第18話 勇者の称号剥奪危機
王都中央冒険者ギルドから届いた呼び出し状には、余計な言葉が一つも書かれていなかった。
『勇者ギルバート殿。
王国認定勇者資格ならびに特別討伐権限の再審査について、本人からの聴取を行う。
本日正午、中央冒険者ギルド第三会議室へ出頭されたし』
ギルバートは、その短い文章を三度読んだ。
読み返したところで内容が変わるはずもない。
「……本当に来たか」
宿の食堂で向かいに座っていたバルガスが、パンをちぎる手を止めた。
「来るとは思ってただろ」
「思ってはいた」
「なら行くしかねえな」
「簡単に言うなよ」
「簡単じゃねえよ。だからって呼び出し状を睨んでたら消えるのか?」
「消えたら楽なんだがな」
少し前のギルバートなら、そんな弱音を仲間の前では口にしなかった。
勇者である自分が不安を見せるのは格好が悪いと思っていたからだ。
今は格好をつける気になれなかった。
紅蓮竜の尾に吹き飛ばされた右肩には、まだ薄い痛みが残っている。その痛みが動くたびに、「自分は負けた」という事実を思い出させた。
セシリアが呼び出し状を横から覗き込む。
「『称号剥奪』とは書いてないでしょう。再審査よ」
「再審査して、その結果が悪ければ同じことだろ」
「それはそうだけど」
「お前、慰めるならもう少し上手くやれよ」
「下手に『絶対大丈夫』なんて言う方が嫌でしょう?」
「……まあな」
セシリアは果実水の杯を置いた。
「でも、勇者の称号って聖剣に選ばれたことだけで与えられたものじゃないんでしょう?」
「ああ」
ギルバートが十三歳の時、聖剣は彼を選んだ。
それだけなら「勇者候補」だ。
そこから王国による訓練と実地試験を受け、正式に勇者の称号を得たのは十七歳の時だった。
以来二年あまり。
数々の高位魔物を倒し、魔王軍とも戦った。
その実績を疑ったことなど一度もなかった。
つい十日ほど前までは。
「過去の討伐まで全部取り消されたら、どうなるんだろうな」
ギルバートが呟く。
バルガスが眉を寄せた。
「誰もそんな話してねえだろ」
「でも、実力を過大評価してたってことになったら――」
「倒した事実まで消えるわけじゃない」
セシリアが言った。
「私たちは戦ったし、レクスも戦った。それを正しく分け直すだけでしょう」
「……分け直す、か」
「怖い?」
「ああ」
今度は素直に認めた。
自分の功績だと思っていたものの中に、どれだけレクスの功績が混ざっているのか。
正確に数えられることが怖かった。
同時に、数えなければならないとも思う。
あのまま全部を自分の力だと思い続けていたら、紅蓮竜の谷で死んでいたかもしれない。
いや、自分だけではない。
あの炎の前へバルガスを立たせていた可能性もある。
「行ってくる」
ギルバートは立ち上がった。
「一人で?」
セシリアが尋ねる。
「俺の審査だろ」
「パーティの戦闘記録について聞かれるなら、私たちにも関係ある」
バルガスも椅子から腰を上げる。
「途中まで一緒に行く。中に入れねえなら外で待つ」
「別に待たなくてもいいぞ」
「お前、終わった後に一人で酒飲んで荒れそうだからな」
「そんなことしねえよ」
「この前までならしてたぞ」
「……否定しづらいな」
バルガスが笑った。
ギルバートも、ほんの少しだけ笑った。
◇
中央冒険者ギルド第三会議室は、依頼を受ける酒場とはまるで別の場所だった。
石造りの壁。
長い楕円形の机。
窓には厚い硝子が嵌められ、外の喧騒もほとんど聞こえない。
机の向こうには五人が座っていた。
中央ギルドの幹部が二人。
王国騎士団の代表。
宮廷魔術院の審査官。
そして王宮から派遣された文官。
ギルバートは一人で向かいへ座る。
