第2話 騎士、到来
じーちゃん「早くその子を連れて診療所に来い!」
ノア「わかった!」
診療所に到着し、友達を寝台に降ろした
じーちゃん「お前、ツノ生えてたろ」
ノア「えっ?き、きのせいじゃない?」
じーちゃん「いや、気のせいじゃない。しっかり見たからな。お前、異形と契約しただろ」
ノア「え?なんでわかって...あっ」
じーちゃん「実は、なぜかうちの家系は異形と契約できるんだ、昔異形に関して調べていた時、そのことを手記で読んでな」
じーちゃんが読んだ手記には、このようなことが書いてあったそうだ
ノアの家族だけが異形と契約できる
異形と契約した場合は、契約者にツノが生える
異形と契約すると、その異形の能力が使えるようになる
じーちゃん「その異形と話してみたいんだが、会話することはできるか?」
ノア「念話ならしてるけど...うーん」
碎『俺モジーチャント話シテミタイ、チョット口借リルゾ」
ノア『えっ、もご』
碎がノアの口を乗っ取り、ジーちゃんと話をしだした
碎「こんにちわ、ノアのじーちゃん」
じーちゃん「お前がノアと契約した異形か、言いたいことがある」
碎「なんでもいうがよい」
じーちゃん「お前、本当にノアのことを守れるのか?ノアは、両親が異形に襲われ、死んでいるんだ」
碎「えっ」
じーちゃん「だから、異形にはすごい厳しく、いっつもあんなのいなければよかったのに、とぼやいていた」
碎「.........」
じーちゃん「もう一度聞く。お前は本当にノアを守れるのか?」
碎「.......あぁ、誓ってもいい」
碎は、自らの核を出した
碎「我、碎はそなたに永遠の誓いを」
じーちゃん「わかった」
ノア「ぷは!やっとしゃべれるよー、口を借りられるってこういう感じだったのね」
碎『すまない...いやなことを思い出しただろう』
ノア『大丈夫だよ、もう吹っ切ってるから』
ノアはそういいながらも、顔がこわばっていた
じーちゃん「ノアは部屋で休んでいなさい、友達のけがを縫うから、見ていると怖いだろう」
ノア「はーい」
雰囲気が暗い中、ノアの部屋に向かう
碎『ノア、この後はどうするんだ?』
ノア『明日か明後日から、異形殺しの旅に出るよ、ハンターギルドの登録もしないといけないしさ』
碎『そうか...』
ノアはとても疲れていたらしく、別途に倒れこみすぐに寝てしまった
皆が寝静まった夜、碎は話声を聴いた
じーちゃん「ノア・・碎・契約・・・騎士・・」
碎〔何を話しているんだ?〕
???「わかった・・・向かう・・」
その後、朝になり
ノア「碎!おはよー!」
碎「あぁ...おはよう」
ノア「あれ?話し方がなんか流暢になってる?」
碎「ん?あぁ、契約が適応してきたのか、話し方も安定してきたのだ」
じーちゃん「おーい!おはよう!ご飯できてるぞー!」
ノア「はーい、今行くよー!」
朝ごはんを食べ、少し休憩していると
コンコン
じーちゃん「すまんが、代わりに出てくれんか?」
ノア「わかったー」
ノア「はーい、どちらさまですか?」
レオン「王国騎士団の副騎士団長レオンです、ノアさんはいらっしゃいますか?」
ノア「はい、私ですが...」
レオン「それはよかった、あなたを護衛しろと国王に言われたため、まいりました」
ノア「は?護衛?そんなのいらないです!」
レオン「えっ...そんなこと言わないでくださいよ...荷物持ちでも、皿洗いでもなんでも手伝いますので!」
ノア「副騎士団長さんなんかにそんなことしてもらうことはできませんよ...」
レオン「いえいえ!これも、任務ごほっごほっ、なんでもないです」
ノア〔任務って言ったよな...どういうことだ?〕
レオン「今からどこ行くんですか?ついてきますよ」
ノア「この後はハンターギルドに行って、装備とかを整える予定ですけど...」
レオン「それじゃあ行きましょう!」
