第21話 「平凡」な一日
「ただいまー!」
「おかえり」
お兄ちゃんは掃除機を手に、お母さんを手伝って掃除をしていた。私は植木鉢を背中へ隠し、笑顔でお兄ちゃんを見る。
「帰りに花でも買ってきたのか?」
「学校でもらったご褒美だよ……」
「ああ、そうなのか」
お兄ちゃんは掃除機を止め、私のそばまで来てしゃがみ込んだ。
私が数歩後ずさると、お兄ちゃんは顎に手を添え、私の後ろに隠した植木鉢を覗き込んだ。
「七奈、ずいぶん気に入ってるみたいだな。でも――」
「まだ芽を出したばかりみたいだし、ちゃんと世話してやれよ」
「うん……分かった」
お兄ちゃんの言葉を聞き、植木鉢を身体の前へ戻して、嬉しくなって、こくりと頷いた。
夜になると、開いた窓からそよ風が部屋へ吹き込んだ。窓辺の植木鉢では、小さな芽が涼しい夏の夜風を浴びていた。
◇
翌日の放課後、いつものように体育用具室の扉を開け、転移門をくぐって学院広場へ駆けていった。
「七奈さん、来ましたね」
学院長先生が穏やかに微笑んだ。
「はい!」
「七奈、こんにちは!」
生徒たちの中で、一人の少年がぴょんと跳び上がり、こちらへ手を振っている。
「悠斗、こんにちは!」
「それでは、皆さん静かにしてください」
学院長先生は生徒たちへ向かって手を叩いた。足元に置かれていた布袋を持ち上げ、中から何着ものローブを取り出す。
「今日は、皆さんにこれを着てもらいます」
学院長先生が手にしているローブは深紫色の布で作られ、裾には細かな金色の模様が刺繍されていた。
「学院長先生、これは……?」
「気配を隠すためのローブです」
「鏡の世界では、必ずこれを着たままにしてください。フードも絶対に外してはいけません」
「鏡の世界って……危険な場所なんですか?」
私たちはローブを羽織った。思っていたよりもずっと軽く、表面はつるつるしていて、まるで寝間着を着ているみたいに気持ちいい。
「鏡の世界には、すでに亡くなった人々が暮らしています」
「亡くなった……人?」
隣にいた生徒が手を挙げ、学院長先生へ尋ねた。
「学院長先生、鏡の世界って、いったいどんな場所なんですか?」
「ははは。それは、着いてからのお楽しみです」
「ただ、そこは普通の世界とほとんど変わりません。だからこそ……」
学院長先生の目が、しばらく私へ向けられていた。その視線に気づき、私は少しだけ目を見開いた。
◇
私たちは学院長先生のあとに続き、学院の十二階へ向かった。
「学院長先生、どうして十二階へ行くんですか?」
「鏡の世界へ通じる入り口が、この階にあるからです」
しばらく歩くと、私たちは一斉に足を止めた。目の前にあったのは、見覚えのある扉だった。
「藤代先生の部屋……」
(あっ、きっとあの鏡だよね)
初めてここへ来た時、藤代先生は鏡を軽く叩き、そのまま鏡の中へ入っていった。
扉を開けると、藤代先生の羽根ペンが、今も机の上で何かを書き続けていた。でも、机の向こうにいるはずの藤代先生はどこへ行ったんだろう。フクロウにも会いたかったのにな……。
学院長先生は書架のそばに置かれた大きな鏡の前で足を止め、魔杖を取り出して鏡面を軽く叩いた。
次の瞬間、鏡の中の景色が、水面のように波打ち始める。映っていた部屋が少しずつぼやけ、やがて別の景色が浮かび上がった。
「えっ……!」
思わず一歩後ずさる。鏡の向こうに映っていたのは、夕真さんの時計屋だった。
「夕真さんのお店……!」
「皆さん、向こうへ着いたあとは、必ず町の中だけで行動してください!」
「はい!」
生徒たちはローブをしっかりと身につけ、一人ずつ鏡の中へ入っていった。
「七奈、ちゃんと俺についてこいよ」
悠斗が差し出した手と、鏡の向こう側に広がる世界を交互に見る。
「うん」
その手を強く握り返した。いつもと変わらない悠斗の手は、少しだけごつごつしていた。
私たちは一歩ずつ、鏡の中へ足を踏み入れた。
◇
「七奈、着いたぞ」
悠斗の声を聞き、目を開けた。
目の前には、ほのかに灰白色を帯びた町並みが広がっている。時計屋は元の場所に静かに建ち、辺りには生徒たちの話し声だけが響いていた。
空では時折、箒に乗った人たちが頭上を横切っていく。
ここって、本当に元の世界と同じなのかな?
