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昼は冒険者/真夜中は暗殺者  作者: きっと小春
火薬と銃の時代
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いざ、砦へ

アースファクト。デリマリート家の長男で、以前に私のパーティメンバーのMTの騎士ライナス、ATの両手槍の槍士レグナルに砦内で、レイプを強要した張本人だ。正式な養女になるときも、一番、しつこく何度も中出しされた記憶がある。早漏タイプだ。


「お兄様、今度私も、砦に連れて行って下さい」


「うん? 砦に興味があるのか? いいぞ。魔物の狩りと冒険者の女の狩りだがな」と心底気味の悪い表情で笑う。


「はい。あの…私は銃ではなく、弓矢が使いたいのですが、問題ないでしょうか?」


「うん? 銃なら腐るほど余ってるぞ?」


「いえ、銃よりも、弓矢に興味がありまして…」


遊びに来ていたマーカス。ギュレン派のギリハルド男爵の三男だが、派閥に捕らわれない自由な石の持ち主であり、西の血族の会員だ。マーカスは、エミリアに軽くウインクをする。


「アースファクト様、武器は人の好みでございます。それにアースファクト様を守る目的で一緒にいる私の出番は、アースファクト様が強すぎて、役目を果たせておりません。どうか、私めに、エミリア様をお守りするお役目を頂けないでしょうか?」


典型的なヨイショに、アースファクトは満足する。


「うむ、すまぬな、強すぎてしまったのか…。よい、エミリアの護衛を任せる。だが、エミリアに手出しをするなよ?」


「そんな恐れ多いことを…。アースファクト様の妹君に手を出すなんて、絶対にございません」


「わかっていればよい。どうだ? エミリア、明日にでも行くか?」


「はい。楽しみにしております」


お兄様のパーティは、銃のアースファクト、銃のロイダス(主従貴族)、銃のジリスト(主従貴族)、MTの騎士ダフマン(奴隷)となっている。主従貴族とは、領主の配下に付く貴族たちであり、領地を借りて農業や酪農をするか、商売の権利を借りて金を稼ぐ貴族たちである。


マーカスのパーティは、銃のマーカス、銃のギリダグス(従者)、銃のペネーラ(傭兵)、MTの騎士ソライア(奴隷)だ。


私のパーティは、弓士の私、STの騎士ニーズ(森の屋敷)、銃のストラネス(主従貴族)、MTの騎士ネル(奴隷)となる。


騎士のニーズは、あの夜、体を許した騎士であり、一生の忠誠を誓った信頼できる騎士だ。ストラネスは、私よりも年上の18歳。完全に腹黒だろうと人目で判る風貌だ。奴隷のネルは、眼の光を失っていた。


主従貴族たちは、私が養女となったことを初めて知ると、我先にと挨拶に来た。ふふ〜ん、小娘だと思っているのかな? ノクターンの主であることを知る者は、ごくわずか限られた人物のみであり、マーカスさえも知らない。


そして翌日、3台の馬車は、冒険の街フィレオに向け出発するのであった。


よっしっ! これで弓が矢が撃てる!! 楽しみだなぁ〜。 それに魔法も使ってみよう。


えっと、弓の練習、魔法の練習、七灑守護者候補を探す、などなど、沢山やることはあるよね。


隠すことの出来ない喜びを顔いっぱいに出してしまう、残念な貴族の娘であった。


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