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終焉

5.終焉

「だあっだあっだっ!」


 ベルン兄は右手に持つ剣で右側から飛び掛かってくるアルルを牽制……視線はそのままで腰ひもに引っ掛けていた魔道具を左手で取り外し手探りで魔道具を操り火弾数発をぺリルに向け発射する……丁度後ろ足で跳躍したところだったぺリルはなんとか空中で体をよじって逃れた。


「はっはっはっはっ」「ぐおっ」

 だがエミリアが連続で放つ矢の一本がベルン兄の左肩を貫通……魔道具を落としてしまう……


「がああっ!」

 すぐさまぺリルが牙をむいてベルン兄へ飛び掛かっていった。


「ちいっ!」「ぐわぁっ!」

 ベルン兄は右手に持つ剣を振り回してぺリルを牽制するも……今度はアルルが右から飛び掛かっていく……


「うわわあああああっ!」

 ベルン兄は二匹の大型犬に噛みつかれ、仰向けになってのたうち回り始めた。


「兄さんっ!

「ごめんなさい……あなたを捕らえても……拷問を受けるだけだから殺すしかありません。」

 兄の姿を見て駆け寄ろうとしたベルンに対し、エミリアはゆっくりと弓を構えた。


「ああ……一思いにやってくれ……苦しみたくはないから……」

 ベルンは覚悟を決め立ち止まると、胸を張ってエミリアの方へ向き直った。


 だが……エミリアが放つ前にベルンの胸中央を一本の矢が貫き……ベルンはスローモーションのようにその場にゆっくりとひざを折って倒れた。


「あなたはまだ人を殺さなくてもいいわ……いずれそんな時がやってくるかもしれないけれど……今はまだ……ボーグル……悪いけどアルル達に襲われている彼も……とどめを与えてあげて頂戴……。」

 パステルがエミリア達の背後からやって来て、エミリアが仕留める必要はないと告げる……


「アルっ、ペルっ……離れてっ!」

 エミリアが命じてベルン兄に噛みついていたアルルとぺリルが体から飛びのき……ボーグルが無言のままベルン兄の胸に長槍を突き刺した。



「あまりに楽しすぎて……この場は人間が生き残るか魔族が生き残るか……雌雄を決する殺し合いの場だということを忘れておったわ……いいだろう……そちらがなりふり構わんというなら……魔族としての本気を見せてやろう。


 たかが人間相手に……一万人規模の一個大隊相手ならまだしもたった二人の人間相手に本気を出してやりあっただなどと……たとえ勝ったとしても到底口に出せることではないが……特にハーケンの奴に馬鹿にされるに決まっておるが……まあいいさ……お前たちはそれほど強敵なのだ……我を本気にさせるほどのな……」


「うぎゃあーっ!」

 ヘルムの体を覆っていた炎が体を離れたと思ったら一瞬のうちに侯爵を取り巻き、甲冑ごと全身真っ赤な炎に包まれた。


「ちいっ!」


 侯爵の腰につけた魔道具から大量の水流が放出され、巧の三つの魔道具からも最大出力の水流が侯爵の体目がけて飛んでいき、転げまわる侯爵の体に浴びせ続け何とか消し止めたが……光を反射し輝いて居た甲冑が黒い煤にまみれ侯爵の体はピクリとも動かない。


「人のことを心配している場合か?」

 すぐさまヘルムが剣を拾いながら距離を詰めて来て巧に斬りかかって来た……


「ぐうっ!どりゃあっ!」「フンっ」

 何とか剣で受け止めるが長刀二本だけで、左側で持つ二本の小刀に斬りつけられまたもや後方へ飛ばされる……巧の甲冑にはさらに深い二本の傷が刻まれた……


「フンっ……危ないと察して自ら後ろへ飛んだか……いい筋をしている……だが……これまでだ……。」

 再びヘルムの体が紅蓮の炎に包まれる……一瞬で体中を業火に包まれては……これまでの度重なる攻撃で結界効果が薄れている今ではひとたまりもないと思われた……


「うっ……うぉおおおおおおおおおっ!」

 巧が雄たけびを上げると腰につけた冒険者の袋の口紐がほどけ、手も入れていないのに勝手に筒や球状の魔道具が飛び出て来て……巧の頭上に浮かび上がった……


「なっ……なんだぁ?いったいどうして?」

 これにはヘルムも目をむき動きが止まり、驚きと動揺を隠せない様子だ。


 すぐさま巧の頭上の魔道具から一斉に放水され、津波の様な激流が一直線にヘルムに襲い掛かり、辺りが水蒸気に包まれ視界が悪くなる。すると今度は強風が魔道具から発せられ、水蒸気でできた雲をぐるぐると竜巻の様にヘルムの体の周りで回転させた……まるで超小型の台風が局所的に発生しているかの如き水蒸気の渦は、やがて小さな雷鳴を轟かせ始める。