「ギルバート殿」
最年長のギルド幹部が口を開いた。
「今回の審査は処罰を前提としたものではない。まずそこは理解してもらいたい」
「では、何のためです?」
「正確な戦力評価のためだ」
男は机上の資料へ手を置いた。
「勇者という称号には象徴的な意味もあるが、我々にとって最も重要なのは、災害や魔王軍の侵攻時にどこまでの戦力として計算できるかだ。評価を誤れば、本人だけでなく同行者や住民まで危険にさらす」
「……分かっています」
今なら、その言葉の意味が嫌というほど分かる。
「黒魔導士レクス・アルヴァーン離脱後、君たちの戦績は急激に変化した。通常種ゴブリン討伐の失敗、Bランク鋼牙虎討伐には成功したものの従来より大幅な時間を要し、その後、君は通常成体の紅蓮竜へ単独挑戦して敗北した」
「はい」
言い訳しなかった。
幹部が一瞬だけ顔を上げる。
以前のギルバートを知っているからかもしれない。
「一方、レクス・アルヴァーンは離脱後、Aランク魔獣ブラッドホーンベアの単独討伐、災害指定《黒鎧のガルム》討伐への貢献、国境砦呪詛事件の解決、さらには神話指定《天殻巨獣バルディオス》討伐への主要貢献を記録した」
「……はい」
「この差について、君自身はどう考えている?」
以前なら答えは簡単だった。
偶然。
相手が違う。
仲間の調子が悪かった。
あるいはレクスが強い仲間へ寄生しただけだ、と。
今はもう、そのどれも口にできない。
「俺たちは、レクスの支援込みの強さを……自分たちだけの実力だと思い込んでいました」
部屋の空気がわずかに変わった。
「そう判断する根拠は?」
「紅蓮竜です」
ギルバートは固定の外れた右肩へ無意識に触れた。
「一年前にも同じ種族を倒しました。その時は俺の《聖断》で翼を斬れた。バルガスも炎を盾で受けられた。でも今回、俺の攻撃はほとんど通らなかった。監視員の記録では、個体自体は標準的だったと聞いています」
「その通りだ」
騎士団代表が答えた。
「同行した二名の記録に不審点はない」
「それで過去の戦闘記録を読み直しました」
ギルバートは続ける。
「あの時、レクスは鱗の強度、炎の威力、筋力、速度、再生……全部を弱らせていた。俺たちは説明されていました。でも、本気で聞いていなかった」
「九十数パーセントという数字を?」
「信じてませんでした」
「なぜだ?」
「そんなことができると思ってなかったからです」
自分でも身勝手だと思う。
できないと決めつけていた。
なのに「お前の魔法は弱い」と本人を責めた。
「それだけか?」
王宮の文官が初めて口を開いた。
冷静な男だった。
「それだけ、とは?」
「黒魔導士が自分の能力について説明していたにもかかわらず、君たちは評価しなかった。それだけの理由で、三年もの間、実力を把握できなかったのかと聞いている」
厳しい。
けれど、逃げてはいけない質問だった。
「……違います」
「では?」
「俺が、聞く気がなかったんです」
喉が少し詰まる。
「敵を倒した時に歓声を受けるのは俺でした。聖剣で首を斬ったのも俺だった。それが気持ちよかったんだと思います」
口にすると情けなかった。
「レクスが敵を弱くしたと言っても、最後に斬った自分の方が上だと思っていた。あいつの働きを認めたら、自分の価値が下がるような気がして……」
ギルバートは一度息を吸った。
「だから、認めなかった」
誰もすぐには返事をしなかった。
しばらくして魔術院の審査官が資料をめくる。
「レクス・アルヴァーン本人から提出された、過去戦闘についての回答もある」
ギルバートが顔を上げた。
「レクスが?」
「王都支部から照会した。本人は覚えている範囲で回答している」
