決戦
11.決戦
「川から上がったらじっとして動くな……小屋に入るまで言葉も発するなよ……魔族は目も耳も鼻も鋭いからな……。」
巧が言う通り三人を乗せた筏はゆっくりと岸にある急ごしらえの桟橋へ到着し、あたりを警戒することは一切なく三人はそのまま小屋へ入っていった。
「ひっ……一人は……体が大きくて……しかも肌の色が真っ赤なうえに腕が四本ありましたよ!」
彼らが外にいる間一言も発せずにいたエミリアが、それでもまだ囁くよう声を潜めて巧に告げる。
「ああ……魔族だからな……手が四本なんてのは案外ざらで……首が二つある奴や背中に翼が生えている奴もいるようだし、肌の色は青黒いのが多いことは多いようだが、今のように真っ赤な奴のほかに髪の毛から体毛まで全身真っ白いやつまでもいると冒険者組合の初級者講習会で教えられたぞ。
だが……かなり厄介だな……体格的に見ても武闘系で……しかも腕が四本で全てに武器を持たれたなら……俺一人だけじゃあ勝ち目はない。さすがに至近距離で斬りあっているところに弓矢で援護射撃は無理だろ?目線から次動作を察知して予想して射撃できるか?」
とてつもない強敵の出現に……巧はエミリアによる後方からの援護射撃に期待している様子。
「は……あ……前方で斬りあっている剣士の動きをある程度予想して矢を繰り出す訓練は、母様に教わったことはあります。特に今なら夏場で軽装ですから筋肉の動きなどを見て判断できるよう仕込まれてはいます。ですが巧さんは甲冑を着たままですし、更に面帯を下ろして戦われるのですよね?
いえ……今回だけ面帯を外して戦われたとしても……いつもの戦闘時に目線の切り替わりなど見られたことがないので……ほぼ不可能です。更に夜となると……これからの戦闘中に動きを把握することも……全く自信がありません。」
巧に援護射撃を頼まれるのは、いつも助けられてばかりのエミリアにとってすごくうれしい事であるのだろうが……それを果たせそうにない事で残念そうに目を伏せた。
「ですがアルなら……アルに援護を頼むことは可能と考えますよ。アルは身が軽いですし簡単な命令なら理解して……巧さんとの関係期間はまだ短いですが兄弟のペルが巧さんのことを信頼していますからね……アルも従う筈です。
敵となる目標物は指さしてやれば理解しますし、伏せや走れのほかに飛べ、右、左、前、後ろとか方向の指示も理解しますし、高く飛べとか低く飛べの指示のほかに突っ込めと言った命令も可能です。嚙みつけも頭、喉、腕、足、腹など指定可能ですし、前足につけたかぎ爪を使う場合は爪と言って攻撃する部位を指定すればいいですね。」
落ち込んでいたエミリアの表情が明るく、目線も上がって来た。
「おお……そうか……こいつは頼りになりそうだな。わかった……じゃあアルルを借りるよ。」
巧もうれしそうにすぐ横にいるアルルの頭を左手で優しくなぜ、アルルもうれしそうに目を細める。
「わかった?……アル……巧さんと一緒に戦うんだよ。ちゃんと言われたことを守って、いつものように戦うようにね。分かりましたか?」「わふっ!」
エミリアの顔を近づけて囁くような問いかけに、アルルは小さく吠えた。
「ようし……別に何日も寝なくても問題ないようだが……魔族も基本的には毎日眠るようだ……特に眷属がいるとどうしても人間生活と同じ時間帯に活動する傾向があるはずだ。食事もそうだが……基本的に数ケ月間一切食料も水もなくても魔族は生きていられるが、何ら弊害がなければ奴らはきちんと毎日食事を摂るし。睡眠も同じだろう。