「ぎゃああっ!」

 幾許もせずに大きな悲鳴が聞こえ、ズンッと大きな地響きが伝わって来た……ようやく魔道具が発する強風は止み水蒸気で出来た雲も晴れて行き、視界がだんだんと回復してゆく……巧が悠然と歩いて向かうと雷撃にやられたヘルムが気絶しているのかうつ伏せで倒れていて、巧は袋から斧を取り出し迷うことなくその首を刎ねた。


「巧さんっ!無事ですか?」

 すぐにエミリアとアルルとぺリルが駆け寄って来た。


「あっ?…………………………ああ……俺の事よりも……侯爵が心配だ……。」

 巧が十数間先に倒れている侯爵を指さす……そこにはパステルたちが駆け寄っていた。


「御屋形様っ!」「侯爵っ!大丈夫ですか?」「お師匠っ!」

 ボーグルが侯爵の体を抱き上げ、パステルとブルが声をかける……


「う……うんっ?か……勝った……のか?」

 パステルが侯爵の兜を外し、鼻先に気付け薬をかがせるとすぐに目を覚ました。


「巧さんが……ヘルムを倒しました。」

「そうか……やったか……うんうん……やったか……。」

 パステルの答えに侯爵は感無量の様子で……言葉にならなかった……



「あれは……どうやったのですか?幾つもの魔道具が宙に浮いていて……一斉に炎をまとった魔族目がけて放水して、そのあとは暴風を巻き起こし……魔族を閉じ込め……」

 エミリアがヘルムの亡骸の横にへたり込む巧に、先ほど目の当たりにした光景を語り問いかける。


「分からん……」「えっ?」「分からん。」「へっ?」「だから……分からん!」

「でっですが……あれは間違いなく巧さんが……。」


「だが……俺にもよくわからないんだ……ヘルムの体から炎が発せられ……その前に侯爵が一瞬でその炎に全身を包まれすぐに消火したが倒されてしまったから……俺の甲冑もひどくやられてハルクが付与した結界も恐らくほぼ全てが剥がれ……最期だな……と覚悟したら頭の中で声がして……女の人の姿がぼんやりと浮かんだ。


 闇に飲み込まれてはいけません。気をしっかりと持って立ち向かうのです。今ここで出来る最大限のことをやり遂げるのですって声がして……まずは気を全身に巡らせ覇気を高めてから一旦気を静め、無の境地に入りなさいと指示されたから、雄たけびを上げてからすぐに呼吸を整え、闇の中に差し込む一筋の光を頭の中に描いた……


 するといつの間にか辺りは静寂に包まれ……霞が晴れるとヘルムが倒れていたから生き返ってはまずいと思いすぐに首を刎ねた。本当に……俺にどうしてあんなことが出来たのか……自分が一番驚いている。」

 巧は正直な感想を口にした。


「多分……その女の人が巧さんと一緒に居たという美玲さんって人でしょうかね……。」


「分からんっ!姿も明確には思い出せないし、そもそもハーケンとやりあった記憶も全く思い出せてはいない。本当にハーケンが言っていた巧という剣士が俺なのかどうかすら……全く俺にはピンと来てはいない。」


「ですが……巧さんが話してくれた過去と非常によく合っておりますでしょ?今からだと六年ほど前に重傷を負った巧さんはサントス近郊の小さな集落で命を救われ、それ以前の記憶が全くない。


 そうして王都にて冒険者活動をしていた時に何度か襲われ食事に毒を仕込まれ命を狙われた……それ以降はずっと兜の面帯を外さず、食事は自分で調理した物しか体が受け付け無くなった。


 ハーケンという魔族の眷属が王都で巧さんに似た人を見かけ襲ったり食事に毒を仕込んだりしたが逃げられたと報告したのですから……ほぼ巧さんで間違いはないですよ……。」

 エミリアが記憶を失う以前の巧に関して明らかになったことを並べる。


「まあ……俺のことはとりあえずいいさ……それよりもハルクを呼んで……魔王の体を隠したとされる洞窟の上の岩の結界を何とかしよう。」


「そうですね。じゃあ……ハルクさーんっ」

 エミリアは駆け出し、遥か沖合の船の上のハルクに向かって両手を大きく振りながら叫んだ。



「恐らく当時は今のような強力な対魔族向けの結界はなかったでしょうから、何ケ月もかけて何人もの術師が通常の単純結界を幾重にも張り重ねたのでしょう……ずっと海の中の安定した状態であったことも幸いしたのでしょうかね……千年経った今でも少しは結界が残っておりますね……結界の古さから見て千年前のものと思われます。


 その証拠にこの辺りだけ岩にフジツボなどの貝類やサンゴなど一切ついておらず、岩肌が見えておりますからね……大岩を乗せている周囲の岩盤と大岩の表面状態は同等で境目もなく、一度降ろして載せ直した可能性も低いと思われます。