読み上げられる。
「岩甲巨人。筋力九十六パーセント、外殻強度九十九パーセント、敏捷九十七パーセント低下」
記憶が蘇る。
ギルバートの聖剣が、岩甲巨人の腕を簡単に切り落とした。
「双頭蛇。筋力九十五、敏捷九十八、毒性九十九、再生能力停止」
毒を浴びたバルガスが笑っていた。
自分たちは「大した毒じゃない」と言った。
「魔王軍上級将軍ガルガディア。筋力九十九、敏捷九十九、防御九十九、魔力九十九、知覚九十九。再生阻害。その他複数」
ギルバートの指先が冷たくなった。
「……全部、九十九?」
「本人の申告ではな」
「測定可能だった後年の戦闘記録や、現在の能力実測値から見て、誇張とは考えにくいというのが魔術院の見解だ」
頭では分かっていた。
それでも。
ガルガディアまで。
あの勝利は、自分が勇者として一番誇っていたものだった。
「ガルガディアは」
ギルバートは乾いた口を開いた。
「本来、どのくらい強かったんです?」
騎士団代表が答えた。
「過去の記録では、王国騎士三千を退け、城塞都市を半壊させた魔王軍上級将軍だ」
「三千……」
「君たちが遭遇した時点で急激に弱っていたため、当時は負傷か消耗していたと判断されていた」
「違った?」
「レクス・アルヴァーンの術だった可能性が極めて高い」
自分は、あの怪物を一人で圧倒したのだと思っていた。
剣を振れば避けられず。
聖剣を当てれば肉が裂け。
最後には首が落ちた。
当然だ。
筋力も速度も防御も、百分の一になっていたのなら。
「……俺が倒したと思ってた」
小さく漏れた。
ギルド幹部が言う。
「君がとどめを刺した。それは事実だ」
「でも、俺一人じゃ絶対に無理だった」
「それも事実だろう」
淡々としている。
責めるためではなく、記録を正すための言葉だった。
だからこそ、ギルバートには重かった。
「本題へ入る」
王宮文官が書類を開いた。
「現時点において、王国は君の過去の功績そのものを無効とはしない。パーティで達成したものは、あくまでパーティとしての実績だ」
ギルバートは顔を上げる。
「ただし、その実績を根拠として君個人に付与されていた一部の権限については、見直しが必要と判断された」
「一部の権限?」
「高難度依頼における受注制限免除。王国部隊への臨時指揮権。災害指定以上の討伐における独自判断権。この三点を、本日より一時停止する」
胸を掴まれたような感覚がした。
称号そのものではない。
だが、それまで「勇者だから」と当然に使ってきた権限だ。
紅蓮竜へ単独挑戦できたのも、その一つだった。
「勇者の称号は?」
「現時点では維持する」
息を吐きそうになった。
けれど、その次があった。
「ただし再認定試験を行う」
「再認定……」
「現在の君自身の戦闘能力、判断力、パーティ運用能力を改めて審査する。その結果が基準を満たさなければ、正式な称号停止もあり得る」
剥奪。
その可能性は消えていなかった。
「いつですか?」
「傷が完治してから一月以内を目安とする」
「分かりました」
「異議を申し立てる権利もある」
ギルバートは少し考えた。
以前なら間違いなく申し立てた。
勇者を侮辱するな。
聖剣に選ばれたのは自分だ。
そんなことを叫んでいただろう。
「ありません」
今は違った。
「審査を受けます」
騎士団代表がわずかに眉を上げた。
「いいのか?」
「……俺も知りたいんです」
「何を?」
「レクスがいない状態で、俺が本当はどこまでやれるのか」
鋼牙虎は倒せた。
紅蓮竜には負けた。
では、その間のどこに自分はいるのか。
もう誰かの力まで自分のものだと思い込んで戦いたくなかった。
「分かった」
文官が書類へ署名する。
