2017年 クリスマス 5年目
綿毛世界へようこそ。
今年は綿毛世界からお届けするよっ!
ピ「はい。どうも、こんばんは。時空の歪みから来ました。謎の美少女、ピンクです。」
空「同じく、時空の歪みから来ました。謎の人形、空色です。」
ス「は?何だお前ら。」
ピ「見た目はイケメン武士、中身残念なこちらの方は、本編ではお馴染み、弄られキャラのスレイさんです。」
ス「は?いや何だ、その弄られキャラってのは。全然違ぇぞ?」
空「……と、被害者は供述しております。」
ピ「空さん。それを言うなら、“加害者”もしくは“被疑者”であるかと思われます。」
空「あっ、うん。つい混ざっちゃったね。」
ス「いや、被害者で合ってるからね?!現在進行形で、意味の分からない二人から意味の分からない言い掛かりを付けられるという被害に遭ってるからね!?」
ピ「おや。“意味の分からない二人”とは失礼な。私はピンクです。」
空「空色です。」
ス「いや、名前を聞いた訳じゃねーよ。っていうか、それは色だろ。もっとちゃんとした名前は無かったのか!」
ピ「……では前置きはこの辺りにして、本編の方へ参りましょう。」
空「いぇーい。パチパチー。」
ス「スルーかよ。つか空、お前棒読みだな。」
空「…………ん、あ!……私、人形なので。」
ス「絶対今、考えてたよな?っていうか、今更言われても説得力ねぇ!」
ピ「あの。ちょっとスレイさん、静かにしてもらえます?」
ス「あ、すんません……。って、何で俺だけ?!」
ピ「本日のテーマは『クリスマスぱーちぃ』です。」
空「はいっ。ケーキです。」
ス「やっぱりスルーかよ!ってか、うん?くりすます……パーティー?……って何だ。」
ピ「クリスマスパーティーとは、昔の偉い人の誕生日を祝うパーティーですよ。……ちなみに今回は、“パーティー”ではなく“ぱーちぃ”です。」
ス「うん?それ、パーティーとは違うのか?」
ピ「はい。“ぱーちぃ”です。」
空「……んーとね。なんか、“パーティー”と言えるほど立派なものじゃないしー、だから『ぱーちぃ』で十分だとか何とか言ってたなぁー。」
ス「ほぉ。」
ピ「という訳で、はい、ケーキをどうぞ。きっちり8等分に切り分けさせて戴きました。」
ス「おぅ、サンキューな。……しっかし、なんかシンプルだな。ケーキってのはもっとこう、飾りがグワーッとしてるもんだろ?それとも、こういうものなのか?」
ピ「いえ。今回は、自分の分のケーキを自分で飾り付けしようかと思いまして。……ではこちら、デコレーションセットです。(スッ)」
ス「おー。凄ぇな。赤、橙、黄、緑。これ、フルーツだよな?お、こっちはクリームか。超贅沢だな。」
ピ「さすが元奴隷。贅沢の基準が貧相です。」
ス「失礼な。」
空「……ふわぁ。とっても贅沢だぁ。」
ピ「ふふふ。何せぱーちぃですから、本日は特別豪勢ですよ。」
ス「……なぁ、オイ。俺の時と、態度違くね?」
ピ「気のせいです。」
ス「絶対違う!!!」
空「ひぃぅ!」(ビクッ!)
ピ「スレイさん、急に大きな声を出さないでください。空さんが怯えています。」
空|(カタカタ、プルプル…………チラリ?)
ス「空お前、今更震えて見せても無駄だからな?
