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彗星のお仕事  作者: 田舎娘


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44/47

44 ハーレーさん、私になんか御用?

「ハーレーさん、私になんか御用かしら。」


「ワテは、エリスはんに用はありまへん。」


「そう、ならいいんだけど。」


「エリスはんは、どないしてそんなことを思ったんや。」


「ケレスの長老に喧嘩を売ってる星を探してるって。」


「探してるで~。知ってるんやったら、教えてや。」


「だから、私を探してたんでしょ。」


「ハア~、エリスはんやったんでっか。」


「長老に喧嘩は売ってないけど、長老から嫌われてるって言ったわ。」


「それや。」


「何が、それなのよ。」


「長老はんが、悩んでまっせ。」


「どうしてよ。」


「あんさんに、勘違いされよってるさかい。」


「勘違い?」


「そうや。長老はんは、あんさんを睨み付けてないんや。」


「だって、決まった時間に、長老の目が、私を睨んでるわよ。」


「あれは、太陽神様の光が反射してるだけや。」


「うっそー。」


「嘘やない。あんさんも違う方法でやってますやろ。」


「何を?」


「冥王星に嫌がらせや。」


「私は、まだしてないわよ。」


「本当にするつもりだったんや。原理は、それと同じや。」


「やっぱり、嫌がらせでしょ。」


「長老はんは、あんさんと違うて子供やあらしまへん。」


「だって、私と同じなんでしょ。」


「違いますやろ。あんさんのは、意地悪や。長老はんは、何の意図はあらしまへん。」


「エー。意識しなければ良いの。」


「エリスはんが、やましいことしてはるから、そう思うんや。」


「酷いこと言うわね。」


「エリスはんは、長老はんはを酷いこと言うとりまっせ。」


「・・・・。」


「思い当たるんやな。」


「まあね。」


「どうしてや。」


「だって、癪に障るのよ。」


「長老はんがか?」


「違うわよ。冥王星よ。」


「なんで、冥王星の八つ当たりが長老はんに行くんや。」


「長老の合図が冥王星はわかるんでしょ。だからよ。」


「ハア、なるほど。冥王星がひいきされてると思ったんやな。」


「そうよ。癪に障るでしょ。」


「長老はんは、ひいきなんぞしてへんわ。冥王星が、長老はんの合図を勉強したんや。」


「嘘よ。彼奴が勉強なんてするはずないわ。」


「ワテもそう思ったんやがな、興味のあることは勉強できるらしいで。」


「本当に?」


「本当や。今度、あんさんも、長老はんのオッカトル・クレーターのブライトスポットをよう観察してみ。合図がわかるかもや。」


「してみるわ。彼奴にできて、私にできないことは無いわ。」


「そんなら、誤解は解けたってことで良いか?」


「誤解ね。わかったわ。長老にもよろしく言っておいて。」


「わかったわ。人騒がせなことはしなさんなよ。」


「はい。はい。」




読んでいただいて、ありがとうございます。

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