三十九話 文化祭一日目
「やる気だして行こうー!」
室長が言う。
俺らのクラスは一日目に出し物で二日目に自由行動になっている。
俺と夜乃が料理作るから午前から午後まで休むことはない。
さてもう研信達は見回りに行っているだろうな。
そう思いつつ、持ち場に着く。
「夜乃頑張ろうね」
「うん」
俺と夜乃はハグをする、十秒ほどしてやめる。
そして六道が来る。
「お昼時から多くなると思うから頑張ってね」
そういい、戻っていった。
数分して、
「カレーオーダーです」
と、声が俺らに聞こえる。
俺は聞くやいなかすぐに作り出す。
やることは盛り付けぐらいだがな、もう仕込みはしているから。
盛り付けが終わると、
「作ったよ」
夜乃が言ってくれる。
ありがたい、俺のクラスでのキャラ崩壊を防いでくれた。
「はーい」
六道が来て、持っていく。
そうして最初の一品目が運ばれる。
さて、気合入れますか。………
「カレー、ハムサラ、ローキャ、パン、カルボ、メロパフ」
次々とオーダーされ作っていく。
オーダーが短くなっているだと、めんどくさいのかわかるぞ。
もう時間はお昼時、夜乃には疲れがあってもおかしくはない、だって配ってだけいるやつらはもう交代の時間なのだから。
「夜乃、頑張れるか?」
俺は全然余裕、前世の練習が生かされているから問題ない。体力などの増やし方は独特だが理解しているつもりだ。
「鉄冶頑張ってって諦めたいけど、頑張ります」
「その息だ」
その勢いのまま午後も頑張るのだった。
あーあ、この間にも研信はイベント事を起こしているんだろうな、羨ましいな。