「本日の聴取は以上だ」
ギルバートは立ち上がった。
扉へ向かいかけたところで、魔術院の審査官から呼び止められる。
「ギルバート殿」
「何です?」
「一つだけ、個人的に聞きたい」
「どうぞ」
「レクス・アルヴァーンがそこまでの支援能力を持っていたとして、なぜ追放を?」
いちばん聞かれたくない質問だった。
それでもギルバートは逃げなかった。
「俺が馬鹿だったからです」
それ以上、うまい説明が見つからなかった。
◇
会議室を出ると、廊下の長椅子にセシリアとバルガスがいた。
二人とも立ち上がる。
「どうだった?」
セシリアが聞く。
「称号は残った」
彼女の肩が少し下がった。
「でも、特別権限は一時停止。再認定試験で基準に届かなければ、称号停止もあり得る」
「そうか」
バルガスが腕を組む。
「思ったより厳しい?」
「いや」
ギルバートは首を振った。
「妥当だと思う」
セシリアが少し驚いた顔をした。
「あなたがそれを言うのね」
「俺だって何も学ばないわけじゃない」
「それなら安心した」
「ただ……」
「何?」
「ガルガディアのこと、聞いた」
セシリアとバルガスの表情が変わった。
「レクスは、あいつの筋力も速度も防御も魔力も、ほぼ九十九パーセント落としてたらしい」
「……そこまで?」
セシリアでさえ、数値までは知らなかったらしい。
バルガスが低く口笛を吹く。
「そりゃ俺の盾でも受けられるわけだ」
「俺、ずっと自分がガルガディアを圧倒したと思ってた」
ギルバートは乾いた笑いを漏らした。
「本当は、あいつが勝てる相手にしてくれてたんだな」
「全部レクスのおかげ、って話にはするなよ」
バルガスが言った。
「分かってる」
「本当に?」
「ああ」
ギルバートは二人を見た。
「俺は剣を振った。お前は盾を構えた。セシリアは魔法を撃った。そこまで否定する気はない」
そこで一度言葉を切る。
「でも、レクスがいなかったら、その剣を振るところまで行けなかった。今はそう思ってる」
セシリアは小さく頷いた。
「なら、少しは前へ進んだんじゃない?」
「称号剥奪寸前まで行ってから進むのも情けないけどな」
「遅くても進まないよりましよ」
その言い方に、ギルバートは苦笑した。
三人で階段を下りる。
途中、酒場へ続く吹き抜けから冒険者たちの声が聞こえてきた。
「見たか、今朝の号外!」
「ベルンの黒魔導士だろ?」
「神話指定を弱らせてSランクに倒させたってやつ!」
「宮廷魔術院じゃ《世界最強の支援職》なんて呼ばれてるらしいぞ」
ギルバートの足が止まった。
少し前なら、その呼び名を聞いた瞬間に腹を立てただろう。
今は胸が痛んだ。
嫉妬が消えたわけではない。
悔しいものは悔しい。
かつて自分の後ろにいた男が、今では自分より遥かに高く評価されている。
面白くないという気持ちは、確かにある。
それでも、その感情だけで事実を否定するほど愚かではいたくなかった。
「世界最強、か」
「気になる?」
セシリアが聞いた。
「そりゃ気になるだろ」
「悔しい?」
「ああ。かなり」
正直に答える。
「でも、今は別の意味でも会いたい」
「謝るため?」
「それもある」
ギルバートは歩き始めた。
「それと、聞きたいことが増えた」
「まだあるの?」
「再認定試験を受けるなら、自分たちの戦い方を全部見直さないと駄目だろ」
バルガスが顔をしかめた。
「まさかレクスに試験を手伝わせるとか言うんじゃねえだろうな」
「そこまで図々しくねえよ」
「少し前のお前なら言ってた」
「否定できないのが腹立つな」
ギルバートは苦笑した後、真面目な顔になる。
