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ミリアは凡人じゃない

無所属地域(ブレスタニア)それは人間世界では、無法地帯呼ばれる地域である。


「その、グレスドレアの第二王女様がなぜこんな所に?」


「申し訳ありません、国内のことを話すわけにはいきません」

 まあ、そりゃそうだよな、内情をペラペラしゃべるようなら、王家のものとして失格だ。


「ミリアって奴隷解除とステータス封印解除できる?」

コクンとうなずく

出来るよなそりゃ……

「お願いして良いかな?」

「この子に関わるの?」

「いや、関わる気はない、取り合えずこの状態だと何も出来ないだろうからね」


 ミリアは渋々、奴隷と封印を解除した。


 俺は礼を言うと、再び鑑定した。

人間 LV31 第二王女 イリィス・フィル・グレスドレア 戦闘力152


 なるほど、この強さなら封印しないと、どうこうできないよな。


「これは……」

隷属契約や封印を解除されて驚くイリィス。

「これで君は自由だ、後は君の好きに知れば良い」


 イリィスは一言お礼を良い。冒険者の剣を拾い、冒険者を次々刺し殺した。


 まあ、生かしておいたら、また追ってくるし当然か。


 冒険者を全員殺すと、彼女はペコリと頭を下げ森のなかに入ろうとする。


「森のなかは危険だ、魔物がうじゃうじゃいるぞ」

「街道を歩くと目立ちますし、何より追ってに捕まってしまいます」


いくら戦闘力が高いと言っても一人で森のなかは危険だ。

まあ、いいか、乗り掛かった船だ、最後まで面倒をみよう。


「ミリア俺は彼女を無所属地域(ブレスタニア)に連れていこうと思う」

「ヴィクトルが決めたんなら構わないよ」

「良いのか?学園に通えなくなるぞ」

「あれは、ヴィクトルは幸せになってほしいって言う 私のお仕着せだから」

「俺はミリアといるのが一番幸せだよ」

「ヴィクトル……」

 ほったらかしのイリィスがじっと見てる、そんなに見られてたら、キスできないんですけど。


「という事で、イリィスさんと一緒に無所属地域(グレスドレア)に行くことになったのでよろしく」

「私のことは良いですから、どうぞ続きをしてください、さぁさぁ」

そう言うと、彼女はキスの続きをせがむ

「露出癖ないんで勘弁してください」

「私は、良いよ」とミリアさん。

 ん、と唇を出す、俺はフレンチ・キスをしてその場を濁す。

二人とも不満のようだ。


 だが俺はミリアをおんぶすると森に入った。

このまま濁す方向だ、ミリアはおんぶで満足してるようでにこにこだ。

「イリィスさん行きますよ」

 早くついて来るように促す。

彼女は不満げだが気にしない、見世物になるきはないのだ。


 ちなみに、村娘と貴族娘は町につくまでマップで監視して、魔物が近寄ってきたら、魔物にブトンをかますつもりだ。

貴族嫌いだけど、命まで奪う必要ないしね。


 あ、でも、あの娘の父親死んでるんじゃないか。


まあ、自業自得だし仕方ない仕方ない、俺はそう自分い言い聞かせると、森へ分け入った。


「ねぇ、ヴィクトル」

「なんでしょうかミリア」

「カプカプして良い?」

 またヴァンパイアごっこか、お婿行けなくなるからやめて欲しい。

まあ、ミリアさんに責任とってもらいますけどね。


「あ、もしかしてそれって、なんかの意味あるんですか?」


「ばれちゃったか、実は魔道具でヴィクトルのナビさんみたいなの作ってみようと思って」


 はい、驚きませんよ、今さらミリアが魔道具作れたってなんの不思議もないですからね。


「そういえば、ミリアの祝福(ギフト)ってなんなんですか?」

「あれは、それ聞いちゃう?聞かれちゃいますか?」

いつものどや顔パターンである。

なんと、ミリアの祝福(ギフト)超大天才(この世に並ぶものなし)意味がわからないよ……


 なんでも、転移者は前の世界の祝福(ギフト)を持っているので、新しい祝福(ギフト)は得られない代わりに、前の世界のギフトが数段にパワーアップするらしい。

つまり、元々この人天才なんですわ。


「もしかして魔神器(デモンデバイス)作ったのって……」

「はい、わたしです」テヘペロ


どんだけやねん、この人まじどんだけやねん。

俺、たぶん、ミリアに勝つこと、今後無さそうだよ。


「じゃあ、ヴィクトルの祝福(ギフト)全部解析して、魔道具で再現してみるね」


そう言うとニコニコとはむはむしだした。

「あっだめ、そこ……」


イリィスの目がいたい、今日この頃である。



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