すでに日もとっくに落ちて夜も更け……深夜時間帯……いよいよ……夜襲をかけるぞ。
俺とアルルが悟られぬよう小屋近くまでゆっくり近づくから……エミリアはここから小屋の屋根目がけて火矢を放って欲しい。小屋が丸焼けになるくらい何本も続けざまにな……。
慌てて出てくるのは恐らく眷属だけで……魔族は平然と炎の中にいる可能性が高いから……眷属はエミリアが相手をしてくれ。遠隔射撃だが炎の勢いがあると燃え盛る音でかき消され、矢音も聞こえにくいはずだ。一撃は無理でも連射して……確実に息の根を止めてくれ。
先ほど見た限り眷属は二人ともに軽量甲冑を身に着けていたが、さすがに俺とは違い寝る時は脱いでいるはずだ。急いで着用したとしても火中では胴着程度だろう……兜は無理だろうから頭……悪くても目を潰して欲しい。できるな?」
月明りだけの深夜……膝丈ほどもある茂みの中で身をひそめながら巧がおもむろに口を開き、囁くような小声でエミリアに告げる。近づいたとはいえその距離おおよそ三百間……距離もある上に深夜……この上なく難しい要求だが……
「分かりました……さすがに距離もあり目を射抜くことは無理でしょうが……肩や腕……足などは恐らく……」
「だめだ……出来れば胸がいいのだが胴着は着用するだろうから頭を狙え。眷属を仕留めなければ勝ち目は薄い。」
「はあ……まあやってみます。」
どうしても殺せと指示する巧に対し、エミリアは明確な返事は避けた様子だ。
「いくら魔族でも長くは炎の中にはいられない……先ほど見た限り……よほど自分の肉体に自信があるのだろうな……甲冑どころか鎖帷子すらつけていなかった。案外正装の……スーツなど来ている魔族も多いと聞いたことがあるが、服なぞ身に着けずズボンだけで……上半身裸でズボンの吊り帯だけだったからな……自慢の肉体と言ったところか。
恐らく魔法など一切使わず……武道で来てくれたならうれしいのだが、まあ剣を使うだろうな。先ほども言ったが四本もの剣を握られたなら……まあ厄介だし、二本ずつ剣と盾を持たれても……勝ち目は薄いな。
なんにしても俺は防戦一方で……相手の剣戟を何とか抑えて長期戦に持ち込むから……アルル次第だな。こいつの活躍次第で……生きるか死ぬかがかかっていると言ってもいい。頼むぞ相棒。」
しゃがみこんだ姿勢のままアルルの頭を左手で撫ぜる巧だが、分かっているのかどうか……アルルは尻尾を大きく振りながら巧の顔を見上げ愛想を振りまいているだけだ。すでにアルルの胴には革製の胴巻きの上に麻袋を切って作り水をたっぷりと含ませた胴巻きが麻縄で結び付けられているし、麻袋の余りで作った頭巾も濡らしてつけてある。
自動修復の魔法結界を施されたぺリルとエミリアは濡らした麻袋の頭巾だけだが。アルルにはその違いは判っていない。
「ようし……じゃあ俺たちがゆっくりと足音を忍ばせ近づくから……位置に着いたら俺だけ立ち上がって手を振る。
そうしたらエミリアはすぐさま火矢を放ち続けてほしい……眷属らが出てくるまで……休まずに打ち続けてくれよ。
眷属が出てきたなら火矢をやめ、今度は狙いは眷属だ。しっかり狙い打てよ……頭だぞ。もし間抜けな眷属で胴着も着用していなかったら胸を狙ってもいい。どちらでも……仕留められればいいからな。
