第8話 圧力は、記録すれば証拠になります
圧力というものは、たいてい丁寧な形でやってくる。
怒鳴り声ではない。
命令口調でもない。
表向きは、助言。
配慮。
調整。
そして最後に、こう言う。
――大局的に判断してほしい。
俺、黒木司は、その言葉が嫌いだ。
大局。
便利な言葉だ。
目の前の怪我人を小さく見せたい時、人はよく大きな言葉を使う。
業界。
経済。
雇用。
信用。
将来。
どれも大事だ。
大事ではある。
だが、右脇腹を貫かれた新人探索者三人の傷を、帳消しにしていい理由にはならない。
ダンジョン庁事故査定課。
俺の机の上には、ミカドギア社製防護ベスト《ガーディアン・ライトⅢ》に関する資料が積まれていた。
事故品の検査結果。
被害者三名の装着ログ。
魔力繊維密度の差。
試験体Sと一般販売品Aの違い。
内部告発資料。
そして、昨日追加したもの。
【外部・内部干渉記録】
【対象案件:ミカドギア社製防護ベスト貫通事故】
【干渉内容:深掘り停止要請】
【発信元:ダンジョン庁本庁】
【理由:業界への影響】
【査定公平性への影響:あり】
【証拠物件として保全】
圧力は、記録すれば証拠になる。
その入力を終えた直後、俺の端末に新しい通知が届いた。
【本庁出頭要請】
【発信元:ダンジョン庁本庁 装備産業調整室】
【案件:ミカドギア社製防護ベストに関する確認】
【出席者:事故査定課 黒木司、御園ミミ補助員、真鍋課長】
【備考:関係各所との調整を目的とする】
調整。
また便利な言葉が来た。
「黒木さん」
隣の席で資料を整理していた御園ミミが、不安そうに画面を見た。
「本庁って……上の方ですよね」
「はい」
「怒られるんですか?」
「怒られるだけなら楽です」
「楽なんですか?」
「怒鳴り声は記録しやすいので」
「黒木さん、本当に判断基準が独特です」
ミミは小さくため息をついた。
ここ数日で、彼女は事故査定課の空気に慣れつつある。
慣れなくていい。
だが、慣れてきた。
彼女の机には、被害者三名の治療記録に貼る付箋と、俺の発言を柔らかく言い換えるためのメモが増えている。
そのメモの一番上には、こう書かれていた。
『黒木さんの「不適切です」=かなり怒っている』
訂正したい。
俺は怒っていない。
胃が痛いだけだ。
「御園さん」
「はい」
「本庁では、発言を控えても構いません」
「どうしてですか?」
「相手は企業より面倒です。企業は外にいますが、本庁は内側にいます」
「内側の方が、面倒なんですか?」
「はい。記録を消す権限を持っている場合があります」
ミミの顔が少し強張った。
「じゃあ、怖いですね」
「はい」
「黒木さんも怖いですか?」
「胃が痛いです」
「それは怖いに入るんでしたね」
「実務上は、かなり近いです」
俺は胃薬を飲み、資料をまとめた。
その時、真鍋課長がやって来た。
いつもより顔が険しい。
「黒木」
「はい」
「本庁では余計なことを言うな」
「余計かどうかは、内容によります」
「その返しがすでに余計だ」
「承知しました」
「承知してない顔だな」
「課長」
「何だ」
「本庁の発言も、事故査定に影響する場合は記録します」
真鍋課長は深くため息をついた。
「……お前、上に嫌われる才能だけは一級品だな」
「望んで取得した技能ではありません」
「だろうな」
課長はミミの方を見る。
「御園さん」
「はい」
「黒木の言い方が刺さりすぎたら、少し丸めてやってくれ」
「分かりました」
「課長」
「何だ」
「俺の発言は原文で残してください」
「だから嫌われるんだよ」
その点については、反論資料がない。
ダンジョン庁本庁。
装備産業調整室。
会議室は広かった。
壁には、探索者装備産業振興計画のポスターが貼られている。
安全な装備を、すべての探索者へ。
いい言葉だ。
