表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/33

第31話 メグちゃん、ワクワクするね

 次はメグミたちの番となる。


「メグちゃん、ワクワクするね」


 相変わらずポジティブなマナミが羨ましいと思うのだった。


「それはともかく、誰からアタッカーをやる?」

 すると、「私やる!」とマナミが手を上げた。

「――わかったわ。で? 作戦はどうする?」

 リナも含めて、三人で顔を近づける。


「――それって、本気?」

 マナミの作戦にメグミは驚く。

「実は、こっそり練習したんだ」


 また、授業じゃないところで魔法を使ったんだ……と、メグミは苦笑いするのだが、それは置いといて――


「――で? 練習では当てられたの?」

「ううん、全然」とあっけなく応えるので、メグミは頭を抱える。

「それじゃ、ダメじゃん」

「でも、今日は当てられる気がするんだ」


 何を根拠に――と思うが、(まあ、イイか……)とメグミもマナミの作戦を支持する。


「リナもそれでいいね?」


 無言でうなずくリナを見て、「それじゃ、行くよ」と三人がセンターラインに並んだ。舘林が笛を鳴らしと、すぐにマナミはセンターラインを越えた。


「ファイアボール!」

「――!?」


 全員驚く! センターライン付近からいきなりマナミは魔法を発動したのだ!

 マナミは昨日、センターラインからゴールボードへ向けて魔法を放つ練習を一人でしていたそうだ。その時に気づいたらしい。ボードに意識を集中すれば、自然に距離も出ると――

 マナミが放った炎の塊がまっすぐゴールボードに向かった!


「当たれぇ!」


 奇跡が起きた? そう、思った瞬間。ゴールボード前に現れたマジックシールドによって、マナミの魔法はゴールボードヒットを阻まれた。ダグラスが左手を上げ、ゴールボード前にシールドを展開していたのだ。


「ねえ、メグちゃん! 今の当たってたよね!」


 ポイントにはならなかったが、会心の魔法にマナミは喜ぶ。


「バカ! まだインプレイよ!」


 メグミの声に、マナミは慌てて前を向くが、ファイアボールが飛んできたのが見えた。ダグラスはマナミの魔法をマジックシールドで防いだあと、すぐに攻撃してきたのだ。


「きゃあ!」


 悲鳴をあげるマナミだが、ファイアボールは彼女のすぐ手前でバン! と音を立てて消滅した。メグミが両手を突き出し、マナミの前にマジックシールドを展開していたからだ。


「相手の攻撃は二人で防ぐから、マナミはかまわずゴールボードを狙って!」

「うん!」


 マナミはすぐに魔法を発動するが、今度はゴールボードを逸れてしまう。そのタイミングでまたダグラスがマナミを攻撃したが、それもメグミとリナが展開したシールドで防ぐ。


「良いコンビネーションだ」

 ダグラスがそう言うと、マナミへ向かって駆け出す!


「えっ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