恐らく眷属は簡単にはやられないはずで……俺たちは身を潜めて出ていかないから、エミリアに狙いを定めて魔道具を使ってくるはずだから、できるだけ動いて……止まったままだといい標的になってしまうからな。魔道具が放つ火弾や水弾はほぼ矢と変わらない速さで飛んでくるから気をつけろよ。
だから初撃で一人は仕留めておきたいところだな……無理でも手負いにはさせて動きを鈍らせてから仕留めたい。
じゃあ……眷属を従えた魔族……しかも上位とみられるからな……力を合わせなければ勝ち目はない……だが互いに補助しあって戦えれば……勝ち目がない相手とも考えてはいない。だから……頼むぞ。」
巧は自信なさそうに動きに落ち着きがないエミリアに、兜ごしに覗き込むかのように目をじっと合わせ告げる。
「分かりました……全力で取り組みます。」
「よしっ……じゃあ行くぞ、アルル。」
巧は立って歩かずに茂みの高さより低く四つん這いのまま、ゆっくりとアルルと共に前進していった。
やや暇を置いて……遥か前方で影が立ち上がり手を振る姿が確認できた。
「じゃあ……参りますよ……。」
エミリアは手早く火をつけ手元の松明へ移すと……油をしみこませた布を矢先に括り付けたものに火をつけ素早く弦を引いて小屋目がけて放った。月明りの夜とは言え明るい炎を運ぶ火矢は放物線の美しい軌跡を描き目標物である小屋の屋根に突き刺さり、火はゆっくりと木造の屋根へと移っていく。エミリアは詳細確認もそこそこに次矢に火をつけ構えて放つ。
六発ほども放った時点でそれまで独立した小さな種火ほどだった屋根の炎がまとまり、火炎と称せるほどにまで成長していくのを確認すると、エミリアは松明の火に水をかけて消した。
「行くわよっ!」
そうして袋から矢を数本取り出し口に咥えると、そのまま駆けだしぺリルも続く。屋根の火は既に業火となりつつあり、こちらの存在を隠す必要性もなければ逆にエミリアが目立つことで未だ身を潜めている巧たちが不意を突ける可能性が高くなると考えたのだろう。
「わあっ」「わーっ!」
悲鳴のような叫び声が遠くから反響しながら響き、小屋の扉から二つの影が飛び出るのがエミリアにも確認できた。
巧の予想通りに兜をつけず甲冑の胴着だけで手甲どころか前垂れもなく下半身はステテコ一丁の姿で出てきた二人の眷属は、それでも一人は剣を右手に握りしめ周囲の様子を窺う素振りを見せ、もう一人は水系の魔道具だろうか筒を持ち、小屋に向けると勢いよく水が噴き出して火を消し始めた。
「はっ……はあ……何日も前から河川敷で雑魚魔物ばかり倒していい気になっていたお嬢さんですね……そこそこいい腕前で……速いペースで進んでくるので雑魚とはいえ全滅させられる前に襲っちゃいましょうとわが主に申し上げていたのですが……主は捨て置けと仰るのでそのまま放置しておきました。
お強いのは分かりましたがいかんせんたった二人だけのパーティ……魔族相手の戦闘は厳しいと判断し急遽逃げ帰ったと考えていたのですけど……違ったようですね……無謀にも我々と相対するおつもりですか?
今ならまだ……小屋を燃やされましたけれどこれは仮小屋……屋根が燃えたところで一日もあればすぐに修復できます。いかがです?我らは特に人に危害を加えるつもりも御座いません……ひっそりとここ河川敷で自給自足で生活していくことをお約束いたしますから……見逃していただけませんか?