「ただ、俺たちが三年間どんな補助を受けてたのか、本人からちゃんと聞きたい。それを知らないままじゃ、何が足りないのかも分からない」
「手紙で聞けば?」
「……それで済む話じゃない気がする」
セシリアが少しだけ笑った。
「じゃあ、ベルンへ行く?」
ギルバートは答えなかった。
ただ、その選択肢を否定もしなかった。
◇
一方、ベルンでは別の問題が起きていた。
「レクスさん、これ全部どうします?」
ミリアが受付台へ載せたのは、指名依頼の紙束だった。
「昨日より増えてないか?」
「増えてます」
「何件?」
「七十一件です」
「……魚なら嬉しい数なんだがな」
「依頼書を魚と同じ単位で見ないでください」
レクスは一番上だけ手に取った。
王国騎士団。
その次が大規模商会。
さらに別地方のSランクパーティ。
その下には貴族家からの護衛依頼まである。
「全部受けるのは無理だな」
「当たり前です。なので、特別協力冒険者として優先度をこちらで整理します。人命に関わるもの、緊急性が高いもの、あなたでなければ対応困難なものを先に回します」
「助かる」
「それから」
ミリアの声が少し変わった。
「王都から、もう一通あります」
レクスが顔を上げる。
「また照会か?」
「今回はあなた宛てではありません。中央支部から各地方支部へ回された通達です」
「何の?」
「勇者ギルバート様の、一部特別権限が一時停止になりました」
レクスの手が止まった。
「称号は?」
「今のところ維持です。ただ、再認定試験を受けるそうです。結果によっては、勇者称号そのものが停止される可能性もあると」
「そうか」
ミリアはレクスの顔を注意深く見た。
「気になります?」
「そりゃな」
予想より率直な返事だったのか、ミリアが少し驚く。
「三年組んでたからな。何とも思わない方がおかしいだろ」
「助けたいですか?」
レクスはすぐには答えなかった。
助ける。
何をもって助けると言うのか。
自分が戻れば、確かに以前と同じような戦いはできるかもしれない。
しかし、それでギルバートたち自身の評価が正しくなるとは思えない。
「再認定なら、俺がいない状態で受けないと意味がないだろ」
「……確かに」
「ただ」
レクスは依頼書を置いた。
「もし戦い方について聞きに来るなら、知ってることくらいは答える」
「追放された相手なのに?」
「追放されたからって、質問に答えちゃいけない理由はない」
「怒ってないんですか?」
「怒った時期はあったと思う」
レクスは少し考えてから言った。
「でも今は、戻る気がないだけだ」
それは似ているようで、かなり違う。
ミリアもそれ以上は聞かなかった。
ただ、通達を片づけようとしたところで、入口から声が上がる。
「王都中央支部より急便です!」
「今度は何ですか……」
ミリアが思わず天井を仰いだ。
入ってきた職員は封書を差し出した。
「ベルン支部長宛てです。それと、黒魔導士レクス・アルヴァーン殿の所在地について照会が来ています」
「誰から?」
「勇者ギルバート本人です」
レクスは少しだけ目を細めた。
「何て?」
職員は手元の控えを確認した。
「『直接会って話がしたい。ベルンへ向かう』と」
それを聞いたレクスは、しばらく何も言わなかった。
ミリアが恐る恐る尋ねる。
「会いますか?」
「来るなら会う」
「いいんですか?」
「ああ」
レクスはいつも通りの顔で答えた。
「ただし」
「ただし?」
「釣りの日なら、終わるまで待ってもらう」
ミリアは一瞬黙ったあと、深く息を吐いた。
「勇者様との再会より釣り優先なんですね……」
「先に入れた予定だからな」
勇者の称号が揺らぎ始めた王都から。
かつて自分を追放した男が、ついにベルンへ向かおうとしていた。