空「テヘッ?」
ピ「……スレイさん。うちの可愛い空さんを虐めないでくださいな?」
ス「ぎゃぁぁぁああ!!!般若ぁぁ!」
ピ「誰が般若ですか、誰が。」
空(プルプルプルプル)
ピ「……スレイさん。貴方また、大声をあげたのですか?空さんが可哀想なので止めてください。」
ス「いやいや。全部お前のせいな?!」
ピ「では、ケーキのデコレーションの方に移りましょう。」
ス「いや、スルーかぃ。……まぁ良いけどさ。」
ピ「……さて。出来ましたか?」
ス「早すぎるな?ォィ。」
空「出来たよー。」
ス「お前もか。」
ピ「スレイさんは、……おや?何も乗っていないようですが。……あぁ、なるほど。シンプルイズベストですか。」
ス「いや、今から始める所なんだけど。」
ピ「今まで、何をしていたのですか?」
ス「何って……お前らの雑談に付き合わされてたんだけど。」
ピ「失敗を人のせいにするとは。それでも貴方、男ですか!」
ス「意味分かんねー。こいつらに付き合ってねーでさっさとやるか。……って!?」
空「スレイさんの分も飾り付けといたよー?」
ス「早っ!?つ、つーか、やけに真っ赤だな?」
空「赤いソースをたくさん使って貰いたいって頼まれたからー。」
ピ「スレイさんの分は特別製ですから、是非とも堪能してください。」
ス「……あぁそう。……で、この真ん中から生えているのは……?」
空「手。」
ス「手?」
ピ「切断された腕を再現したのですか。さすが空さん。上手です。」
空「えへへ~♪」
ス「いや、なんで?なんで人が食う食べ物でスプラッタ表現してるの??え?じゃあまさか、この赤いソースって……。」
空「ただのケチャップだよぉ。気にしない、気にしない。」
ス「いや、めっちゃ気にするからな?何せ食うの、俺だからな?」
ピ「スレイさん、スレイさん。ケーキの上にトマトケチャップというのも、味的にどうなのでしょう?」
ス「あぁ、もう!!お前はちょっと黙ってろ!」
ピ「…………。」
ス「なんだ?なんだ、その目は。」
ピ「…………。」
ス「黙ってねーで、なんか言えよ。」
ピ「……………。」
ス「やめろ……。こっちを見るな。俺が悪かったからさ……。」
ピ「……ちょっとの時間、黙っておりました。」
ス「…………!?!?……クッソ!!」
ピ「ではケーキの方、戴きましょう。」
空「うわぁい!……あーむ。ふふふふ~♪」
ピ「幸せそうで何よりです。……おや?スレイさん。食べないのですか?せっかく空さんに飾り付けてもらったスプラッタケーキだというのに。」
ス「食べる。食べるけど。……なんか疲れたわ、ホント。」
ピ「そうですか。疲れている時こそ、甘いものがピッタリですよ。」
ス「誰のせいだと思ってんだよ、全く……。いただきまーす。(パクリ)…………!?!?!!!!」
ピ「どうかしましたか?はい、お水です。」
ス「(ゴクゴクゴク)プッハ!!……辛っ!滅茶辛っ!!何こr……苦っ!この水、苦っ!!何だよ、コレ。てめぇ、何しやがった!」
ピ「特には何も。強いていうなら、こちらの赤いソース。これはスレイさん専用の特別製、超激辛ソースとなっておりますけど。」
ス「おいおい。俺のケーキ、てめぇらのせいで真っ赤なんだけど。食えねーじゃん!……で、何?さっきの水には一体何を入れたんだ?」
ピ「いえ、別に何も。ただの苦いお水です。」
ス「水が苦い訳あるか、アホ!……あー、なんか胃がムカムカする。」
ピ「口直しに何か別のものを食べますか?……おや、ちょうど良い。スレイさん、その真ん中から生えている腕はどうでしょう?激辛ソースは掛かって無さそうですよ。」
ス「ふん。そう言って、また俺を嵌めるのか?お前らの事だ。どうせロクな事になりゃしない。」
空「うー?食べないのー?なら、ソラが貰うねー。あーむ♪ふふふ~。」
ス「え?いや、オイ!マジで辛ぇから止めとk――」
ピ「空さん、お味はいかがですか?」
空「んー?ピリ辛で美味なのだー!ふふふ~♪」
ス「……アレの辛さを美味とか。一体、お前の味覚はどうなってるんだよ。」
空「んーと、お人形なのでー。……あぐむぐ。」
ス「いや、理由になってねぇからな??」
ピ「では、そろそろお時間です。本日はここまでとさせていただきましょう。」
空「はーい。」
ス「え?いや、急だな?」
ピ「恐らく、次にお会いできるのは数年後でしょうね。」
空「それまで待っててね~。ばいばーい。」
ス「消えた!?……ちゃっかり、激辛ケーキも持っていきやがって。」
ス「……夢、……じゃねぇよな??」
ス「ん?……ケーキ、か。飾りは何もなし、と。」
ス「シンプルイズベスト、ねぇ?……。(もぐもぐ)……まぁ、それも悪くない、か。」
本格的に投稿するのは、いつになるかなぁ?




