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二十一話 成績

「明日からは夏休みです、気を抜かずに……」


 と理事長が言っている。


立って聞いているので足が痛い。


体育館は足元が寒くなるから勘弁してほしい。


でも夏だからちょうどいいけど。


そういやゲームの方では走と研信が闘うのは夜の体育館だったな。


広さは一学年しか入らないがそれは人が多いからであるので体育館は広い方だろう。


この学校生徒が多いねん。


一学年十一クラスで一クラス約四十人。


つまり十一×四十=四百四十。


一学年四百四十人いることになるから。


前世ではこんなに多くなかったはずなんだけどな。


理事長の話を無視して他のことに意識していると、


「各クラスに戻るように!」


 と司会である熱血の体育の教師が言う。


あっという間のように感じた。


クラスに並んで帰る。


次の学活の時間で成績表が渡されている。


俺は成績表を渡されて、自席で見ると、


国語  3


社会  5


数学  3


理科  4


英語  3


「ヤバっ」


 と小声で言ってしまう。


誰にも気づかれなかったのでいいが、これはヤバイ気がする。


別に赤点なんてとってないから補習はない。


うつ伏せていた、代償で態度点が!。


次の時は理科を5にしよう、と決めるのだった。


……下校中……


「なるほど、鉄冶は成績が悪かったと」


「そうですね、夜乃は?」


「どうぞ」


 と夜乃の成績表を渡される。


国語  5


社会  4


数学  5


理科  5


英語  5


「は?」


 と思わず声に出てしまう。


社会は4だけど、4.5とかそんな感じだな。


「ほんとだよ」


 と夜乃が言ってくる。


悲しみたい。


傷心しそうになるわ。


「鉄冶、ついに明日だね」


 と俺の手から成績表を取り返して、言う夜乃。


「そうだな」


帰ったら三ツ矢サイダーを5本飲んだるわ。


「荷物は届いてる?」


「ああ」


「わかった、明日の午前に行くね」


「了解」


 と言い、家に帰るのだった。


三ツ矢サイダーを6本飲んだとか。



















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