「悠斗……」
手を離し、周囲を見回す。
「ここが……鏡の世界?」
細い路地も、時計屋も、石畳も、どれも見慣れた景色そのものだった。
「……なんだか変な感じ」
そばにある壁に触れると、赤い煉瓦のざらざらとした感触が指先から伝わってきた。少し離れた場所には、何枚かのポスターまで貼られている。
「景色を見るのは、あとにした方がいいですよ」
時計屋の扉が開き、学院長先生が中から姿を現した。私たちの前まで歩いてくると、一つの袋を取り出す。
袋の中には、悠斗があの日つけていたものと同じ徽章が、いくつも入っていた。
「これは緊急用の徽章です。必ず身につけてください」
生徒たちは順番に徽章を受け取り、胸元へつけていった。
学院長先生は魔杖を取り出し、時計屋の扉を軽く叩く。
「今日の授業はとても簡単です。皆さんには一日、鏡の世界の町を散歩してもらいます」
「散歩……」
生徒たちの視線が、遠くの路地へ一斉に向けられた。何人もの生徒が、フードをさらに深くかぶり直している。
悠斗は細い路地の先まで続く町並みを眺めた。
「でも学院長先生、七奈は夜までに家へ帰らないといけないんですけど……」
「心配はいりません。鏡の世界の時間は、現実世界よりもずっとゆっくり流れています。午後になったら、ここへ戻ってきてください」
「そうなんだ」
安心して胸を軽く叩いた。
悠斗はすでに路地の入り口まで歩いていて、外の景色を覗き込みながら、こちらへ手を振っている。
「あっ、待ってよ!」
慌てて駆け寄ろうとすると、背後から学院長先生に呼び止められた。
「七奈さん」
「どうしたんですか、学院長先生?」
「決して、この世界の住人に正体を知られてはいけません」
「えっ?」
「亡くなったあとも、何かを強く思い続けている人がいます。そういう人は……あらゆる方法を使って、現実世界へ戻ろうとするのです」
「どうして、そんなことを……?」
学院長先生は片手を軽く振った。
「まずは町を見てきなさい。あなたの友達が待っていますよ」
その言葉が、静かな路地へ重く響いた。
「……分かりました」
「それでは、気をつけて」
フードをさらに深くかぶり、顔をしっかりと隠す。そのまま、街角で待っている悠斗のもとへ駆けていった。
学院長先生は、遠ざかっていく私と悠斗の背中を見送り、深く息を吐いた。
◇
「七奈、遅いぞー」
悠斗が笑いながら振り返った。
「学院長先生から、注意することを教えてもらってたの」
「心配するなって。俺が七奈を守ってやるから」
「うーん、信用できない……」
私の言葉を聞き、悠斗は照れくさそうに頭をかいた。
「とにかく、まずは町を見て回ろうぜ。俺もここへ来るのは初めてなんだ」
そう言い終わるなり、悠斗は私の手を取って走り出した。
「わっ、悠斗! そんなに急いで走らなくてもいいよ!」
「大丈夫、大丈夫! 学院長先生から話は聞いてるから、早く行こうぜ!」
◇
細い路地を抜けて商店街へ出ると、現実世界と少しも変わらない店が立ち並んでいた。
どの店も扉を開けていて、中では棚を整理したり、商品を並べたりしている人の姿が見える。
店の中を覗き込んだ。
「ねえ、悠斗」
耳元へ顔を近づけ、小声で尋ねる。
「あの人たち……みんな、もう亡くなってるんだよね? それなのに、どうしてまだ働いてるの?」
悠斗も店内の様子を眺めながら答えた。
「学院長先生が前の授業で話してただろ。亡くなった人たちは生きていた頃の記憶を残したまま、現実世界で家族が暮らしている家と同じ場所で、もう一度人生を過ごすんだって」
「えぇ……」
がっくりと肩を落とす。
「それじゃあ、私が死んだら、もう一度学校へ通わなくちゃいけないの?それはちょっと嫌だなぁ……」
悠斗が堪えきれずに笑い出した。
「本当に七奈らしいな」
顔を見合わせて笑い、そのまま商店街を歩いていった。
◇
商店街を抜け、一つの公園へ辿り着いた。
「ふぅー」
悠斗は長椅子へ、どさりと腰を下ろした。
「まだ少ししか歩いてないよ?」
私も隣へ座り、長椅子を手で軽く叩いてみる。現実世界にある椅子と同じように硬かった。
周囲を見回すと、小さな噴水から水が勢いよく噴き上がり、さらさらと音を立てている。
「あっ……」
小さい頃、よくお兄ちゃんとここで遊んだなぁ。
かくれんぼをしていたはずなのに、お兄ちゃんは噴水の周りを何度もぐるぐると逃げ回り、最後にはただの追いかけっこになっていたっけ。