掲げるだけなら費用はかからない。
会議室には、本庁側の人間が三人。
中央に座っていたのは、装備産業調整室長の久我。
五十代半ば。
穏やかな顔。
よく通る声。
いかにも「調整」が得意そうな男だった。
その隣には、若い本庁職員が二人。
さらに、なぜかミカドギア社の高宮慎一と顧問弁護士の桐谷も同席していた。
俺は席に着く前に、端末を起動した。
【会議記録開始】
【案件:ミカドギア社製防護ベスト貫通事故】
【出席者:本庁装備産業調整室、事故査定課、ミカドギア社関係者】
【目的:本庁側説明では「関係各所との調整」】
久我室長が微笑む。
「黒木君。記録は構わないが、あまり物々しくしないでくれたまえ」
「事故査定に関わる会議ですので」
「分かっている。だが、今日は責任追及の場ではない」
「では、何の場ですか」
「調整の場だ」
「責任の所在を曖昧にする場でなければ結構です」
真鍋課長が隣でこめかみを押さえた。
ミミが俺の袖を少し引く。
「黒木さん」
「何ですか」
「開始三十秒です」
「まだ短いですね」
「そういう意味ではありません」
久我室長は笑みを崩さなかった。
慣れている。
高宮とは別の種類の笑顔だ。
高宮の笑顔は企業の盾。
久我の笑顔は組織の壁。
「黒木君。君の熱心さは評価している」
「ありがとうございます」
「だが、ミカドギア社はダンジョン装備産業において重要な企業だ。新人探索者向けの低価格装備を大量供給している。彼らが萎縮すれば、困るのは探索者だ」
昨日も聞いた話だ。
業界。
発展。
新人探索者。
違いは、企業ではなく本庁が同じ言葉を使っていることだった。
「低価格装備が必要なことは理解しています」
「ならば――」
「安全基準を満たしているなら、ですが」
久我の笑顔が、ほんの少し止まる。
「今回の件は、まだ不確定だろう」
「はい。だから確認しています」
「確認にも順序がある。まずはメーカーと共同で再調査を行い、業界団体とも協議する。その間、事故査定課からの求償候補記載は控えてほしい」
「控える理由は」
「社会的影響だ」
「被害者への影響は」
久我の目が、わずかに細くなった。
「被害者救済は別途進める」
「仮払いはすでに行っています」
「それは結構」
「ですが、原因調査を止めれば、同じロットを使用している他の新人探索者が危険に晒されます」
高宮が静かに口を開いた。
「同じロット全体に危険があると断定されたわけではありません」
「断定していません」
「しかし、黒木様の資料記載は、まるで弊社に問題があるかのようです」
「問題がある疑いがある、と記載しています」
桐谷弁護士が言う。
「その記載によって弊社が損害を受けた場合、しかるべき対応を検討せざるを得ません」
「損害とは」
「信用毀損です」
「人が三人刺されています」
「だからこそ、慎重に――」
「信用が傷つくのと、脇腹が貫かれるのでは、どちらを先に査定すべきですか」
会議室が静まった。
真鍋課長が、もう諦めたように椅子へ深く座った。
ミミが小さく息を吸う。
そして、ゆっくり口を開いた。
「すみません。補足してもよろしいでしょうか」
久我がミミを見る。
「君は?」
「御園ミミです。事故査定課の臨時補助員です。回復職として、被害者三名の治療記録を確認しました」
久我は穏やかに頷いた。
「どうぞ」
ミミは少し緊張していた。
だが、資料を開く手は止まらなかった。
「佐伯さんたち三名は、全員、浅層訓練中に負傷しています。三人とも、事故後に『自分の装着が悪かったのかもしれない』と話していました」
高宮は黙っている。
「でも、ログでは事故前の装着確認は適正でした。傷の位置と、防護ベストの破損位置は一致しています。回復職の所見としても、防護魔力膜は縫合部で途切れていました」
ミミは一度、言葉を切った。