ノア「えっ?は?」
ノアはレオンに手を引っ張られ、半ば強引にハンターギルドに連れてこられた
ギルド嬢「あっ!レオンさん!今日はどうしたんですか?」
レオン「この子のハンター登録をしたくてな」
ノア「あっ、よ、よろしくおねがいします?」
ギルド嬢「はい!ハンター登録ですね、こちらが書類です!」
そういわれだされた紙には、名前や得意な攻撃手段など、さまざまなことを書く欄があった
ノア「わかりました...えっと...」
ノアは順調に穴を埋めていく
ノア『碎、これ攻撃手段ってなににすればいいのかな』
碎『うーん...剣とか斧とか、好きなの書けばいいんじゃない?』
ノアは、とりあえずこれでいいや、と剣と書いた
ギルド嬢「ノアさん、ですね!攻撃手段 剣と書いてありますが、学はありますか?」
ノア「まだ初心者で...」
ギルド嬢「でしたら、初心者講義がありますので、ぜひ受講してはいかがですか?初心者は無料で受講できますよ!」
ノア「でしたら、ぜひお願いします」
ギルド嬢「わかりました!ちょうど明日が開いているので、明日の夕の鐘の時にギルドに来てください!
ノア「わかりました!」
ギルド嬢「とりあえず、ギルドランクの説明に入りますね」
ギルド嬢の説明では
ハンターランクは、S,A,B,C,D,E,Fとあり、一番最初はFからだそうだ
ランクによって受けられる依頼も変わり、それは依頼ボードに書いてあるエリアで別れるらしい
ランクが特定以上いかないと、入れないエリアもあるそうだ
ギルド嬢「初心者講義で、いい成績を収めたら、ランクが上がるかもしれませんよ~」
ノア「そうなんですか?楽しみにまっています!」
ギルド嬢「これで説明は以上です!明日をお待ちしていますね」
レオン「おう!ありがとなー」
ノア「ありがとうございましたー!」
レオン「次は装備だっけか?」
ノア「そうですけど...っていつまでついてくるんですか?」
レオン「いつまでだと思いますかー?」
ノア「私は今すぐにでもどっかいってほしいですけどね」
レオン「まあまあ、いい装備売ってるお店知ってますから」
レオンの案内でついた店は、すこしすたれたような店だった
ノア「本当にこんなところにいい装備あるんですか?」
レオン「入ればわかりますよー」
店に入ってみると、外観からは想像もつかないような、清潔な、高級そうな店内に驚いた
ノア「どういうこと.....」
レオン「ここの店は、店の外観から判断するような輩に入ってほしくない、中身をしっかり見てから決めてほしいっていう特殊な店長がいてな、その店長のせいでこんな風になったんだ」
ノア「そうなんですね....」
壮大な光景に驚きつつ、商品を見ていく
ノア「この鎧は15万G、こっちの剣は70万G!?持ってきたお金圧倒的に足りない...」
レオン「はっはっは、まあ、ここは上級者向けの店だからな、でも、安いのもあるぞ」
レオンはスタッフオンリーと書かれたエリアに堂々と入っていった
ノア「ちょ!勝手に入っちゃだめですよ!」
レオン「いいっていいって.....うぉぉおおぉぉおぉ!?」
レオンのいたところに、突然剣が飛んできて、壁に刺さった
???「んぁ?だれよ、んー?レオン?」
レオン「おぉ!久しぶりだなー、アイル!」
アイル「ここに来るなんて珍しいじゃないか!なんで来たんだい?おや?もしやそこのお嬢ちゃんか?」
レオン「ああ、その通りだ、今日ハンターになったばかりの新人でな」
アイル「つぎはこの子に装備を作れということねー、はいはい、そこの君!ほしい装備の特徴とかある?」
ノア「え、ありますけど、でもお金がそこまでなくて...」
アイル「あー、大丈夫大丈夫、レオンが買ってくれるよ」
ノア「え?いやいや、申し訳ないですって」
レオン「買ってやるぞ」
アイル「ほら、本人もこう話してるしさ、甘えなよ」