 それらの事実を考慮して、まだここは破られてはいなかったと断言できます。恐らくこのまま海中で数十年ほど経過していたなら物理結界も完全に消失しフジツボやサンゴに覆われ、洞窟を塞いでいる大岩もぱっと見では区別がつかなくなっていたでしょうね……。


 魔族らの中にはベルンもいたそうですから……彼なら恐らくこの程度の結界……半刻もかからずに解除できたでしょうし、上に乗っている大岩だって魔族が二人もいたなら破壊してしまうことも可能だったでしょう。


 ですが千年間も海の中にあって恐らく地盤は緩んでいるでしょうから……破壊する時の衝撃で洞窟が崩れて埋まってしまうと大変ですので、やぐらを組む材料を揃えて戻って来てから解除する予定だったのではないでしょうかね。恐らくこんな機会は今後現れないでしょうから……絶対に失敗しないよう慎重に慎重を重ねて……と言った処でしょうか。


 つまり……魔王の体はまだ掘り出されておらず無事でしょう……相手は魔族ですからね……魔王の体を取り戻したなら偽装工作などしようなんて考えずにとっとと何処かへ行ってしまっていたはずですしね……。」

 ずっと船の上から遠眼鏡で島の様子を窺っていたハルクが櫓を操り着岸上陸し、大岩に施された結界の状態を解析した。


「そうか……ここは魔王の羊皮紙に浮かび上がる島と形状がほぼ一緒だし特徴も……そうしてバツ印が付いた場所も……当時とは水位が違うはずうだがその点を考慮すれば間違いなくここに魔王の体が眠っている。


 だったら下手に結界を解かずそのままにしておこう。魔王の呪いが込められた羊皮紙ですら魔族らには匂いが辿れたのだからな……下手に結界を解いて魔王の体を入れた壺を検めでもしたなら、世界中の魔族がその匂いに感づくかもしれない。

 そんな危険な真似は避けたい。」


 ケンリッヒ侯爵が結界を解かず、大岩もそのままにしておくと言い出した。


「でしたら私がこの上から強力な結界を幾重にも張っておきますよ……残っている結界は少しだけですからね。申し訳ありませんが……数日かけてより強固なものにしたいのですが……」


「ああ……構わんよ、どうせ……ここはこのままにして立ち去るわけにはいかない。新たな魔族がやってこないとも限らないから……水位が回復するまでは守らねばならないだろう。」

 侯爵が当面ここを守ると言い出し、ハルクが大岩に向けて両手を広げ何事か呟き始めた……


「でしたら一年間は、ここを守る必要性がありそうですね……。」

 エミリアが申し訳なさそうにうな垂れる。



「俺たち四人はここへハルク司教と共に残るから、エミリアと巧殿は船で岸まで行き、そこから王都まで報告に行ってくれないか?結局のところハーケンもヘルムも巧殿が倒したのだから……巧殿から報告したほうがいいだろう。


 どうせ大々的に軍隊でここを守るなんてことはできそうもないから……俺たち四人と巧殿とエミリアの二班が交代で水位回復までここを守らねばならん。まず先は……我々が守るさ。」


「ですが……お体は大丈夫なのですか?かなり重症のように感じられましたが……。」

 先ほどまで意識なく倒れていた侯爵を、パステルが気遣う。


「いや……瞬時に全身を業火に包まれてしまってな……魔道具からの放水に加え地面をゴロゴロと回転したが火の勢いは弱まるどころか強まる一方で……それでもハルク司教が施してくれた強力な結界のおかげで中の体は無事だった。


 それでも息をすると熱気がすごくてこのままでは喉や肺が焼けてしまうと感じ、精神集中して極限まで呼吸を押さえ一種の仮死状態に近い形で何とか耐えようとしただけだ。実際にやってみたのは初めてだが……自分で蘇生まではできなかったようだが、気付け薬のおかげで戻ることが出来た。今は何ともないさ。」


 侯爵は表面の光沢が消え焼け焦げが出来た甲冑のまま立ち上がり、腕をぶんぶんと回して見せた。


「それでしたら……俺の甲冑には仕掛けが施してありまして……火炎魔法に甲冑全体を包まれた場合は……。」

 巧はそう注釈を入れながら自身の甲冑の胴巻きを外して内部を侯爵らに披露して見せる。


「おおっ……なんだこれは……。」

 皆が身を乗り出して胴巻きの腹部分に仕込まれた竹筒や、そこから脇を通って肩口へと伸びる管を注視する。


「戦闘中にも水分補給や野菜の搾り汁など補給しながら戦えるように竹筒に仕込んであって、細いゴムの管で口元へとつながっているのです。


 甲冑が炎に包まれた時でも水を口に含んで霧吹き状に面帯の内側へ吹きかければ、呼吸はずっと楽になります。これは俺の工夫というわけではなくて、記憶を失って気付いた時から既に甲冑に施されていた装備なのですけれどね……。」

