス「……そ、そうですか。(苦笑)」




ユアンス「っていうか、アレ??人数増えてない?」




 ユアンス、ミーリャに加え、浅海、シュラ、直弓、ゆうま、冬樹、ティア、名の無いメイド。




ユアンス「本当、何繋がりなんだろう?……半分以上は死人だよな?」


ミーリャ「ふふふ。私は判りましたよ。ただの勘ですが。」


ユアンス「何なの?」


ミーリャ「んぐもぐ……。秘密です♪」


ユアンス「えぇ……!?」




 一方。白髪ショタ『シュラ』と白服幼女『ティア』は。




シュラ「……!」(何かに気付いた様)


ティア「あむあむ!」(夢中でケーキを頬張る。)


シュラ「……?」(キョロキョロ)


メイド(ササッ。)



シュラの小さな手に、軽く濡れたタオルを乗せる。



シュラ「……!」(驚き2:ニッコリ8)


シュラ「……。」(ティアの汚れた頬をフキフキ。)


ティア「う?」


シュラ「……♪」(綺麗に拭けて満足)


ティア「……あ、ありがとう。」(エヘッ☆とニッコリ笑顔)


シュラ「……♪」(喜んでもらえて嬉しい)


メイド(つられて頬笑む)




 一方、暗い雰囲気を垂れ流す二人。



直弓「あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ……」


ゆうま「面倒臭い。早く帰りたい。」


直弓「あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ、あいつのせいだ……」


ゆうま「早く終わらねぇかなー。」


浅海「あらあら。熊木くん(←直弓)は、未だに引きずっているのですね。……うふふ。」




 戻って来て、ユアンス達。



冬樹「イチゴ、もらいー!」


ミーリャ「ひぁぁ!??あの、えと……。」


冬樹「おねーさん、ノロマ過ぎるよ?ほら、もう一つもらい!」


ミーリャ「あぅ……。」(ガックリ)


ユアンス「ほら、ミーリャ。(イチゴを)あーん。」


ミーリャ「はむっ♪ありがとうございます。」


冬樹「隙あり!」(イチゴの乗っていない、ユアンスのケーキ丸々強奪)


ユアンス「コラ、冬樹君!返してくれないかな!?」


冬樹「おじさんが余所見してるのがいけないんだよーだ!(あっかんべー)」


ユアンス「“おじさん”……ねぇ。(苦笑)」


たんぽぽ「クリスマスとかどーでも良くなってたから、今年は書く気なかったんだけど」


たんぽぽ「クリスマスストーリーがそこら中に溢れ返ってたから、書きたくなっちゃったんだよ。」


たんぽぽ「ホントはこの小説、丸々消そうかと思ってたんだけど。」


たんぽぽ「去年までのにも手ぇ加えて、非公開ながら残しておこうかな。」


たんぽぽ「ちなみにね、ここに出した人達」


たんぽぽ「みんな、重要キャラだよ。そのうち、きっと出てくる。」


たんぽぽ「出せるように頑張る。」




たんぽぽ「絶対に集まる事の出来ない彼ら。」


たんぽぽ「全員集合!って出来て良かったよ♪」


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