「ねえ、悠斗」
長椅子へ座ったまま、両脚をぶらぶらと揺らす。
「今の私の家って、どうなってるのかな?」
悠斗は少し考えてから答えた。
「たぶん、それほど変わってないんじゃないか?」
「そっか。それじゃあ……今は誰が住んでるんだろう?」
悠斗は長椅子から立ち上がった。
「見に行けば分かるだろ」
へへっと笑い、私へ手を差し出す。
「危なくないかな……」
「学院長先生も、ローブをきちんと着ていれば大丈夫だって言ってただろ」
「うん!」
記憶を頼りに、二人で私の家へ続く道を歩き始めた。
空を仰ぐと、蜘蛛の巣のように何本もの電線が頭上へ伸びている。遠くには、自宅の庭に立つ見慣れた木が、少しだけ顔を覗かせていた。
「……本当に今とまったく同じなんだ」
小さな声で呟いた。
◇
「この辺りだよな」
悠斗が門柱の表札を指差した。
そこには確かに、「森野」と書かれている。
「ここだよ」
門の陰に隠れ、庭の中を覗き込んだ。
見慣れた庭、小さな物置小屋。そして隅には、以前植えた小さな木まで残っている。
庭の奥では、一人のお年寄りが箒を手にして、落ち葉を掃いていた。
「あれ……」
目を細める。あの背中と、箒を動かす姿は……。
「おじいちゃん?」
庭を掃く姿を見て、昔のことを思い出した。小さい頃、おじいちゃんはいつも家の前まで迎えに来てくれた。
「おかえり」
そう言って笑い、台所へ行くと、畑から採ってきたばかりのさつまいもを一本ずつ丁寧に洗ってくれた。
私とお兄ちゃんはそばで待ちきれず、今すぐにでも食べたくて仕方がなかったっけ。
「悠斗……」
塀の角を強くつかみ、庭にいるおじいちゃんを見た。
「……中へ入りたい」
その言葉を聞き、悠斗が私の腕をつかんだ。
「ダメだって。見つかったら大変だぞ」
「でも……」
胸元のローブを指先で軽くつまむ。
「これがあるでしょう? 気配を隠してくれるんだよね?」
悠斗は困ったように笑いながら、首を横に振った。
「でも、七奈の顔や声が変わるわけじゃない。姿を見られたら、すぐに七奈だって気づかれるよ」
「……そっか」
どうにか笑ってみせたけれど、視線は自然と足元へ落ちていった。
「それじゃあ……戻ろう」
そう言って、一歩だけ後ろへ下がった。背中を向けた私の後ろで、悠斗が小さくため息をつく。
「……まったく、仕方ないな」
「ほんの少しだけだぞ。俺が中へ連れていってやる。でも、絶対にフードを外さないこと。声も出しちゃダメだ。約束できるか?」
勢いよく振り返り、何度も大きく頷いた。
「うん!」
目尻にたまっていた涙が、頬を伝ってしまった。慌てて指先で拭い、目の前の悠斗を見る。
「……ありがとう」
悠斗は照れくさそうに頭をかいた。
「あとで学院長先生に怒られても、俺は知らないからな」
◇
私たちはもう一度、家の門の前へ戻った。悠斗は片手を塀へ当て、魔杖を掲げる。
「――【透過】」
杖先から淡い光が広がった。次の瞬間、硬かった塀が水面のように揺らぎ、一人が通れるほどの穴が現れる。
「行こう」
小さく頷き、二人で塀を通り抜けた。
耳を澄ますと、台所から包丁がまな板を叩く音や、鍋の蓋が軽く触れ合う音が聞こえてくる。誰かが昼ご飯を作っている、たまらなく懐かしい音だった。
「きっと、おばあちゃんだ……」
悠斗は頷き、今度は家の外壁へ魔杖を向けた。
「――【透過】」
淡い光が広がり、壁にも一人が通れるほどの穴が開いた。息を潜めて家の中へ入り、居間のソファの後ろへ隠れる。
台所では、おばあちゃんが野菜を切っていた。まな板の上には、洗ったばかりの野菜がきれいに並べられている。
包丁を動かす手つきは、昔と少しも変わっていなかった。ソファをつかんだまま、目の奥が熱くなる。
小さい頃、私が悪戯をしておじいちゃんに叩かれそうになると、おばあちゃんはいつも先に庭から細い枝を持ってきた。
「ダメよ」
そう言いながら、代わりに私のお尻を軽く叩いたっけ。
私たちは居間のソファの陰に身を隠し、柱の隙間から台所を覗いていた。
今の私とおばあちゃんの間には、居間一つ分の距離しかなかった。
「おじいさん、ご飯よ」
「今行く、今行く」
おじいちゃんがゆっくりとした足取りで、庭から家の中へ入ってきた。食卓に並んでいたのは、焼き魚と青菜のおひたしだった。
いつもと変わらない、懐かしい食卓。