「企業や業界のことは、私には分かりません。でも、少なくとも三人は、自分のせいかもしれないと思って苦しんでいます」
その声は、小さかった。
だが、会議室の空気を変えるには十分だった。
「本当に装着ミスなら、そう伝えるべきです。でも、違う可能性があるなら、先にそれを確認してほしいです」
言い終えたあと、ミミは自分の手が震えていることに気づいた。
慌てて、それを隠すように資料を両手で握りしめる。
紙の端が、わずかに歪んだ。
それでも、彼女は目を伏せなかった。
レオンの後ろで黙っていた頃の彼女なら、きっとここで謝っていた。
だが今は違う。
彼女は、被害者三人の傷を見ている。
久我はしばらくミミを見ていた。
そして、静かに言った。
「君の気持ちは分かった」
気持ち。
その言葉を聞いた瞬間、俺は端末に項目を追加した。
【発言記録】
【本庁側表現:回復職所見を「気持ち」として処理】
【査定上の注意:専門所見の矮小化の可能性】
ミミが画面を見て、少しだけ目を丸くした。
俺は小声で言う。
「事実確認です」
「……はい」
久我が俺を見る。
「黒木君。今のも記録するのかね」
「はい」
「なるほど。君は本当に、何でも記録するんだな」
「事故に関係するなら」
久我の笑顔が、初めて薄れた。
「それが、組織にとって扱いづらい理由だ」
「扱いやすさは査定項目にありません」
「だろうね」
久我は椅子に背を預けた。
「では、こちらから提案しよう。ミカドギア社には追加資料の提出を要請する。ただし、事故査定課の求償候補記載は一時凍結。公表も控える。内部告発資料は本庁預かりとする」
「内部告発者保護は」
「本庁で対応する」
「誰が」
「装備産業調整室で」
「ミカドギア社と産業調整を行う部署が、ミカドギア社に関する内部告発者を保護するのですか」
久我の表情が変わった。
ほんのわずかだ。
だが、変わった。
「何が言いたい」
「利益相反の可能性があります」
「言葉を選びたまえ」
「選んでいます」
俺は端末に入力した。
【利益相反疑い】
【本庁装備産業調整室:ミカドギア社との産業調整担当】
【同室による内部告発資料預かり提案】
【内部告発者保護上の懸念あり】
高宮が初めて、はっきり不快そうな顔をした。
「黒木様。あまりにも敵対的ではありませんか」
「敵対ではありません。区分です」
「区分?」
「事故原因を調べる部署と、企業を調整する部署は、役割が違います」
俺は久我を見る。
「調整室が企業を守るのは仕事かもしれません。ですが、事故査定課の仕事は、支払うべき相手を間違えないことです」
会議室が静かになった。
会議は、結論を出さないまま終わった。
正確には、本庁側が結論を曖昧にした。
ミカドギア社は正式照会への回答を「検討」。
本庁は「業界への影響」を理由に公表見送りを要請。
事故査定課には「慎重な対応」を求める。
どれも、文章にすれば綺麗だ。
そして綺麗な文章ほど、責任の所在が薄くなる。
庁舎へ戻る廊下で、真鍋課長が俺の横に並んだ。
「黒木」
「はい」
「お前、よく無事に会議室から出てこられたな」
「暴力はありませんでした」
「そういう意味じゃない」
「では?」
「本庁に正面から利益相反って言う部下、初めて見たぞ」
「事実確認です」
「その言葉、便利に使いすぎだ」
課長は深いため息をついた。
「ただな」
「はい」
「今回ばかりは、俺も気持ちは分かる」
俺は課長を見る。
真鍋課長は、いつになく真面目な顔をしていた。
「三人も刺されてる。しかも新人だ。業界への影響なんて言葉で、現場の傷を後回しにするのは違う」
「では、査定継続でよろしいですか」
「よろしいとは言ってない」
「では」
「止めるとも言ってない」
真鍋課長は俺の肩を軽く叩いた。
「書類は俺が見る。お前は証拠を固めろ。ただし、勝手に公表するな」