つい先日河川敷まで降りて来て浸入防止用の鉄格子柵の点検に見られた業者の方……でしたかね……お願いしたら見逃すと仰っていただけましたよ。代わりに雑魚魔物に襲われないよう押さえつけておきましたけれどね……。
河川敷に魔族が潜んでいるなどといった報告……冒険者組合には上がっていませんでしたでしょう?もし提出されていたならとっくに一個小隊で殲滅に来ていたでしょうから……いえいえ無謀にも仕掛けた戦争で敗戦濃厚となり疲弊しているこの国には……その程度の余裕も御座いませんかね。
あなた様も魔族に構っている余裕などないのではないでしょうか?」
小屋から百間ほどの位置で駆けてきたエミリアが止まると、すぐに相手も認識し丁寧な口調で声をかけてきた。その距離恐らく三十間。矢を射たら簡単に避けられる距離ではなく、撃つのと同時に反射的に大きく避けなければ当てられる近さだ……だがそれは魔道具を使う敵もそうであり、エミリアにも同じことが言えた。
「おとなしくしているのは戦力が整っていない今だけであり、いずれ熊に狼や鷲に鷹など強力な手下を増やしていき、この川の流域河川敷を占拠したら次は堤防外へ進出するおつもりなのでしょう?迷惑をかけるつもりはないなどと……そのような戯言……聞くつもりは御座いませんよ……おとなしく武器を捨てその場に跪きなさい!」
エミリアは弓に矢をつがえ弦を引き、身構えながら言い放った。魔物相手ではただ単に突進してくるのを仕留めればいいのだが……言葉が通じるとなるとやはり警告して武装解除させ捕らえるつもりのようだ。
「は……あ……お若いからでしょうかね……強気ですねえ……相棒の男の方は姿が見えませんけれど……魔族がいると分かったら速攻で逃げてしまったのでは?あまりに悔しいので自分だけで小屋に火でもつけてやろうとしたところ、案外冷静に対処されてしまい、こうなったら売り言葉に買い言葉でしょうか?何もそこまで意地を張らずとも……。」
男が辟易したような口調で息を大きく吐いた様子が、月明りの下でも伝わって来た。
「残念ですねえ……。」
そうして俯き加減で小さく首を振る……瞬間……目の前を炎の玉がかすめていった……視線をやるといつの間にか右手前方に移動した男が今度は球状の魔道具を持ちこちらに向けていた……だが……
「うわっち……いてぇっ!」
男の右腕にはいつの間にか近づいて至近距離から飛び掛かったぺリルが噛みついていた……おかげでエミリアへの直撃は免れたようだ。前方の剣を持った男はいわばおとりで……小屋を消火していたはずの男がいつの間にか回り込んでエミリアを狙っていたようだ。だがこちらも実はエミリアがおとりとなり、静かに近づいたぺリルが襲い掛かる算段であった。
しかもかすめた火弾が川へと吸い込まれていくのを見て、彼らは河川敷が燃えるのを恐れ川へ向けてしか魔道具を使えないことがエミリアにしっかりと認識できた。
「ちいっ!」
剣を持っていた男がすぐに剣を鞘に納めると、今度は腰に下げた袋から球状の魔道具を取り出して狙いを定めてきたので川側から回り込んで位置を変えると、間髪を入れずにエミリアが男の胴着の隙間を突く肩口を狙って矢を放つ……
「ほっ……ほお……苦戦しておるようだな……若い上に美人でその上腕も達つとは……なかなかなお嬢さんだ。どうだ?俺の眷属にならんか?一生楽して食わせてやるぞ……。」
そこへ全身真っ赤で四本の腕を持つ魔族が、小屋の扉をゆっくりと明けおもむろに出てきた……右側の手二本には剣を握り……ぺリルに腕を噛まれ何とか引きはがそうと必死にのたうち回る眷属と、もう一人は矢を食らってその場に伏していることに対して慌てるでも腹を立てるでもなく、逆にエミリアを褒め称えて眷属に誘ってきた。
「まさか……たとえ死ぬような目に遭うとしても……魔族なんかの手先になど決してなることはありませんよ。」