「ねえ。悠真たちは、今頃どうしているかしらね」
おじいちゃんは魚の骨を取りながら、笑って答えた。
「さあな。でも、みんな元気でいてくれれば、それが一番だ」
その言葉を聞いた瞬間、肩が小さく震えた。隣にいる悠斗が、人差し指を唇の前へ立てる。
「しーっ」
小さく頷き、下唇を強く噛んだ。
「人のことは言えないでしょう。あなたも毎日、写真ばかり見ているじゃない」
「……お互いさまだろ」
昼ご飯を食べ終えると、おじいちゃんは居間を出て、寝室へ戻っていった。
◇
台所では、おばあちゃんが食器を洗っていた。私と悠斗は足音を立てないように台所の前まで行き、引き戸をほんの少しだけ開ける。
流れる水の音と、食器が優しく触れ合う音。
その後ろ姿は、記憶の中のおばあちゃんとまったく同じだった。
「……七奈」
悠斗が小声で呼んだ。
「そろそろ戻ろう」
「……うん」
名残惜しさを押し込め、引き戸を閉じた。
廊下へ戻ろうとした時、通路のそばに置かれていた植木鉢から伸びた枝が、ローブのフードへ引っかかった。
小さな衣擦れの音とともに、フードが肩まで滑り落ちる。ソファの後ろまで戻った時、台所から食器の割れる音が聞こえた。
静まり返った家の中へ、鋭い音が響き渡る。
おばあちゃんはゆっくりと振り返り、居間の方へ顔を向けた。そして居間まで歩いてくると、その場で足を止める。
おばあちゃんの前には、ローブをまとってしゃがみ込む一人の少年と、その隣にいる私がいた。
おばあちゃんは悠斗へ目を向け、それから私の顔をじっと見た。
「七奈、先に外へ出て」
悠斗が小声で言った。
「うん」
「……七奈ちゃんなの?」
背後から、懐かしい声が聞こえた。居間には、台所で流れ続ける水の音だけが響いている。
振り返り、目の前に立つおばあちゃんを見た。
「……おばあちゃん」
「七奈?」
数歩後ずさると、目にたまっていた涙が、また頬を伝った。
「おばあちゃん……!」
立ち上がり、その胸へ飛び込んだ。おばあちゃんは一瞬驚いたように固まったけれど、すぐに私を強く抱きしめてくれた。
「あらあら、七奈ちゃん」
「こんなに大きくなったのね」
懐かしい声を聞いた途端、大粒の涙が次々とこぼれ落ちた。
「おばあちゃん……会いたかった……」
おばあちゃんは何も言わず、昔と同じように優しく頭を撫でてくれた。
「よしよし。もう泣かないの」
物音を聞いたおじいちゃんも、寝室から出てきた。私たちの姿を見ると、少しだけ目を見開き、それから優しい笑顔を浮かべる。
「七奈ちゃん?」
涙を拭い、力いっぱい頷いた。
「うん! 私、今は中学一年生なんだよ。それに、魔法学院にも通ってるの!」
「そうか。立派になったなぁ」
慌てて涙を拭き、どうにか笑顔を作った。
「私ね、今もすっごく元気だよ。お父さんも、お母さんも、お兄ちゃんも、みんな元気にしてるから」
おばあちゃんが指先で、頬に残っていた涙を優しく拭ってくれた。
「それなら安心したわ。慎吾には、煙草を吸いすぎないように言っておいてね。それから悠真にも、朝ご飯はきちんと食べるように伝えてちょうだい」
「うん! 絶対に伝えるね!」
しばらく黙ったあと、おばあちゃんの目を見上げた。
「おばあちゃん……私、二人が元の世界へ戻れる方法を探すから。私ね、前よりずっと強くなったんだよ。いろんな魔法も使えるようになったから! だから――」
最後まで言い終わらないうちに、おばあちゃんは首を横に振り、もう一度私を抱きしめた。
「ありがとう、七奈ちゃん。でもね、もうこれで十分なの」
「七奈ちゃんが元気にこんなに大きくなった姿を見られて、こうしてもう一度会えただけで、おばあちゃんはとっても幸せよ。もう何も思い残すことはないの」
その笑顔は、昔と少しも変わっていなかった。
午後になり、おじいちゃんとおばあちゃんは、私たちを庭の門まで見送ってくれた。
「七奈ちゃん、朝寝坊しちゃダメよ」
「うん……うん! これからはちゃんと起きるから!」
おばあちゃんは満足そうに頷いた。
「いい子ね。また遊びにいらっしゃい」
私も力いっぱい頷いた。
「うん! 絶対にまた来るね! 約束だよ!」
私と悠斗は並んで歩き出した。
目尻から涙が一滴、また一滴とこぼれ落ちていく。
悠斗の手を握り、振り返らずに歩いた。もう片方の手では魔杖を強く握りしめ、涙が頬を伝うままにしていた。