「承知しました」
「本当に承知しろよ」
「努力します」
「やめろ。その返事が一番怖い」
ミミが少し笑った。
「真鍋課長も、黒木さん語に慣れてきましたね」
「慣れたくなかったよ」
その言葉には、疲労と、ほんの少しの覚悟が混じっていた。
事故査定課へ戻ると、机の上に追加資料が届いていた。
ミカドギア社からではない。
差出人不明。
また、内部告発だ。
添付されていたのは、製造ラインの生データ。
GL3-17A。
第二量産ライン。
縫合部魔力繊維密度。
出荷前検査。
そして、赤字の注記。
『基準値未達。再検査推奨』
その下に、別のコメント。
『納期優先。浅層用につき出荷可。クレーム時は装着不備確認』
承認者欄。
技術管理部主任、榎本。
法務渉外部確認、高宮。
ミミが息を呑んだ。
「高宮さん……知っていたんですか」
「少なくとも、この資料上は」
俺はすぐに改ざん検証を依頼する。
同時に、前回提出された報告書と比較する。
フォント。
行間。
承認印。
作成日時。
報告書のメタデータ。
そこに、ひとつ大きな矛盾があった。
【提出報告書メタデータ】
【作成日時:事故後翌日 23:48】
【記載上の試験実施日:事故前二週間】
【編集者:法務渉外部共有端末】
【最終更新者:TAKAMIYA.S】
俺は画面を止めた。
ミミが覗き込む。
「これ、どういう意味ですか?」
「事故前に作られているはずの試験報告書が、事故後に編集されています」
「え」
「しかも、最終更新者が高宮氏です」
ミミの顔が強張る。
俺は赤ペンを取った。
報告書の表紙に、一行追加する。
『安全基準適合報告書、事故後編集の疑い』
企業の嘘は、書類が綺麗だ。
だが、綺麗にした日時までは隠しきれないことがある。
端末に、また通知が入った。
今度は、本庁からの正式文書だった。
【担当変更通知】
【対象案件:ミカドギア社製防護ベスト貫通事故】
【通知内容:本案件の主担当を本庁装備産業調整室へ移管】
【事故査定課は補助資料提供に留めること】
【理由:業界影響を踏まえた総合判断】
ミミの顔色が変わる。
「黒木さん、これ……」
「担当を外されたようです」
「そんな」
俺は通知文を読み直した。
形式は整っている。
理由もそれらしい。
総合判断。
業界影響。
主担当移管。
そして、事故査定課は補助資料提供に留める。
綺麗な文章だった。
綺麗すぎる文章だった。
俺は新しい記録を作成する。
【外部・内部干渉記録 追加】
【内容:事故査定課から本庁装備産業調整室への担当移管通知】
【時期:ミカドギア社報告書の事故後編集疑い判明直後】
【査定公平性への影響:重大】
【証拠物件として保全】
ミミが震える声で言った。
「これでも、続けるんですか」
「はい」
「担当じゃなくなったのに?」
「事故査定課が主担当から外れても、被害者への仮払い処理と求償候補資料の保全は残っています」
「でも、本庁が……」
「御園さん」
「はい」
「圧力は、従えば命令になります」
俺は通知文を保存し、改ざん防止処理をかける。
「残せば証拠になります」
ミミは、しばらく黙っていた。
それから、小さく頷いた。
「分かりました」
「怖いですか」
「はい」
「無理に関わる必要はありません」
「関わります」
即答だった。
「佐伯さんたちの傷を見ました。守れなかった場所も見ました。ここで黙ったら、たぶん私は、また自分が嫌になります」
俺はミミを見た。
彼女はまだ怖がっている。
それでも、逃げるつもりはないらしい。
「分かりました」
「はい」
「では、まず記録の複製を取ります」
「複製?」
「消される可能性があります」
「本当に、そんなことが……」
「組織の嘘は、上から降ってくるだけではありません」
俺は端末を操作する。
「時々、下にある記録を消しに来ます」
ミミが息を呑む。