 巧の甲冑にもとから仕掛けが施してあったと解説。


「ほお……成程……早速サントスへ戻ったら知り合いの防具屋に設計させて、新作の甲冑を作らせよう。」

「拙者も……」「わしもじゃ……」

 男爵もボーグルもブルも感心して、早速取り入れようとメモに略図を書き始めた。


「戻られるのでしたら……王都の聖教会で私の弟子三人をここへ……連れてきていただけませんか?自然石に結界を張る経験なんてめったにできないですからね……それに今後のことも考えましたら……一年先の水位回復ぎりぎりまで結界を重ねておいた方が……後世まで安心できるでしょうから、我々もここへ常駐いたしますよ。」


 侯爵が巧たちに一旦王都まで報告に戻るよう指示をし、ハルクが弟子たちを連れてくるよう願い出た。


「分かりました……携帯食の準備等あるでしょうから一旦王都へ向かい準備を整えすぐに戻って来ます。今の手持ちで何日ぐらい持ちそうでしょうか?往復で半月ほどかかりそうなので戻って来てからは……ひと月半交代ということでよろしいでしょうか?」


 巧が現状確認と今後の分担も確認する。


「ああ……俺たちの手持ちは二週間分だ。」


「わっ……私は……糧食などほとんど持ち合わせておらず……それでも前回のハリキルへの旅の途中途中で巧殿やエミリアさんに教えて頂いたやり方で、保存食を一週間分は作って持ち歩いております。」

 ハルクは一週間分しか食料を持っていない様子。


「ああそうか……ハルク司教は冒険者の袋を持っていないからな……大丈夫だ……俺たち四人の分を分けるし、それにここは海の上だから……俺もブルもボーグルも釣り竿は常に冒険者の袋に入れてあるし、ブルなどは投網まで持っている。奴らが乗ってきた船もあるし、魚を獲れば二週間は問題なく行けるだろう。


 戻って来てからの分担は……そうだな……移動も大変だしひと月半交代くらいが丁度いいだろうね……。


 じゃあ船は……魔族らが乗ってきた船は置いておいて……櫓は扱えるか?我々が乗ってきた船で帰ってくれ。それから……魔族らと眷属らの遺体を頼む……。」


「分かりました。船の扱いは……王都のウエストリバーやイーストリバー河川敷の魔物駆除の仕事の際、王都端の区画を担当した際に少しでも移動時間を短縮するため船を借りたことはあります。魔族らは……さすがに冒険者組合へ収監できないでしょうから、港のそばに穴を掘って首と胴体別々に埋めておきますよ。」


「ああ……仕方がないだろう。また眷属を使って脱走されては困るからな……奴らだって敗れたならもう二度と再生できないかもしれないと……覚悟はしていたはずだ。」


「眷属は……もう正体ばれていますからね……こっちは港のそばの冒険者組合へ遺体を届けておきます。」

「分かった……そうしてくれ。」

 淡々と引き継ぎ事項を確認してから巧たちは船に乗り、港へ向かった。



「すまないが……港の者の中の力自慢を集めてはもらえないか?できれば口の堅いものがいいのだが……。」

 一日かけて港まで到着……近くにいた漁師に人を集めてもらうよう巧が願い出た。


「へいっ!」

 漁師が駆け出していき、すぐに六人の体が大きな力自慢の手の空いた漁師が集まって来た。


「おおっ……先日ボーキ海の岩礁の場所を聞いて回っていた男爵様達じゃあないか……水位が下がってからは簡単に舟を出すことはできなくなり、結構手は空いているんだ。協力するぜ。


 それでもメンドースーバキ側は遠浅浜辺のために獲っても水揚げできず、全く漁が出来なくなったっていうからその分魚影は濃くなっているようで、漁獲量自体は例年並みで稼ぎには困っていないがね……なにをすればいいんだい?」

 太い腕で筋骨隆々の大柄な男が巧に問いかけて来た。


「ああ……すまないが舟で遺体を運んで来ている……なあに……血まみれというわけではない。きれいに殺してあるし布に包んであるから触っても服が汚れるということはないはずだ。


 二体あるがどちらも大きな体で俺一人では到底上まで上げられそうにないから頼む。礼金は弾むから……そうだな……港から少し離れた場所まで運んで……墓を作って埋めるまでやってもらえたなら、一人当たり銀貨二枚だそう。どうだい?」

 巧が銀貨二枚で魔族の体を港の上まで上げて、更に穴を掘って埋めて墓にするよう依頼する。


「ぎっ……銀貨二枚だって?そりゃあ勿論やるさ。」「俺も」「俺もっ」

 全員即座に引き受けた。


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