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宿の片隅のノート ――特別編――
翔太のやつ、私の話をちっとも聞いていないじゃないか。でも、今日はついていた。ちょうど魔法学院から来た子どもたちに出会った。まだ幼そうだし、この機会をうまく利用できそうだ。ひょっとすると、今度こそ翔太を引きずり下ろせるかもしれない……。
◇
計画は順調だ。食堂では、あの子たちがこっそり私たちの様子をうかがっていた。それに、あの七奈という女の子は、いかにもだましやすそうだった。うん……そろそろ翔太のことを調べ始めている頃だろう。子どもを利用するのは、ちょっとよくない気もするが……まあ、知ったことか!
◇
今日は滝の下で待っていて正解だった。ははは!! やっぱり来たじゃないか。どうやら、翔太のやつが何をしているか、もう気づいたらしい。ふん、待っていろ。私は……(ここで文章が書きかけのまま途切れている)
◇
まさか、あの二人が夜中に調べに出てくるとは。前に学院の店でいくつか道具を買っておいてよかった。危うく逃がすところだった。あとは、坑道の中で子どもが行方不明になったと言えばいい。長時間労働の件もあるし、あの若者たちはこぞって私を支持するに違いない。はははははは!!!
もう一人の女の子は……どうやら、魔法をまったく使えないらしい。きっと泣きながら家に帰るだろう。
◇
もうすぐ成功だ!!!




