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TSしましたが、取り忘れてますよ?  作者: kero


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魔王領の聖なる歓迎ライブ

応援、コメントたくさんお待ちしております!

切実にコメントが欲しいです、もうネタ切れで泣きそうです。

## 第一節:魔王領公式ステラ歓迎会の開幕と、アニソン特化型・ダークディーヴァの再臨

――さあ、魔王領の全魔族、およびお集まりのファンの皆様!!

お待たせいたしました! 本日ここに、我が国の至宝にして神聖なるお姫様、ステラ様の公式訪問を記念した『特大歓迎会&プレミアムライブステージ』を盛大に開幕いたします!!


魔王城の広大な大広間、そして黒い大理石で構築された屋外の中庭。そこは今や、まっとうな魔族の政庁などではなく、黄金商会が国費を無限に投入して組み上げた超特大の特設ライブステージと、何万人もの魔族の令嬢たちが血眼になって押し寄せる、地響きのような熱気に満ちた「巨大コンサート会場」へと変貌を遂げていた。


俺――ステラ(中身30歳元自衛官)は、頭のミニ王冠(顔面安全解放デバイス仕込み)と、首の黒いシルクのチョーカーを弄りながら、ステージの袖で深くため息を吐いた。

そう、今の俺には、あの息苦しい黒ベールは必要ない。四人の神々のコラボ魔改造システムのおかげで、俺の『狂気の美貌(魅了の呪い)』は完璧に制御され、周囲の人間を狂わせることなく、素顔のままで安全に生活できるようになっていたからだ。


よし……。よろずのホモ本(薄い本)は、条件付きの絶交解除の時に一時凍結させ、代わりに『真っ当な一般向けの少女漫画』だけを出させるように約束させた。これで俺のプライベートが勝手に切り売りされる地獄は終わった。

あとは、この歓迎ライブを元自衛官の規律とステップでサクッと片付けるだけだ!


俺は覚悟を決め、黒鉄の軍服に身を包んだ最強のガチ勢親衛隊たち――リリィ(妹枠)や、性別のない絶対生物ハイ・スライム、そして変態王子ルシアン(執事候補)が「お姉ちゃんのステージの不可侵領域を死守するにゃ!」と大鎌や触手をガチャガチャと鳴らして客席を威嚇する防衛線の向こう側へ、堂々と躍り出た。


その瞬間、魔王領全体の空気が一瞬にして凍りつき、次の瞬間、鼓膜が破れんばかりの凄まじい大歓声が爆発した。

今の俺が纏っているのは、ガザリア魔導学園の伝説のライブでも披露した、

あの【アニソン特化型・ダークディーヴァ衣装】。

漆黒のゴシックロリータドレスに、血のように赤いリボンが随所に結ばれ、太ももには予備の弾倉が妖しく光る。そして手には、マイクスタンドを兼ねた、あの漆黒の死神の大鎌(仕込み銃・現代実弾レールガン仕様)が妖しく輝いていた。


――ようこそ、闇の眷属の皆様。

これより、歓迎作戦(ライブ)を開始するッ!!


俺が大鎌のマイクに向かって凛とした声を響かせた瞬間、黄金商会が用意した世界最高の音響魔道具から、ヘヴィな重低音イントロが炸裂した。

前世の日本で流行っていた、最高に熱くて激しいミリタリー系のアニソンだ。


――響け!

硝煙のファンタジア!

『マジカル・ダーク・ライブ』……☆

(※強制の可愛いツンデレ詠唱)」

俺は【魔法少女適正:極大】の魔力を全開にし、キレッキレの自衛隊式ステップを踏みながら、ステージの上を縦横無尽に踊り狂った。


【速:60】の神速のキレによるダンスは、見る者の動体視力を完全に置き去りにし、ドレスの裾と赤いリボンが夜風に激しく翻る。歌声は、魔力によって増幅され、何万人もの魔族の観客の魂を直接爆音で揺さぶった。

サビの瞬間に、俺が鋭いターンを決めながら大鎌を一閃すると、ステージ全体から漆黒とピンクの巨大なハート型のエフェクトが、大爆発を起こして魔王領の夜空へと打ち上がった。夜空がきらきらとした星のラメの光で埋め尽くされ、全魔族の令嬢たちも「ステラ様ァァァッ!! カッコよすぎるわ!!」と涙を流して絶叫した。


ステージの袖では、よろず先生が「最高です! ホモは禁止されましたが、この『普通の男女のピュアな恋愛少女漫画・魔王領限定ペーパー』が、ステラ様のカッコよさの相乗効果で秒速で十万部売り切れました!!」と、リリィ達を指揮してリアルタイムで真っ当な同人誌を量産し、大爆売れさせていた。


