第3話 初心者講義
レオン「武器買ってあげるよ」
ノア「いいの?」
レオン「うん、でも、初心者用の比較的安い奴だけだよ」
ノア「ありがとう!」
ノア「アイル、どういうのがおすすめだと思う?」
アイル「シンプルな奴でいいなら、普通の鉄の剣かな...特殊な奴だと、大剣とか、レイピアとかいろいろあるよ、突き攻撃か薙ぎ払い攻撃かでも変わるしさ」
ノア「うーん...やっぱりシンプルに薙ぎ払い系かな...最初だしシンプルな鉄の剣にする!」
アイル「それがいいよ...最初の選択間違えると、ああなるからね...」
アイルは遠い目でレオンを見ていた
ノア「レオンー!剣きまったよー!」
レオン「お!どんなのにしたんだ?」
ノア「あのねー...シンプルな鉄の剣!」
レオン「それじゃつまんねぇな...アイル!オプションもりもり頼む!」
アイル「あいよ!まかせろぉ!」
ノア「え?え?」
アイル「こういうほうがいいとかある?よく切れてほしいとか」
碎『口をはさんですまないが、魔鉄鋼を使ってほしい、異形の核をつぶしやすい素材なんだ』
ノア『わかった』
ノア「あ、アイル、1つ追加してほしいのがある、魔鉄鋼使ってほしいんだ」
アイル「魔鉄鋼?あれ使うのかい?わかったよ、レオン!ちょっと高くなるぞ!」
レオン「おう!かわいい初心者ちゃんだ!ちょっとくらいいいさ!」
5時間後
アイル「レオン!ノア!できたぞ!」
ノア「ありがとう!さっそく触ってみたい!」
レオン「よかったじゃないか!早速さわってみるといい」
アイル「レオン、これが請求書だよ」
レオン「えーっと...いちじゅうひゃくせんまん........100....万......?か、かわいい初心者のためだ...」
ノア「レオン!早速講習いこう!!!」
レオン「お、おう...」
ハンターギルド
ギルド嬢「おかえりなさい!ノアさん、レオンさん!講習の教師はもう来てますよ!」
レオン「おう、誰が先生になるのか...ね....」
???「おや、あなたがノアさんですか、私が王国騎士団長のエイムスです」
レオン「エイムス!なんでお前が!」
エイムス「なんでですって?気になったので、立候補してみただけですよ、副騎士団長が愛でている初心者なんですもの、そりゃきになりますよ」
ノア「騎士団長さん、よろしくお願いします」
エイムス「よろしくお願いします」
エイムス「まずは、どれくらい能力があるかを調べるために模擬戦してみようか」
レオン「模擬戦!?まだ早くないですか?」
エイムス「やってみるだけだから大丈夫だよー、ノアさん、まずは木刀をもってください、どんな手を使ってもかまいません、私を負かせてみてください」
ノア「わかりました」
碎『本気出しますか?』
ノア『ええ、どんな手を使って持って行ってたからね』
碎『とりあえず、出力50%で行ってみます、私がアシストするので、適当に打ち込んでください、振り回してくれたら、こちらで動きを調整しますので』
ノア『わかった!』
ノア「行きますよ...」
エイムス「どうぞ、来てください」
空気が変わる
ノアが打ち込む
碎がアシストを利かせ、刃をエイムスの胴に突き込む
エイムスが驚きながらノアの剣を止める
エイムス「これは久々に楽しめそうだ」
ノアが一瞬消え、エイムスの背後に回る
ノアがエイムスの首を狙いに剣を回す
しかし、エイムスがすれすれのところで回避し、均衡状況になった
エイムス「これ独り言なんだけどさ、ノアのおじい様と話してたの私だよ」
碎が反応した
碎『100%出すぞ』
ノア『え?』
碎『こいつ、ノアのじーちゃんと話してた、おそらく俺のことも知っている、すべてを使っていこう』
ノア『わ、わかった』
碎が能力を使い、不可視のシールドを張った
碎『ノア、能力開放するぞ、早速だが、手のペンキを塗り替えるようにして、そのペンキは俺の能力だと思ってくれ、そうしたら能力が使える』
ノア『わかった』
こんな感じかな、と手に力を籠める
ノアの腕が、少しずつ触手に代わっていく
エイムス「これは楽しめそうだ...!」
ノアの瞳が赤く光る
瞳孔も細長くなっている
ノアの触手がエイムスの足をつかむ
エイムスはすぐに足の触手を切り落とす
切り落とした瞬間に、ノアが切り込み、片腕では触手での攻撃をする
そのあと、不可視の結界の中が真っ暗になる
ノアは闇にとけ、エイムスはノアの位置がわからず、あたりを警戒している
ノアが出てきて、エイムスに切りかかる
エイムスがノアの剣を抑え、切り返す
ノアが霧のように消えた
いつの間にかノアはエイムスの背後に立ち、エイムスの背後に立ち、エイムスの首先に剣が当たっていた
エイムス「参った」
パチン
碎が不可視の結界を解除する
レオン「え、エイムスが負けた...?」
ギルド嬢「騎士団長が...まけた...?」
レオン「途中からエイムスとノアの姿が急に見えなくなったり、その空間が真っ暗になったりしていたが...」
ノア「ちょっと本気出しただけですよ」
エイムス「ノア君、ちょっと聞きたい、君が消えたあれはどんな仕組みだったんだい?」
ノア「"彼"の力ですよ、騎士団長さん」
エイムス「"彼"か...参った、絶対勝てないじゃないか」
ノア「でも、ほぼすべて彼の力なので、自分の力はそこまで使ってなかったんです、自分の力はないから、自分の力を育てたいです」
エイムス「それはいい!手伝ってやる」
ノア「ありがとうございます!」
レオン「話はまとまったみたいだな、結局、ハンターランクはいくつになりそうなんだ?」
ギルド嬢「こ、これは..私には判断できません、ギルド長にこのことを話して、判断を仰いでみます、今日中にはできそうにないので、明日以降またいらしてください」
ノア「わかりました!」
レオン「わかったぜ」