ゆっくりとエミリアの方へ歩を進めてくる魔族を怖がる様子を見せまいと、革ドレスの下の膝はがくがくと震えているのに平然を装いエミリアは強気に拒絶してみせた。
「ほお……そうか……美少女の生き血は上等なワインよりもはるかに美味なのだが……それには生かしたまま数日水だけ与え……それから宙刷りにして首を刎ねなきゃならん……だが無傷で捕らえるのは……確かに厄介そうだな。
仕方がない……殺してから血を啜り呑むのは大変だが……まあいいさ……思い切り腹をついて臓物を破裂させてしまえば……死ぬのに時間がかかるし新鮮な血液が外に漏れだすのは防げるだろう。行くぞっ!」
「させるかっ!」
魔族は余程その体躯に自信があるのだろう……周囲の状況を確認もせず一気にエミリアのもとへ跳躍し仕留めるつもりが、その瞬間突然目の前に出現した影に出鼻をくじかれる……小屋の横で身を潜めていた巧が何とか気付かれずに魔族の直近にまで近づけていたのだ……すぐさま腰につけた魔道具を取り出そうと……だが……
「ぐわっ!」
今度は巧が驚かされた……自分の体が瞬く間に業火に包まれたのだ……先ほどエミリアが放った矢で倒れたはずの眷属が、倒れたまま左手で魔道具を使い巧の足元目がけて火炎を放射したのだ。見ると眷属の右肩を矢が貫いただけで致命傷には至っていなかったようだ……というか……エミリアに殺すつもりはなかったようだ。おかげで巧は火だるまに……
「ちいっ!」
それでも……火だるまの巧は炎をものともせずに今度は眷属に抱き着いていった……
「うわーっ」
勿論眷属の男は巧と共に全身炎に包まれた……
「アルっ!頭、噛みつけ!」
そうして~巧は炎に包まれたまま魔族を指さし、一緒に潜んでいたアルルに指示を出す……
「わふっ!」
瞬間真っ黒い塊が遥か高空へと音もなく舞い上がり、一気に滑空しながら魔族の頭部目がけて突っ込んで行く……
「ふんっ!連携のつもりか!」
魔族は左上方の手の人差し指をアルルの方へ向け、軽く上下に振ると指先から真っ白い光の玉が発射された。
「一般の火弾のような低温ではなく千度を楽に超える高熱の球だ……一瞬で体を貫き苦しまずに殺してあげるよ……。」
そう言いながら魔族は放出した球の先を見ようともせず目線をエミリアへ移し、大跳躍のために身を屈めた。
だが次の瞬間……乾いた破裂音が耳元で鳴り響いたかと思うと、意識が遠のいていく……魔族の巨体がうつ伏せ気味に地に伏した後、その場に立っていたのはいまだ炎がプスプスとくすぶり続けている巧一人だけだった。
あの……全身を包んでなお勢いを増していく業火にも耐えた様子で……ところが火炎を放出した魔道具を使っていた眷属は……巧の足元で黒焦げになって転がっていた。
「ちくしょうっ……離れろって……」
「ペルっ……離れなさいっ。」
依然として噛みついたままのぺリルを何とか引きはがそうともがく眷属のもとへエミリアがやって来て、手に持つ筒状の魔道具を奪ったのちに弓を構えたままの態勢でぺリルに離れるよう命じる。
「うつ伏せになって頭の後ろで両手を組みなさい。」
冷静にエミリアが告げると……
「こっ……殺せっ!」
「いいから……うつ伏せになって……ほらっ!」
眷属は仰向けの状態で両手を開いて肩より上にあげて降参の姿勢のまま動こうとしないので、焦れたエミリアが矢をつがえたまま足でけって体制をうつ伏せに切り替えさせる。
「頼むっ……頼むから殺してくれっ!」
「いまさら何を……これまで何人もの冒険者の命を奪ってきたのではないのですか?今更命乞いして何になります?」
「命乞いじゃねえ!殺してくれと頼んでいるんだ!」
「ああ……そういえばそうですね……あなたの主が殺されたからですか?ですが死んではいませんよ。あとで再生させるのです。ですから一緒につかまって罪を償ってください、いいですね!」
弓を構えたまま慎重に足で蹴って無理やりうつ伏せの姿勢にしてから後ろ手に組ませて、ロープで縛り上げた。