歌に踊りに、まさに歴史と伝説に深く刻まれる、前代未聞の超絶ライブ。

俺はそのままの勢いで全曲を全力で歌いきり、魔王領全体を完璧な興奮の坩堝へと巻き込み、

一躍世界一の『伝説の歌姫(ダークディーヴァ)』としての名声を完全に不動のものにしたのだった。



空回りする二人の親バカ(混沌神&始祖ママ)

ライブは大成功のうちに幕を閉じ、俺はハァハァと息を荒くしながらステージの袖へと引き上げてきた。

だが、本当の「地獄(ハプニング)」は、ここからが本番だった。


ステラちゃああああああああんっっっっ!!!!

最高のライブだったよぉぉぉぉっっ!!


私の可愛いステラァァァッ!!

貴方の歌って踊る姿、ママ、尊すぎて魂の形が変わっちゃいそうよぉぉぉっ!!


ステージの袖に引っ込んだコンマ一秒後。

そこに待機していた、白の王子様姿の混沌神(パパ)と、銀髪を優雅になびかせた始祖のお母様(始祖ママ)の二人が、一ヶ月におよぶ絶交をようやく解除してもらい、ステラに「条件付きで許してもらった」という、脳のキャパシティを突き抜けた

【圧倒的な喜び】のあまり、完全にリミッターを消し去って限界突破の空回り(大暴走)を開始したのだ。


「ステラちゃん! 僕を許してくれて本当に本当にありがとう! 君に『パパ大好き』ってまた翻訳チョーカーで言ってもらうために、パパ、今から神の力を使って、この魔王領の全土の地面をすべて君の好きな【最高級のふかふか絨毯】に変形させてあげちゃうからねぇ(全能の空回り)☆」


混沌神は糸目をピカピカと狂気的に輝かせ、指をパチン、パチンと乱射するように鳴らし始めた。その瞬間、神のバグ魔力によって、魔王城の中庭の黒い大理石や、街道の石畳が、一瞬にしてピンク色のフリフリの最高級ウール絨毯へと強制魔改造され、街全体が不気味なフカフカの空間へと変わり始めた。


何を言ってるのよバカ邪神! 私の方がステラを愛してるわ! ステラ、ママのこれまでの不手際を許してくれたお礼に、今すぐ私の始祖の魔力の全権を貴方に譲渡して、この世界の魔族全員を


【ステラ専用の、毎日ひざまずいて挨拶をするだけのパシリ(奴隷)】に設定してあげるわね、ステラちゃんおねだりしてちょうだい♡

始祖ママも、許された嬉しさのあまり脳のヒューズが完全にぶっ飛んでおり、目を血走らせて魔王領の最高幹部たち(※後ろで恐怖に震えている)を指さし、国家の全主権を俺への貢ぎ物として強引に差し出そうと大暴走していた。


「お前ら二人とも、許された喜びの方向性が完全にバグってんだよォォォォォッ!! 地面を全部ピンクの絨毯にするな! 魔族全員を俺のパシリにするなぁぁぁぁっ!!」

俺がベールのない顔を真っ赤にしてツッコミの怒声を叩き込もうとしたが、新型チョーカーのバグのせいで、俺のガチの説教は100%「超絶可愛いツンデレヒロイン」へと強制大翻訳されて口から飛び出した。

「――も、もうっ! パパもママも、私が絶交を解いてあげたからって、調子に乗ってそんなに世界をめちゃくちゃにするなんて……本当に大バカなんだからねっ……!! べ、別にアンタたちにそんな変な絨毯や奴隷をねだったわけじゃないんだからねっ! でも……でも、そんなに私のために何かしてあげたいって言うなら……ちょっとだけ……ちょっとだけ頭を優しく撫でて、美味しいご飯(割烹着仕様)を作ってくれても……いいんだからねっ……! パパ、ママ……ありがと……♡(※顔を真っ赤にして涙目で上目遣いでドレスの裾をぎゅっと握りしめて小さく震える)」


「「「――ッッッッ(世界の頂点ツートップ、ツンデレおねだりの直撃により精神が完全消滅・爆発崩壊)!!!???」」」

俺の放った、破壊力:500オーバーの「おかん二人への壊滅的なツンデレ大感謝ホールド」を脳天に正面から直撃された混沌神と始祖ママは。


あ、あ、あああ……ステラちゃんが……僕に『頭を撫でてのご飯』を……ツンデレて要求したァァァッ! ああ、あああああ! 嫌だ、嬉しすぎて天界の全システムごと僕の魂が今すぐ蒸発しちゃうぅぅぅ

(大歓喜の大号泣)!!