その瞬間。
事故査定課の共有フォルダから、ミカドギア案件の一部資料が消えた。
共有フォルダの中で、ファイル名が一つずつ灰色に変わっていく。
破損ベスト写真。
内部告発資料。
メタデータ解析結果。
被害者装着ログ。
数秒前までそこにあった資料が、画面の奥へ吸い込まれるように消えていった。
【アクセス権限がありません】
【指定された資料は存在しません】
【管理者権限により移動済み】
ミミが、声を失った。
だが、俺の外部保全端末では、同じファイル名が青く点灯している。
消えた資料。
残した資料。
二つの画面が、同じ机の上に並んでいた。
「消えた……!」
「はい」
俺は、外部保全用の端末を開いた。
そこには、数秒前に複製した資料が残っている。
内部告発データ。
報告書メタデータ。
担当移管通知。
破損ベスト写真。
被害者装着ログ。
すべて。
「だから複製しました」
ミミは呆然と俺を見る。
「黒木さん……」
「何ですか」
「もしかして、こうなると思っていましたか?」
「胃が痛かったので」
「それ、かなり当たりますね」
「困ったことに」
俺は消失ログを保存した。
【資料消失記録】
【対象:ミカドギア案件共有フォルダ内資料】
【消失時刻:担当移管通知受領直後】
【復元用複製:保全済み】
【証拠物件として保全】
その時、本庁から返信が届いた。
【照会回答】
【対象資料について、削除の事実はありません】
【機密保持および担当移管に伴い、上位階層フォルダへ移動しました】
【事故査定課の閲覧権限は、担当変更により停止されています】
ミミが画面を見て、息を呑む。
「消えたんじゃ、ない……?」
「本庁の説明では、そうなります」
「でも、私たちからは見えなくなっています」
「はい」
俺は返信文を保存した。
【本庁回答記録】
【表現:削除ではなく上位階層への移動】
【実態:事故査定課からの閲覧不能化】
【査定公平性への影響:重大】
消したのではない。
見えない場所に移しただけ。
組織では、そういう言い換えがよく使われる。
ミミが小さく言った。
「権限がなくなったら、もう見られないんですね」
「はい」
「それなら、事実も消えたことになるんですか?」
「いいえ」
俺は外部保全端末を指差した。
「権限を失ったことと、事実が消えたことは別です」
ミミは画面を見つめた。
灰色になった共有フォルダ。
青く残った保全端末。
二つの画面の差が、そのまま今の状況を示していた。
個人の嘘は、声が大きい。
企業の嘘は、書類が綺麗だ。
組織の嘘は、上から降ってくる。
そして、都合の悪い記録は、静かに見えない場所へ移される。
ならば。
見えなくされたことも、記録すればいい。
俺は胃薬の瓶を開けた。
ミミが言った。
「黒木さん」
「はい」
「次は、どうしますか」
「本庁に照会します」
「何をですか」
俺は消失ログと本庁回答を添付し、照会文書を作り始めた。
「誰が、どの権限で、いつ移動したのか、です」
支払うべき相手を間違えるな。
それが査定の第一原則だ。
そして今、請求書の宛先は。
企業だけでは、済まなくなってきた。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
第8話は、ミカドギア社案件に本庁の圧力が本格的に入ってくる回でした。
企業の嘘は書類が綺麗で、組織の嘘は上から降ってくる。
そして、都合の悪い資料は「削除」ではなく「見えない場所」へ移される。
次回は、消された資料と本庁の担当移管をめぐり、黒木がさらに踏み込みます。
権限を失ったことと、事実が消えたことは別。
そして、消された資料は、消えた証拠ではありません。
面白かった、続きが気になると思っていただけましたら、評価・ブックマークで応援していただけると嬉しいです。