王子様姿の混沌神が、本気で顔を真っ赤にして涙と鼻水をダラダラと流し、ピンクのフカフカ絨毯になった地面の上でのたうち回ってワンワンと大号泣し始めた。あの絶対の神が、娘のツンデレ一発で完全な幼児退行(バグ廃人)を起こしていた。


ステラァァァッ!! ママ、今すぐ割烹着を着て世界一美味しい特製吸血鬼スープ(※酒無し)を五千リットル作ってあげるわぁぁぁ(絶頂の号泣)! ああ、なんて可愛いの私の娘はぁぁぁっ!!


始祖ママも、プライドの全てを宇宙の彼方へかなぐり捨てて地面に額を擦り付け、狂ったように喜びの涙を流して、過保護なオカン属性を限界突破させて泣きじゃくっていた。


エルミナ先生のツンデレと、ステラの完全なる宇宙猫化

この、世界の頂点たちが一人のミニスカダークディーヴァ(中身おっさん)の前に、魔王領の中庭のピンクの絨毯の上で、揃って狂ったようにのたうち回って大号泣している異常すぎる光景。

その様子を、俺の後ろで『約束通りの見張り役(監視)』としてガッチリと控えていた全盛期(ツルペタ)姿のエルミナ先生が、腕を組んで、これ以上ないほど冷ややかな、そしてガチで引き切った瞳で見つめながら、ボソッとツッコミを入れた。


……あ、これ、よろず先生が新刊で『ヤンデレ神の独占欲がカンストしている』って書いてたの、100%事実だわ。っていうか、始祖の魔王も邪神も、ステラちゃんに許された嬉しさのあまり、完全に脳のネジが一本残らず吹き飛んで壊れてるわね。教育者としても、これは見ていて恥ずかしさでこちらの魔力まで狂いそうだわ


エルミナ先生がハァ、と深いエルフのため息を吐く。

……だが、そこで先生はフッと顔を赤らめ、ツルペタな胸元を隠すようにして、俺のチョーカーを見つめてきた。


ま、魔王領の滞在中、この私が責任を持ってこいつらを見張ってあげるわ。……だから、ステラちゃん。わしにも、さっきの『先生大好き♡』っていうやつを、もう一回だけ……その、個人的にプライベートで囁きなさい


「先生まで便乗して空回るんじゃねえェェェェッ!!」

俺の怒声のツッコミ

(※口から出ると『もうっ! 先生まで意地悪ばっかり……大嫌いぃっ……!///』になる)

が響き渡る中。

床でのたうち回って大歓喜の大号泣をしている邪神と始祖ママ、そして隣で顔を真っ赤にして「好きって言いなさい!」と迫ってくるツルペタ魔女先生。さらに後ろでは、ガチ軍服を着たリリィとスライム、そしてルシアンたち親衛隊ガチ勢が「お姉ちゃんのツンデレ、世界一尊いにゃ!!


新刊の限定ペーパーをさらに十万部増産にゃっ!!」と、目を血走らせて狂喜乱舞している。


その、逃げ場のない、全方位が完璧に狂ったヤンデレ親バカ&変態親衛隊の包囲網のド真ん中で。

俺は、頭のミニ王冠(デバイス)を抑えながら、本日最大級となる、

完璧な【宇宙猫(スペースキャット)】の顔になり、脳内の全思考が完全に停止してフリーズ(完全シャットダウン)した。


終わった……。俺、ホモ本(薄い本)を一時凍結させて平穏を勝ち取ったはずなのに……。親たちを許して絶交を解除したせいで、今度は『過保護な愛の全能暴走』という、これまでの何百倍もタチの悪い地獄のオアシス(砂漠)に完全監禁されちまったんだ……。

社会的尊厳どころか、この世界の物理法則ごと、俺の周りの人間全員が完璧に壊れてやがる……!

中身は30歳の元陸上自衛官。

魔王領での歓迎ライブを大成功で制覇した直後、俺は自分の放った「ツンデレ大翻訳」のせいで、世界の最高峰トップ3を完璧に精神崩壊(大空回り)させ、自分の意思を100%置き去りにしたまま、魔王領のピンクの絨毯の上で、ただただ白目を剥いて宇宙の心理を彷徨うのだった。


俺の涙ながらの絶叫

(※口から出ると『もうっ! みんなバカバカ、世界なんか爆発しろぉっ……!///』になる)が響き渡る中、世界を恐怖と萌えと過保護な愛で完全に支配した、中身おっさんの吸血鬼魔法少女(ロベルタ仕様)の、あまりにも賑やかでカオスな魔王領遠征は、これにてこれ以上ないほど綺麗に(?)大決着を迎えるのだった。

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